匿名質問者

量子コンピュータはアナログ的だという書き込みをネットで見たのですが、よくよく考えたら特定の用途ならアナログのコンピュータのほうが早い計算とかありそうですよね。と思って調べたところ、あまり情報がありませんでした。wikiにはハイブリッドコンピュータの記述が少しあったのですが・・・。

なぜアナログ・ハイブリッドコンピュータがよく使われないのか、その歴史などをご存知の方はいませんか?

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  • 終了:2014/07/05 08:10:04

回答4件)

匿名回答1号 No.1

そりゃ、アナログコンピュータができれば、最速でしょう。
二進法に書き換えなくていいもの。
扱える次元数が全然違う。

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匿名回答1号

だから、実現できればって話で。
昔から、夢のコンピューターって言ってたでしょ。

2014/06/28 14:45:51
匿名回答2号

ああ、「できれば」ってそういう話ですね。

そんならついでにディレイ無しのAD/DA変換器も出来てくれれば、アナログとデジタルのいいとこ取りできて最高ですね!

電圧なんてケチくさいこと言わずに、電場や磁場を直接制御できれば、ベクトル演算も完全並列で!

2014/06/28 18:13:29
匿名回答3号 No.2

単純に、通常のアナログ回路には「誤差」があるからです。
デジタル処理は扱うあらゆるデータを数値にするので、誤差は絶対にありませんが、アナログ処理はデータを電圧レベルなどとして扱うので、値に必ず誤差が生じます。
また電源品質や外部からの電波ノイズ、動作時の温度などによっても微妙に値が変わるため、同じ処理をしても結果は同じになりません。
計算処理の中核部分にアナログ処理を入れると、この誤差が累積していって、最終的には結果がめちゃくちゃな値となってしまい実用にならなくなります。
このため、コンピュータ計算におけるアナログ処理というのは、非常に使い所が限られるのです。

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匿名回答2号

どこまで厳密な話をするかってことになるんですが、AD/DA変換が誤差ゼロだったとしても、連続事象をデジタルでエミュレートしようとすると離散的に扱わざるを得ないため、「デジタル計算で誤差は生じていないが、エミュレートしたい事象からの誤差が累積してゆく」というケースはありますね。本来発散しないはずの計算過程がカオス的振る舞いをみせるとか。

2014/07/01 00:27:21
匿名回答4号

「デジタル処理は扱うあらゆるデータを数値にするので、誤差は絶対にありません」と「絶対」と言い切られると茶々と入れてたくなるんだよね。
数値演算には誤差は存在しないとでも?

2014/07/02 21:09:41
匿名回答4号 No.3

精度が出せないからですよ。
デジタルの場合は精度を出すにはビット数を増やすだけですが、アナログの場合は1桁精度を上げるのに大変な技術が要ります。



ちなみに、アナログの電子回路は全て微積分と積和で表現できます。
微積分自体も積和で表現できますから、AD,DSP,DAの処理速度が上がれば、アナログ回路は全てデジタル処理できるようになります。

匿名回答5号 No.4

アナログ計算が流行らない理由


(1)アナログ計算は,並列化しづらい。デジタルならソフトウェアで対処できるが,アナログだと並列で回路の増設が必要。


アナログとデジタルの違い。 - 物理学 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/648664.html

  • アナログ回路で計算しようと思うと、並列に多数の回路を作らなければなりません。したがってアナログ回路の利点が帳消しになってしまったのです。デジタル回路ならソフトウエアを駆使すれば複雑な計算も可能になります。

_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicejl1962/27/12/27_12_1115/_pdf

  • 情 報の媒 体 と しての光 は,本 質 的 に並列性を備えてい る点 に大 きな特徴 がある.し か し,こ の並列性を真 に生かす ア ルゴ リズムが少 な く,し か も演算の汎用性を付与す る ことが難 しいため,実 際に システム として実現 されて いる ものはほ とんどない


(2)アナログ計算は光速だが,誤差や外乱に弱い。


http://www.opt.utsunomiya-u.ac.jp/~yatagai/Lectures/opt-comp/opt-comp2.htm

  • 光学的マッチトフィルターは,他のパターンマッチング技術やパターン検出認識技術(通常はディジタル計算機による)と比較して,処理スピードが極めて高速であるという優れた特徴があるが,処理の柔軟性にかける欠点がある.これは,光学的なアナログ情報処理技術全般に共通する欠点である.例えば,入力像の倍率が異なったり,あるいは,回転があると,識別能力が著しく低下することが知られている.


(3)デジタル計算が十分進歩しておりアナログに戻る必要性が無い。アナログ派リアルタイム性を持つが,デジタル計算のクロックもほぼリアルタイムと言えるほどまでに高速化した。


Information-Photonics
http://www.opt.utsunomiya-u.ac.jp/~hayasaki/member/hayasaki/i-photonics.html

  • 1990年代後半,光コンピューティングの研究は半導体技術と協調する形でかなりのレベルに達した.しかし,半導体技術の急速な進歩に引きずられる形で研究全体の方向性が揺らぎ,発散したことにより,研究者が当初夢に描いた「光コンピューター」の実現に至っておらず,基盤となる概念や理論の創出を果たせないままでいる.


光情報処理
http://www.osj-jsap.jp/50th_cd/main/keyword/joho_020.htm

  • 全光学システムの提案もあるが,現状では減算や非線形処理,学習機能は電子回路を用いるほうが現実的である.実用化には高並列スマートピクセル等の光・電子融合デバイスの開発が必要である.


光情報処理
http://annex.jsap.or.jp/OSJ/50th_cd/main/ronbun/joho/joho01.htm

  • しかしながら,エレクトロニクスの発展にともなうコンピューターの演算能力の劇的な向上は,光情報処理技術の存在意義を危うくしている.

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