3月14日にオープンして、はや16日で休業になってしまった妖怪タウンを

予想を超えるお客様にご来店いただき、十分な商品をご提供することが困難となっており、また、お客様に楽しいお買いもの体験をご提供できない現状からやむを得ず、3月16日（日）以降の営業を休止とさせていただきます。

『回答に対して不満足な場合も、侮辱、揶揄するような表現で回答やコメントを行うことは避けてください。』

お店というのは長期的に予定数量をコンスタントに売るのが一番効率が良いんです。
一時的にいくら売り上げが上がっても、休業するようではマイナスです。
再開するにはかなりの手間暇や費用が余分に掛かる。

休業するのも連絡や調整でかなりの手間暇と出費です。
また、お店の都合で休業したからと言って従業員の給料まで止めることはできない。
自宅待機でも給料の支払いは必要です。
再開したところで人手不足はハッキリしていますから、人員の手配も必要になりますし、休業するからと言って今いる従業員を削るわけにはいきません。

グッズはバンダイがプランニングした物ですが、製造は専門のメーカーが請け負います。
普通は長期契約か数量を予め設定したロット契約です。
こっちは設備や資材や人員の割り当てなどプランニングしてセットしてから製造に掛かります。
売れすぎたからと言って追加オーダーが可能な量はたかが知れています。
また、長期的にと言うことなら全然違ったシステムで効率を上げて作ることになります。
専用の機械を導入したり、配送のシステムを見直したりですね。
もちろん製造の開始までには時間も費用も掛かります。
当然ながら飛び込みの大量オーダーとなると、普通の体制では無理なので、かなり予算が高くつきます。
今は特に消費税値上げ前で、各メーカー必死の追い込みの最中。
飛び込みの大量追加オーダーをどれだけやってもらえるか・・・。

じゃあ、あなたは何が原因で早期に休業間違い無しの状態で店舗の開業に踏み切ったと思うんですか？
固定経費も都心ではバカにならない額だし、品薄ならなおさら開店を延期するという選択肢もあったはず。
現在の所業績順調なバンダイナムコが遊びで事業を興したとでも？
あるいは宣伝効果を狙って？
それにしては損害が大きすぎる。
早期休業が続いて撤退した大手フランチャイズもあるんですよ。
現実を知らずに見てきたようなことを言っているのは誰なのかな？

通常はオープンに合わせて充分な数量の在庫を確保します。
今までに売れすぎで欠品が多すぎて早期休業に追い込まれた店舗は相当数あります。
某大手外資系安売りショップとか、アパレルとか。
過去の例だといずれも撤退に追い込まれた確率が高い。

結局の所、見積もり以上に売れすぎたと言うだけでしょう。
過去の例だと全て、販売量の予測の失敗です。
販売予測が正確なら充分な在庫を確保できたはずです。
売り切れが予測されるなら開店を延期する決定も充分にできた。
別に消費税増税後に開店しても困らなかったはずです。
ショップが無くても全国展開しているんだから、グッズの売り先には困らなかったはず。
しかも、プランの立ち上げからこっち、ロット単位で大量生産させるだけの時間は充分にあったはずですから。
だからこそ、予測を立てた責任者は処罰の対象になる可能性が高いのです。
アンテナショップを開店するに際して、予測の失敗は致命的なイメージダウンにつながりやすい。
プロなんですから責められて当然でしょう。