推理小説(もどき)を書き始めました。
で、よくある山荘ものなのですが、そこでの殺害方法について。
・仕掛けられたボーガンなんかの矢が被害者を撃ち抜く
・毒が食事に盛られていた
以外のよくある殺害方法を教えてください。6~7人殺さないといけないのですが、刃物ばかりじゃ飽きると思って
ピアノ線を使う。
濡れ半紙一枚に睡眠薬のアシスト。
あるいはラップで窒息させる。
溺死。
秘孔を突く。
落とし穴。
バネ罠。
感電死。
薬の差し替え。
レーザー光線。
刃物と毒物以外ではこれくらいかな?
類語辞典をざっくり眺めると「射殺・毒殺」以外に
斬殺、刺殺、銃殺、絞殺、扼殺、殴殺、撲殺、焼殺、轢殺、圧殺、爆殺、
噛み殺す、蹴殺す、踏み殺す、溺死(水死)、餓死、墜死(転落死)、
窒息死、ショック死、感電死、腹上死、凍死
なんかが載ってます。
追記【2014/11/20/17:00ごろ】
一酸化炭素中毒。
火曜日は焼死、水曜日は溺死、木曜日は木刀で撲殺、金曜日は刃物で刺殺、土曜日は地下室か床下に埋める、とかどうでしょう。日月が思いつかないんですが(すでに誰かが書いてそうな気もする)。
薬物によるもの:ニコチン(タバコから抽出。結構大変だが、そこは省略)、スズランの花瓶の水(これも致死量が・・・)、トリカブト、青酸化合物、ヒ素、睡眠薬、カフェインを抽出(お茶缶一缶くらいだからこれは容易に手には… いや黙っておこう)塩化カリウムを点滴に入れる。石鹸水、高濃度のアルコール等、注射しちゃうと即死に近い薬物はたくさんある。
絞殺(縄、ネクタイ、シーツ、電話線、こたつのコード)
転落(二階から、崖から、階段落ち)
アレルギー反応:そばアレルギー
溺死:風呂場、洗面器、近くの川
鈍器:花瓶、氷の塊、砂の入った靴下、バールのようなもの、トロフィー
餓死:日数が必要だから、これは怖い
熱中症:風呂場、天井裏、暖炉の裏側、ボイラーの上
遭難:寒冷死だね。雪の中で寝る。山荘のすぐ横までたどりついたのに・・・
排気ガス:雪で排気がこもってしまうこともある。
焼死:念力発火ってどうです
火傷:包帯まいてミイラ男とか、見にくい容貌のためすけきよマスクとかで人物特定できなくなるとか。
圧死:箪笥が倒れてきて。
虫・蛇・カエル・魚等の生物毒他:コブラ飼ってるとか、ムカデとか、スズメバチに襲われるとか。フグ食べちゃうとか、ピラニアに食べられちゃうとか。ヒグマに襲われるとか。
※ なんで、そして誰もいなくなるまでに時間がかかるのかわからない。
殺す相手を閉じ込めて火事起せば終わりなのに。または、いっぺんに毒でも飲ませるとか。招待客なら、ボツリヌス菌でも仕込んでおけば、あら食中毒ですみません。どうにも山奥で、医者も呼べなくて手遅れでした。で、犯罪にもならないんじゃ。
崖(川、海)につきおとす
凍死(業務用冷凍庫、屋外、物置など)
窒息死(キンコ・業務用冷蔵庫、消防設備など)
重いもの(車など)でつぶされる圧死 などですね~
ちなみにあとでみるとある遺体だけなくなっているのがセオリー☆
ここまで、どうして「斧」が出てない?
