通常のプロジェクトだとプロデューサーがいますね。
プロデューサーの発案がプロジェクトの骨格を作ります。
事務局は調整役ですね。
プロジェクトを進めるための調査、発注やスケジュールの調整、予算の見積もりや支払い、場合によったら予算の調達のためにも活動します。
最終的な目的や完成時期などはプロデューサーの考えることですが、事務局はプロデューサーが考えたことを実行するために様々な活動をする・・というのが本来の姿でしょう。
途中から別の目的や事業が付随して出てくることもありますが、それはまた別の問題でしょう。
また、現場の状況を把握し、必要な調整を加えることも多々あります。
プロデューサーへの連絡と報告も逐次行うべきでしょう。
現場がどうなっているか正確に分からない・・というのは最悪ですが、コレが多い話なんですけどね。
そうならないように部分的な責任と権限も委託されることが多い。
あるいはプロデューサーが全ての差配をしようとすることもあります。
その辺りは色々です。
なお、PMOとの区別はないと思います。
日本的なプロジェクトではイメージ通りの結果を実現させるって教条主義のような事が多いんですね。
2014/02/20 21:20:19id:a-kuma3さんが言われていることも正確すぎる描写なワケで、内部の摩擦を避けようとする日本的な体質がプロジェクトそのものの最大の障害となってしまっている現実があります。
なんせ、利害関係者の全てを満足させようとしながら活動するわけだから。
追い詰められて一山当てなければ会社が危ない・・・って事になって始めてプロジェクトが機能し始めるっていうのも多い。
時間切れで倒産した会社の多いこと多いこと。
プロジェクトXはあくまでも希有な成功例と見るべきでしょう。