考えているのは、アーモンドや、クルミや、ラッカセイです。
木の実ではありませんが、ゴマも同じか、と思っています。
ナッツはかたいのでペースト状になるまで自然と噛んでます。さもないと喉に刺さるので。
自分のうんこを観察したことがありますか?
噛まないとそのままの形で出てくる物が多い。
繊維質の物は間違いなく飲み込んだ形を保ったまま出てきます。
ナッツの類はデンプン質ですが、多少は溶けて吸収されるようです。
もちろん、ぐちゃぐちゃに噛み砕いてから飲み込んだ方が吸収は良い。
しかし、あまりぐちゃぐちゃだと歯触りや香りが悪くなります。
100%噛み砕くのは、時間が掛かりすぎて現実的ではありません。
一応はまんべんなく細かくなるまで奥歯で噛み砕く程度で十分だと思います。
噛んで細かくなった部分はかなりの割合で吸収されますから。
くわしいご説明をありがとうございます。二点、確認してもよろしいでしょうか。
>繊維質のものは間違いなく飲み込んだ形を
歯で砕かなければ、結局ダメなんですね。少しは、溶けるのかもしれませんが。
溶けるというのは、胃液の酸のためでしょうか。
>ナッツの類はデンプン質ですが、多少は溶けて吸収されるようです
でんぷんが少しは溶けて吸収されるのですね。
これは、繊維質のことでしょうか。でんぷんが集まり、セルロースになっている
というはなしでしょうか。
セルロースならば、いくら砕いても、吸収されることはないですから、
繊維質とは別の話と解釈しましたが大丈夫でしょうか。
繊維質をペースト状にまで噛めばもっともっと、
中のデンプンが表に出てきて
セルロースの壁に邪魔されず、
デンプンが腸壁から吸収されるという、そういうことでしょうか。
学校の授業で習ったことがあるとは思いますが、胃酸は希塩酸に近い成分で、油脂は良く溶けます。
油の吸収率は高い。
炭水化物も結晶質の表面からかなりの深さまで、と言ってもコンマ数ミリ程度ですが、浸食され、溶融して吸収されます。
胃の次にある十二指腸では消化酵素が分泌されます。
胃酸で崩れかけた食物の表面から浸透して各種栄養素を分離させます。
細かい分子となった栄養素は小腸と大腸の細かい襞を蠕動運動によって運ばれながら、徐々に腸壁に染み込む形で吸収されます。
こうやって書いてみると吸収されないものは無いようにも見えますが、かたまりが大きいと消化液が届かないで、そのまま排出される物もあるってワケです。
特に科学的に分解されにくい繊維質や、強固に結合してしまったタンパク質の加熱された分子などは、未消化のまま排出される確率が高いわけです。
例えば牛乳は加熱しない方がタンパク質の分子が結合しないでアミノ酸により近い形で残るので吸収されやすい。
卵もそうです。
タンパク質は加熱すると重合して大きな分子になって吸収されにくくなります。
逆に発酵すると分解されて吸収しやすくなります。
炭水化物はブドウ糖が重合してできた物ですが、OH分子の端がくっつくか離れるか程度の化合なので、比較的容易に分解されます。
しかし、ナッツはタンパク質や脂肪も複合しているため、結晶構造のような比較的強固な組織です。
元々炭水化物よりもタンパク質や油脂の方が分解されにくく吸収しにくい。
ほとんど炭水化物だけで構成された御飯やパンと比べると吸収しにくい。
従って、含有されるミネラルなども併せて吸収することになりますが、細かく噛み砕かないと消化酵素も胃酸も力及ばず、未消化のまま排出される割合が増えます。
実際たべてごらんになればわかるとおもいますが、ものを食べて飲み込むときは砕けてペースト状になっています。臼歯がありますから。
2015/09/16 21:36:48一口を30回ずつ噛むとかいわれますが、そこまでかまなくてものみこむころ茶碗に吐き出してみればよくわかるとおもいます。
2015/09/16 21:37:34