山荘と言えば、暖炉。
暖炉と言えば、薪。
薪割りと言えば、斧じゃないか。
感想は、さておき。
6~7人殺さないといけないのですが、刃物ばかりじゃ飽きると思って
吹雪の山荘や、絶海の孤島での連続殺人で、大切なのは一人の犯人が、殺人を犯していること、というアピール。
凶器にある程度の一貫性があることも、そのうちのひとつじゃないかな、と思います。
暖炉の前で大の字に転がっている胸から、にょきりと生えている時代がかったデザインの短刀。
「これって、壁にかかっていた……」
皆が振り向いた壁には、飾ってあったはずの七本の短刀がなくなっている。
まだまだ、人が死ぬわけね、というコード。
暖炉の前で大の字に転がっている胸から、にょきりと生えている使い古したノミ。
「これは、うちで使っていた道具に似ている……」
管理人が納屋を確認したところ、大工道具を入れていた道具箱がなくなっている。
次は、金づちかノコギリか。
道具箱に入ってる凶器になりそうなものは、後、いくつ残っているか。
暖炉の前で大の字に転がっている男の頭は、ぱっくりと傷口を開けている。
「これは、何か重たくて鋭いもので一撃にされてますね。例えば、そう、斧のような……」
管理人が納屋を確認したところ、薪割りに使っていた斧がなくなっている。
男の頭をかち割ったであろう斧は、見つかっていない……
推理小説じゃなくて、ホラーになっちゃうかな。
毒は、連続殺人には向きませんね。
二人目が殺された後には、誰も食べ物や飲み物を、口にすることができなくなってしまう。
という、状況は、ある意味、書きやすいのかも。
バリエーションにも、工夫の余地はある。
同じものを口にしたのに、一人だけが死ぬ、とか、山荘にくるときから肌身離さず持っていた薬に混入されているとか。
その場で機転を利かせて、手近なもので殺人、というのも悪くはないけど、その場合は、凶器以外の小道具で、あからさまにアピール。
最初の殺人で犯行声明(血文字とか)や、バラの花が添えてあるというような、関係者だけが分かるサインとか。
最初のひとりは、崖から落ちての転落死で、連続殺人かどうか分からないところから導入、ってパターンもありますね。
なんてことを、思いました。まとまっていませんが。
最初の犠牲者は、居間に飾られていた大きな花瓶で撲殺される。
二人目は、廊下に飾られていた小振りなブロンズ像で撲殺される。
三人目が、納屋にしまわれていたであろう七輪で撲殺される。
山荘内の鈍器類をすべて納屋に運び、鍵をかけて封印する。
四人目は、台所にあった南部鉄器のすき焼き鍋で撲殺される。
台所にある鍋類や、念のために包丁なども納屋に封印する。
食事は味気ない保存食になるが、吹雪がやんで、雪崩でせき止められた村道が開通するまでの辛抱だ。
五人目が、缶詰で撲殺される。
中身が詰まった業務サイズのトマト缶は、人を殺すには十分な重さと固さを兼ね備えている。
保存食は、乾パンのように紙やビニルで包装されたものだけに。
頭蓋骨が陥没して絶命した状態で、六人目の犠牲者が見つかる。
辺りに凶器は見当たらない。
探偵役が、遺体の周りに散らばっている砂に気が付く。
「砂も、こうやって使えば、立派な凶器になります」
砂を詰めた靴下を思い切り振ると、合板を貼り付けた壁にぽっかりと穴が開く。
スマホで見たネットニュースでは、村道が開通するまで、後、一日、二日の辛抱らしい。
大きな居間の窓を釘で打ち付け、ふたつのドアを大きな家具でふさぐ。
明日には、村道が開通する。今日が最悪の数日間の最後の夜のはずだ。
皆が寝静まった深夜に、金属音と鈍い打撃音。それに続く くぐもった悲鳴。
まさか。
居間の中には、スマホより重たいものは、一人では持ち上げられないものしかないはずだ。
明かりがついた居間に転がる最後の犠牲者の前には、血まみれの丸めた布を片手に下げた犯人が。
「終わった……」
手から落ちたTシャツは、ずしゃりと重たい音を合図に、百枚はあろうかという小銭を床にぶちまけた。
山荘にはぜひ10人のインディアン人形を飾ってもらいたいです。
七輪で撲殺、という状況が気に入ってしまったので、ちょろっと追記しました。
餓死と言えばノックス「密室の行者」かな。
2014/11/20 16:30:35アレルギーは、島田荘司がいくつか書いてますね。
「IgE」というそのまんまな題名の作品もあります
あ、勘違い。そっちの方ですね。ユダの窓は弓矢だったか。
2014/11/20 17:04:40