子どもの頃に読んだのでうろ覚えですが、どうしてももう一度読みたいので、どなたか思い当たる本があればご回答下さると幸いです。
記憶違いもあるかもしれませんが、思いつく限りの情報をあげます。
・特定の時代の怪異譚等を集めたもの。宗代だった気がしますが、違うかもしれません。タイトルに時代の名前が入っていたと思います。
・文庫で2〜3冊だったような気が…。子どもが読むにしては小難しい感じでした。
・理不尽な、自然現象的怪異の話が多い。1話はごく短い。
・彊尸の話複数。特に、遺影を描いていた絵描きが尸に追いかけられる話を覚えています。
・最後の方に、猿の骸骨をめぐる長めの話が収録されていた。
『聊斎志異』や岡本綺堂の『中国怪奇小説集』は違いました。宗代に書かれた怪談集はいくつかありますが、どのタイトルもピンと来ないので、1作品の訳書ではなくアンソロジーではないかと思います…。
思い当たる本がありましたらぜひお教えください。お願いいたします。
「唐宋伝奇集」(岩波文庫で上下の二巻)というのがあります。
たとえばhttp://www1.cnc.jp/issatu/memo/memo6.htmlに読後感がのっています。 いかがでしょうか。
「文庫で2~3冊」で、「唐宋伝奇集」ではないのなら、平凡社・東洋文庫の「唐代伝奇集」(前野直彬編訳)ではないでしょうか。
唐代伝奇集 -- 作品名別 -- 総合図書大目録 で、1巻の最初だけですが立ち読みができます。
ご確認下さい。
libros さん、ご教示ありがとうございます。
そうか、だから定価が1400円台だったり、ネットの立ち読みで版組みが二段組みだったのか。><
文庫にこだわると、講談社文庫の「中国怪奇物語」(神仙編、幽霊編、妖怪編の三冊)くらいしかなさそうですが、時代の名前は入っていないですしね。
http://www.dotbook.jp/kd_ondemand/sample/KODB300920_S.pdf
http://www.dotbook.jp/kd_ondemand/sample/KODB300950_S.pdf
http://www.dotbook.jp/kd_ondemand/sample/KODB300970_S.pdf
うーむ。
とはいえ、東洋文庫は普通のハードカバーよりずっとコンパクトでハンディなので、小さい本だった、と覚えていても不思議ではありません。どうでしょうか。
この質問にはとても興味を持っていて、お探しの一冊が見つかればいいなぁと思ってます。
お返事ありがとうございます!感想のリンクまで。
2013/12/22 20:26:44昔読んだのは『唐宗伝奇集』ではなかったようです。
しかし馴染みのある話も多くあり、懐かしい気持ちになりました。
素敵なアンソロジーをご紹介いただきうれしいです。