ある架空の優秀な人がいたとします。研究意欲が高く、西暦2000年の時点で20歳だったとします。
その人は記憶を引き継いだまま、西暦2000年~2050年まで、人生を10回ループできるとします。
つまり500年間、学び放題ですし、本人もそのことは知っているとします。また資産はたくさんあり、勉強や研究に専念できるとします。
そこでその人は、あるジャンルを極めようと思いました。
たとえば医学、文学、コンピュータ言語、社会学、心理学、数学、経済学、天体物理学など、文系から理系まで幅広いです。ざっくり言えば大学の学科か学部になるレベルです。
さて質問。その人が「ジャンル」は決めたとして、最初のループで学ぶなら、そのジャンル中の何がいいですか? 理由とともに教えてください。
たとえば500年間の時間があり、医学を学ぶなら、最初はスタンダードな内科か外科かな? と思います。コンピュータ言語だったらC++かPythonか・・・。入門者に簡単だという理由ではなく、その学問ジャンルの全体的な見通しが良くなりその後の学修に役立つという意味で、良い入門となるような部分を教えてください。
一つの分野を究極に修めようとするならば、
全分野に渡る広く深い知識教養が必要となってきます。
2000年~2500年の間、健康体を維持しながら、
全分野を網羅して、履修していきます。
始めに保険衛生学と基礎教養を身に着けることが肝要です。
全体の見通しを良くしながら、
その後の学習が滞り無く進捗する履修計画としては、次の通りです。
保健衛生学 ⇒ 基礎教養 ⇒ 数学 ⇒ 天文学 ⇒ 物理学 ⇒ 化学 ⇒ 医学
⇒ 電気電子学 ⇒ 情報処理統計学 ⇒ 経済学 ⇒ 東洋西洋古文漢文学
⇒ 東洋西洋建築美術宗教歴史学 ⇒ 法律学 ⇒ 美術工芸デザイン学 ⇒ 建築学
普通、学問とはそもそも分野横断的であって、
各ジャンルが重複なく分割出来る訳では無いと言う前提が必要不可欠です。
とりあえず、機械学習を極めたいと思います。
その学問ジャンルの全体的な見通しが良くなりその後の学修に役立つという意味で良い入門となるような部分だったら、
間違いなく、数学です。
人工知能研究を齧った身としては、論理は必須です。
私は、
微積 線形 統計 です。
一つの分野を究極に修めようとするならば、
全分野に渡る広く深い知識教養が必要となってきます。
2000年~2500年の間、健康体を維持しながら、
全分野を網羅して、履修していきます。
始めに保険衛生学と基礎教養を身に着けることが肝要です。
全体の見通しを良くしながら、
その後の学習が滞り無く進捗する履修計画としては、次の通りです。
保健衛生学 ⇒ 基礎教養 ⇒ 数学 ⇒ 天文学 ⇒ 物理学 ⇒ 化学 ⇒ 医学
⇒ 電気電子学 ⇒ 情報処理統計学 ⇒ 経済学 ⇒ 東洋西洋古文漢文学
⇒ 東洋西洋建築美術宗教歴史学 ⇒ 法律学 ⇒ 美術工芸デザイン学 ⇒ 建築学
k318様、ありがとうございます。興味深い系列ですね。
ただ今回は、この中の1ジャンルだけでOKではあります。
今回の質問ですが、「各ジャンルを渡り歩きたい」わけではなく、「ジャンルは1つに確定」で、その中で、という話です。たとえば数学だけでも、500年では足りないと思います。各ジャンルがからみあってるのは確かですが、それ言い出したらキリがないので、とりあえず、たとえば「経済学」なら、そのどこからスタートすればいいのか(経済学なら、自分的にはやはりミクロかなと思います)を教えていただければと思います。
いわば今回は、「各国の首都は?」とか「各都道府県の県庁所在地は?」に近いです。決して地球の中心や、日本の中心を知りたいわけではないのです。
どんな学問にも必要なもの。
それは、「統計学」ですね。
「統計学は最強の学問である」そうですし。
どんなデータも統計的に解析しないと何にもならないので、理系であれば必須。
(統計処理のための数学の実力の必要ですから、それは当然学ぶとして)
社会学でも経済学でも犯罪学でも医学でも心理学でも、統計学は必須ですね。
「学力の経済学」でも、教育にも統計学は必須と言っているし。物事の相関を知るには、統計学が必須です。
それに、「統計で嘘をつく方法」を知らないと、騙されて研究に支障が出ます。
ということで、最初のループでは統計学を極めます。
takejin様、いつもありがとうございます。
「統計学が最強の学問である」は、自分も読みたいと思っているのですが、何となく読んでいない本でした。
情報処理分野なら、論理学と機械語/アセンブリ言語。時間があるなら、それ以後のコンピュータ言語とかAIツールとかは順番にやっていけばよい。
医学分野なら、大きく2つ。解剖学と、DNA/RNAにかかわる生化学。
sibazyun様、ありがとうございます。了解です。
「西暦2000年から500年間、学び放題」は、「西暦2500年まで」ではなく、
2050年に達すると成長した自分を維持したまま2000年から再スタート、ですね?
