太平洋戦争終結時に日本に復員せず、東南アジアに土着した旧日本軍兵士へのインタビューで構成されたドキュメンタリー映画です。登場する元日本兵は2人か3人だったはずです。
1人は村の名士として社会的・経済的に成功した温厚な人物です。彼は終盤にかけて、自分か戦友が(おそらく飢えのあまり)食人におよんだことを告白します。
もう1人は昭和天皇のアルバムを持ち歩いている、狂信的な天皇主義者にみえる(実際にそうである)人物です。終盤にかけてアルバムを開いて、昭和天皇の写真を指しながら、「こいつが人殺しだ、こいつのために俺たちは人を殺したんだ」みたいなことを言い出します。
上映館: おそらく、東京渋谷のシアター・イメージフォーラムで見たように記憶しています。
似てるけど違う映画のリスト:
・「ゆきゆきて神軍」: 共通点が多いのですが、別の映画です。実は奥崎さんの記事を読んで上記の映画を思い出したのです。
・「蟻の兵隊」
・「アンブロークン」
コメント(0件)