ノゲノラがお好きなら「ミスマルカ興国物語」がオススメです。バカでスケベで、実は頭の良い王子が、卑怯だったり姑息だったりな、ずる賢い手段を惜しみなく使って、強大な敵国を倒そうとするコミカルな(でもときどきシリアスな)ファンタジーです。
あるいは、「天鏡のアルデラミン」はいかがでしょう。遥か昔から精霊たちと暮らしていた、だがいま「科学」が広まりつつある世界を舞台に、癖のある若者たちが集まって、小さな王女様のもと、戦争で活躍していく、本格的な(そしてすごく読みやすい)ファンタジーです。
完結している作品をひとつ。
異世界ものですが、ファンタジーじゃありません。
日本の学校が舞台で始まりますが、どこかの国と戦争していて、学校に核シェルターがあったり、携帯電話が法律で禁止されている世界です。
夜の列車から見る駅長に向かってつぶやく「友軍機(フレンドリー)」、全身に激励の寄せ書きをされたパイロットスーツを着せられて、出撃させられそうになるヒロイン(イリヤ)が可哀想で、少し泣けます。でも、じめじめしたお話でも、どろどろした話でもありません。
人類は衰退しました シリーズ
PSYCHO-PASS 上下巻 0巻
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