匿名質問者

 コンクリート瓦と乾式コンクリート瓦の関係を教えて下さい。コンクリート瓦といえば、乾式コンクリート瓦に決まっているのでしょうか。或いは、乾式でないタイプのコンクリート瓦もあるんでしょうか。


 コンクリート瓦をセメント瓦と間違えることと、セメント瓦をコンクリート瓦ですよ、と間違えること、どちらが多いでしょうか。
 コンクリート瓦は、セメント瓦に似せて作ったのかな。それならば、コンクリート瓦をセメント瓦と間違えるのは、仕方なさそうです。逆は、そうでもないと感じます。

 セメント瓦はセメントで作られ、コンクリート瓦はセメントとその他の骨材で作られていますから(たぶん)、セメントが主成分である点で同じように感じます。メンテナンス方法は同じじゃないか、と思うのですが、どうも違うらしいです。どうしてなのでしょうか。
 セメントに繊維を混ぜるとスレート(人工スレート)になるという説明もありますが、すると、スレート瓦もメンテナンスは、セメント瓦やコンクリート瓦と同じじゃないか、と思ってしまいますが、どうなんでしょうか。

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  • 終了:2019/05/14 03:20:05

回答1件)

匿名回答1号 No.1

https://www.nakayama-saiko.com/dryprocess

どちらもセメントが主原料ですが骨材を入れて成形し塗装して仕上げたのがコンクリート瓦・・つまり塗装のおかげで新しい時には粘土を焼き上げた亙のように見えるけど、和瓦に比べて重くて、強度も耐久性も落ちるのがコンクリート瓦です。

http://www.yaneyasan13.net/%E7%B2%98%E5%9C%9F%E7%93%A6%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E7%93%A6%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E7%93%A6%E3%80%81%E7%93%A6%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E8%A6%8B%E5%88%86%E3%81%91%E6%96%B9

セメント瓦は型にセメントを流し込んで乾かしただけの、コンクリート瓦よりも安価で割れやすく塗装して仕上げる方がコスパが良かった亙ですね。
コンクリート瓦よりも和瓦よりも軽いので、柱や基礎が比較的弱くても大丈夫というコスパに優れた面があった。
コンクリート瓦は和瓦の代用品として使われましたが、セメント瓦はとにかく安く建設できる屋根材として敗戦直後には多用されました。
セメント瓦の施工例の方が多いと思う。
塗装されていなかったり、塗装が薄い方がたいていはセメント瓦です。
うちの近所にも生き残っているけど、人件費が高い昨今では、どちらもほとんど消滅寸前の素材です。
どちらも雨漏りを防ぐには定期的な塗装工事が必要な素材です。

現時点ではどちらも販売されていませんが、どちらも昔は安かった。
耐久性を犠牲にして費用を節約した建築にはそれなりに使われていました。

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匿名質問者

ありがとうございます。
陶器の瓦は焼成しますけれど、乾式コンクリート瓦、セメント瓦は、いずれも、型で形を作り、乾燥させる(養生させる)から、良かったのですね。陶器は焼成するので大きさと形が微妙にぶれるのですね。

2019/05/09 02:22:23
匿名回答1号

ついでに言えば、当時のスレートにはアスベストが含有されていて、やたらめったら耐久性が高い。
スレート素材はコンクリートよりも軟らかいので精度の悪さや施工の不具合をある程度吸収してくれる。
昔のスレートで葺かれた屋根は強度もあり、なかなか雨漏りしないという特徴がある。
スレート瓦だけでなく、スレートの波板でもアスベスト入りだと屋根地無しでも耐久性は高い。
スレート素材の場合、通常の使用においてはアスベストの飛散はほぼ無い。
ただ、アスベストの含まれた建材は廃棄の際に、現在ではかなりの廃棄費用が必要になる。
管理型の最終処分場に埋めるか超高温で溶かすかする必要があり、一般廃棄物よりも処理費用が一桁高い。
現在販売されているスレートにはアスベストが含まれていないが、処理費用は安くても耐久性はかなり落ちる。
どちらが良かったのかねぇ。

2019/05/09 22:46:36

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