MOTHER1.2やクロノトリガーや天外魔境、LIVE A LIVEなど1990年代のゲームがリメイクされているのは、何故ですか?
今と比べて技術も発達しておらず2Dでキャラクターも2.3頭身で
グラフィックもシンプルなのに、20年くらい経って何故今になって
こんなにもリメイクされていますか?
……1990年代のゲームが沢山復活しているのを見ていまのゲーム業界は低迷しているのでしょうか?(´・ω・`)
理由はいくつか考えられます。
まず第一に、 1990 年代当時にそれらのゲームを楽しんだ層の購買力が上がり、懐かしさから購入することを期待できます。 それらの作品に思い入れがある人が作り手の側で決定権を持つ程度に出世してきていることもあるでしょう。 (これはゲームに限らず、古い漫画が唐突にアニメや映画になる理由でもあるようです。)
第二に、最近でも新作が出ている人気作品、たとえばファイナルファンタジーやドラゴンクエストのような大作だと過去作品にも関心をもってもらえる可能性は高いでしょう。
そして第三にコストの問題です。 技術が上がったとは言え、その内訳はグラフィック上の演出が凝っている程度のものであって、ゲームとしての要素はそんなに変わっていません。 そのせいでほぼ同じ内容のゲームでもグラフィック等にさくコストが爆発的に増大し、弱小メーカーはとてもやっていけません。 過去にそれなりに売れた作品であればリメイクしただけでもある程度は売れることが期待できますし、コストが抑えられます。 まぁ、技術が上がったから良くなるというものでもないということです。
現在のゲーム業界は低迷というよりはコモディティ化が進んだと考えるべきじゃないでしょうか。 据え置きのゲーム機でがっつり遊ぶ層だけがゲーマーではないのです。 暇つぶしの手遊びでスマホで猿みたいにタップを繰り返すゲームにも需要が少なからずあります。 作りこみのしっかりした品質の高いゲームは面倒くさがられることさえあります。 一口にゲームと言っても要求が変わってきているのだと思います。
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