受動喫煙対策法が成立したのですけど、７月１８日夕刊第１面で「屋外や仮定は周囲の状況に配慮すれば喫煙できる」とありました（日本経済新聞）。

匿名回答１号さまへ

種々有難うございます。

ＵＲＬを確認したところ、
「改正法は、事務所や飲食店など多数が利用する施設の屋内を原則禁煙とし、喫煙専用の室内でのみ喫煙できるようにする。」
ということですが、条文ではどのような書き方なのか、と思いました。

事務所や飲食店など、、、ということで多数が利用するという意味がよくわかりませんでした。
『弁護士事務所や司法書士事務所のような、クライアントが立ち入る場所』、
『会社の営業部（応接室）のように、取引先関係者が立ち入る場所』、
『小売店の店舗のように不特定多数が入る場所』とか、『飲食店のような不特定多数が利用する場所』のことだろうか、
と読めたからなんです。
会社の一般の執務室でしたら、会社の人しかいませんし（通常は）、社員食堂も一般の人は来ません。
そういう場合は、今回の改正法で、特に、厳しくなったわけではない、対応不要である、
ということだろうか、と思ってしまいました。
というわけで、条文が知りたいと思ったところです。

ありがとうございます。
屋内では、喫煙専用室以外は、喫煙は不可。
屋内で喫煙可能とする為には、喫煙専用室を設けることが法的に義務になるわけですね。これはコスト面で厳しいことになるかもしれないです。
ただ、ここでいう「喫煙専用室」というのが、どの程度、煙の漏れを防ぐことが要求されるのか、そこの見極めが大切だと思いました。

他方、屋外なら、わりと自由かもしれない、
隣接ビルにタバコの煙が向かっても、とやかく言われる可能性は薄い、
公衆用道路に煙が立ち込めても、通行人がわざわざ苦情を言う可能性も少ない
のかもしれない、と思いました。
もちろん、これでいいのか、とうかは別問題ですが。


屋外では、わりと自由ということですね。

ご助言まで頂き有難うございました。

　あまり褒められたことではないですが、
　「国及び地方公共団体の責務について」を見ると
　　　＞努める
　ということですから、
　当面は様子見でよい、と思いました。

　理由は、次のとおりです。
　
　偶然、煙を吸ってしまった、公衆用道路の「通行人」が、
　わざわざ、当局に通報するとも思えませんし、
　当局がそれに対して動くとも思えません
　　　（「このビルの従業員の喫煙です」と、
　　　　　証拠が呈示される筈はないので）。
　また、厚生労働省ＨＰによると、
　タバコの煙は、風下１０mに及ぶそうですが、
　この理屈に沿った対応などは、行政が行おうと思っても、
　できる筈ないと思えますし（？）。
　結局、屋外の規制は、
　このままでは、有名無実になってしまう可能性があるかもと
　思いました。
　実際に、どういう運営にすべきかは、
　当局としても、様子見としたいのかもしれない、と感じた次第です。

　　　　－　＊　－　＊　－　＊　－

　ご紹介いただいたＵＲＬの記載、
　特に、屋外についてですが、
　わかりにくのですが、
　要するに、「努力義務にすぎない」と見えました。
　このような回りくどい書き方をしているのは、
会社の設備担当としては、
　「当社としてはうまく立ち回れる」と喜ぶべきか、
「担当者としては、板挟みになるかもしれない」と悩むべきか、
　難しいです。
　また、国、県、市町村、施設管理権限者とか、は、
「相互連携して、、、協力するよう努める」
　ですから、思わず脱力してしまいました。
当面は、「ぶらかし」で様子見かと思いました。

　屋内については、すでに分煙しており、
　この法律との兼ね合いでは、とりあえず、及第です
（「完全分煙」という意味では達成できていない筈です）。
　屋外については、この法律は？？？であり、
　とりあえず、様子見するのが、会社的には最善である。
　という感じで、来年度予算については、纏めてしまえばよかろうと
思いました。

＞「 公衆道路や近隣ビルの敷地」が「近隣ビルの敷地（人は通らない）」
＞　ならOKだと思うけど
＞　公衆道路（人が通る）　はまずいと思う

　有難うございます。たしかに「まずい」と思いますし、
　良心的に考えれば、たしかにそのとおりだと思います。
　しかし、他人に「良心的（？）な行動をとらせることはできない」と思っているんです。
　裏から言うと、当社も「良心的行動を求められる謂れはない」と思います。
　ですから、法律で強制してもらった方が、社内的な調整も楽であり、スッキリします。

　東京の某所の一般事務所ですが、駐車場でタバコ吸ってます。
　実は、隣が病院で、病院の本館と別館の間の渡り廊下には、煙が流れてました。
　同じく、東京の某所のコンビニエンスストアの入り口横に、喫煙スペースがあり、
　向いが病院で２階以上は入院棟となっていました。
　空気の入れ替えの為に窓を開けることは、できない状況と聞きました。
　後者は、コンビニという点で、不特定多数が来る店舗ゆえ、今後は駄目かもしれませんが、
　前者は、一般の会社の事務所ですから、今回の健康増進法の下でも、結論的には
　なんら問題はなさそうな気がしております。
　両方とも、私が通ったことがある病院です。
　とりあえず、今年度は、通院がてら、観察をして、
　自分の仕事の中で参考にしようと思います。

有難うございます。

　行政は、裁判とは違い、証拠という議論がないのですね。
　行政訴訟に持ち込めば、なんとかなりそうじゃないか、という話も出そうです。そこはどうなのでしょう。
　
　しかし、とにかく、マスコミに知れたら、そのときの状況によっては叩かれますし（有名企業の場合）・・・・・。
　マスコミは、その話題が、視聴率や購読数に繋がると思えば、扱ってくると思います。

　霞が関の某官公庁の建物で、
　屋上が喫煙場所となり、
　そこからモクモクとたなびかせているところもありますが、
　風下に、他のビルの屋上（開放された）や
ベランダ（開放された）がないか、
　現状は、検証していないと思われます。
風向きは、しばしば変わるわけですし・・・。
　屋上ゆえ、公衆用道路に煙が及ぶわけはないだろう、
ということだと思います。
　霞が関の官庁ビルが守らないルールを、
民間企業が守る必要はありませんから、
オフィス街にあるビルの屋上やベランダは問題ないと思っています。
　ただし、今後は変わるかもしれないです。
おっしゃるように、立ち入り検査などで、厳しい取り締まりが起きる
　そのような可能性もあると思います。