いわゆる三国時代から、のちの時代になりますが、
魏の4代目の皇帝の曹髦(そう ぼう)は、即位した時点で、すでに、司馬氏に帝位を奪われる寸前の状態であり、
非常に優秀だと言われていながら、皇帝でありながら、司馬氏に全く権力を奪われており、
最後は、発狂したような感じで、召使だけを連れて、司馬氏に殴り込みをかけて、
返り討ちになって死亡する、という、非常に可哀相な最後となっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B9%E9%AB%A6
しかしながら、彼は、当時、まだ20歳だったのですから、短気を起こさずに、十年、二十年と我慢し機会を待っていれば、いずれは、司馬氏もスキを見せることもあり得ただろうと思うのです。
皇帝なのですから、チャンスを待って、権力を奪い返すことも可能だったと思うのですが、どうでしょうか?
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