タイは、国軍司令官、陸軍司令官、海軍司令官、空軍司令官ですね。戦前のドイツも陸軍司令官、海軍司令官、・・・かと。
米国は、陸軍参謀長、空軍参謀長、・・・という名前ですね。日本も、陸上幕僚長、航空幕僚長、・・・。
韓国も、、、。フィリピンもそうだったかと。イギリスも、似たような名前。
誰かに任命されるのが、司令官、組織内人事で決まるのが、参謀長。
ちなみに、最高指揮監督権者は、自衛隊が内閣総理大臣、アメリカ軍がアメリカ合衆国大統領です。
また、日、韓、比が米国と同じ呼称なのは、有事の際に指揮系統を容易に統一する為です。
全部、日本語に翻訳された階級ですよね?
各国、ほぼ全て言葉が違いますので、微妙なニュアンスなどを考えてなるべく近いような日本語を当てはめています。
例えば、米軍のSergeant(軍曹)ですが、警察にも同名の階級があり、日本語へ翻訳する場合は巡査部長と、まるで違ってきます。
同じ言語でも、日本のように大戦前後で存在そのものが大きく変わりましたから、そこを意識して意図的に妙な階級名にしたりもしています。同様に、隣国を意識して違う名称にこだわったりもします。
コメント(1件)
伝統ある外人部隊を擁するフランスもかなり独特。
最近の新興勢力のイスラム原理主義系だと「師」とか付いてるね。
インドや中国の封建体制下での軍も独特の階級社会を持つ。
既に軍を擁する民族としては滅びてしまったのがアメリカ大陸の現住民族。
民族の数だけ独特の習慣と軍があったって思った方が歴史的には正確。