ライトノベルは読まないのですが、書いてみました。

若年層向けの展開の早いわかりやすい小説を
ライトノベル、ラノベと定義づけているようです。
重苦しい心理描写の続く純文学からすれば、おなじ小説でもかなり読み心地が軽い。
また表紙や挿絵で想像力を補いやすい。
ややこしい国の多い戦記物では地図の挿絵も多い。
注のかわりに地の文で説明する。
それぞれのキャラクターの口調に語尾変化など入れて
色濃く特徴づけることで会話の途中で読者が迷子になることもない。
そういった工夫がラノベの特徴といえます。
　
質問文にあるように異世界が舞台で、それに加えて質問主さんが若年層なら
よほど突出した個性がないかぎりどうやっても「ラノベ」ができるでしょう。
　　
現在はラノベも異世界ものという大ジャンルの上で小ジャンルが百花繚乱しているので、
自分の小説が「異世界〇〇もの」の「〇〇」部分に
どんな言葉があてはまるかを自分で考えた方がよいです。
どうしても分類が無理だとおもっても、
男性向け、女性向けと入れるだけでもわかりやすいです。
　
なお昭和なかばごろまでは高校生以下が主人公になる小説（絵本、童話以外）が少なかったので
ジュブナイル（若年層向けという意味）というジャンル名もありました。
また恋愛小説系には書店で「耽美」などのジャンル名がついていることがあります。
自分に個性があると信じるのなら居場所と先達を探しあてるためやはり「読め」というしかありません。