普通のミステリ、というか本格な犯人当てはいまいちな東野圭吾。
一番印象深いのは、
最後の最後で、私の立っている場所はどこかと考えさせられる。
描き方がうまいのは、
犯人あてではない、淡々と描かれた二人の時の流れが圧倒的。
小道具の使い方がうまかった
人形町のカタログにもなっている。そこだけでも楽しい。
容疑者Xの献身だけはダメです。どうしても許せない。
「天空の蜂」・・・原子炉上空にテロリストが爆弾を抱えたヘリコプターを飛ばせる。。。本格推理というよりは、クライムサスペンス。15年前に書かれたが、
原子炉が爆発した今こそ面白い。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E7%A9%BA%E3%81%AE%E8%9C%82-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%B1%E9%87%8E-%E5%9C%AD%E5%90%BE/dp/4062639149
今のような売れっ子じゃなかったころからのファンです。
ガリレオ・シリーズは、ノックスの十戒を思いっ切り破ってるし、
4.未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
『名探偵の掟』や『どちらかが彼女を殺した』など、当時「お約束」が多かった本格推理に風穴をあける挑戦的な姿勢が大好きでした。
売れ始めたころは「この作家は主流になってはいけないタイプの人じゃないか」と心配してましたが、今も魅力的な作品を書き続けておられて嬉しいです。
作風が幅広いので、作品の良さを比較するのは難しいのですが、どうしても一冊選ぶとしたら、私もNo.2 sibazyunさんと同じく、『天空の蜂』を推します。
発表された当時も、売れるようになってからも、さっぱり話題にならなくて、なぜこんな凄い作品が広まらないのかと非常にくやしかったです(今もくやしい。もっと評価されていいと思う)。ぜひご一読ください。
普通のミステリ、というか本格な犯人当てはいまいちな東野圭吾。
一番印象深いのは、
最後の最後で、私の立っている場所はどこかと考えさせられる。
描き方がうまいのは、
犯人あてではない、淡々と描かれた二人の時の流れが圧倒的。
小道具の使い方がうまかった
人形町のカタログにもなっている。そこだけでも楽しい。
容疑者Xの献身だけはダメです。どうしても許せない。
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