その場合、周囲の成長・社会の発展はリセットされるということでいいでしょうか。
最初はまず語学、次に歴史でしょうか。
語学をマスターしたうえで歴史を学び、
既存の学問がそれぞれの分野でどこまで達しているのか、
どこまでは先人が解明済なのか、
どこに矛盾や未解明な点があり掘り下げる必要があるのか、
把握できて、ロスが減ると思います。
そのうえで、次に社会学とか、心理学とかですかね。
おそらく質問者様も感じたと思いますが、
手足になる助手を使って並行かつ横断的に探究するにしても
リスタート時に毎回助手を再育成しなければいけませんし、
自分の50年間の成長・成果は社会では共有されていないので、
自分が達した高みは社会にとっては飛躍しすぎる事象ですから、
自分の助手となりえる多様な人材に、
自分自身の言葉で(誤訳・齟齬なく)伝える技能がなければ、
理解・同意・共感を得て分業してもらうのは容易ではないかもしれません。
分業が進めばその先は早いかもしれませんが、それでも500年って短いですね。
ロスを削ぎ落とすためにも、まず足場固めが必要と思います。
nakamy-2114様、ありがとうございます。「2050年に達すると成長した自分を維持したまま2000年から再スタート、周囲の成長・社会の発展はリセット」でOKです。
というのは、500年も先の未来はまったく予測がつかず、いま重要と思われるジャンルがぜんぜん重要ではなかった、ということもありうるからです。(500年前のはてなで聞いたら、馬術とか剣術になるかもです)
ただ、今回の質問は、「語学」→「歴史」というのは大きすぎで、たとえばマスターすべきジャンルを「語学」と決めたらどこか、とか「歴史」と決めたらどこか、という話です。
今回の自分が真に興味があるのは、各学問ジャンルの「尾根」はどこか、という話です。山で迷子になったらまず尾根に登れっていいますよね。
語学最優先、は変わらず、さらにその中で絞るならラテン語からですね。
欧州言語はラテン語からの派生が多いと聞きます。
英語と中国語も捨てがたいのですが、漢字圏である日本人なら
中国語は僅かながらニュアンスがつかみやすい印象ですし、
英語は極めはできずとも義務教育で基礎程度なら習得できそうです。
k318様、ありがとうございます。興味深い系列ですね。
2020/08/29 17:44:48ただ今回は、この中の1ジャンルだけでOKではあります。
今回の質問ですが、「各ジャンルを渡り歩きたい」わけではなく、「ジャンルは1つに確定」で、その中で、という話です。たとえば数学だけでも、500年では足りないと思います。各ジャンルがからみあってるのは確かですが、それ言い出したらキリがないので、とりあえず、たとえば「経済学」なら、そのどこからスタートすればいいのか(経済学なら、自分的にはやはりミクロかなと思います)を教えていただければと思います。
2020/08/29 17:52:07いわば今回は、「各国の首都は?」とか「各都道府県の県庁所在地は?」に近いです。決して地球の中心や、日本の中心を知りたいわけではないのです。