VVFケーブルの外装を剥ぐときに、かなりの頻度で絶縁被覆へ傷をいれてしまいます。試験で規定されているのは「芯線が露出している」と欠陥になる、ということなのですが、逆に言えば芯線が露出しない程度のキズであれば別に構わないという理解でよいのでしょうか。
たとえばこんな感じです。
「 電線に傷を付けない 」とは、
心線に傷をつけると,接続のとき,その部分から折れてしまう場合があります。
心線には傷がなくても,絶縁被覆に傷があり,心線が露出 しているとき,
ほこりなどが原因で発火する危険もあります。
シースは絶縁電線を保護するために設けられているため,
シースが割れてしまっては,保護の役割を満たしていません。
接続場所及びそれ以外のところであっても不合格であると言えます。
ただし,表面に傷がついている程度のものについては欠陥と致しません。
とのことです。
https://www.denkou2syu.net/kekkan/ng_densen/
電線損傷 欠陥の判断基準
https://eleking.net/k22/k22-kekkan.html
https://www.shiken.or.jp/candidate/pdf/handankizyun2017.pdf
https://www.hozan.co.jp/denko1/skill/defect.html
https://denkou-goukaku.com/kouzisi-kekkan/
ケーブルを折り曲げたときに絶縁被覆が露出するものは欠陥になります。
ケーブル外装損傷で縦割れが20mm以上のものは欠陥になります。
電線を折り曲げたときに心線が露出するものは欠陥になります。
ただし,リングスリーブの下端から10mm以内の絶縁被覆の傷は欠陥としない。
心線を折り曲げたときに心線が折れる程度の傷があるものは欠陥になります。
とのことです。
ありがとうございます。提示した写真だと被覆に傷はありますが芯線は露出しないのでOKってことでいいのでしょうか。
2020/08/09 05:42:53「表面に傷がついている程度のものについては欠陥と致しません。」ってことですね。
2020/08/10 09:46:22