全国に知ってもらうというのか、何かしらの事を広めた方がいいのではと思うのですが、
日本では「謝ること」は、ただその場の空気を取り繕うようなことに用いたりするのですが、
海外、外国では、「謝る=即責任をとる=賠償責任」と直結しているように感じますし、そうなのだと思いますがどうなのでしょうか。
これが、たとえば中国とのことなどで、特に行き違いのようなすれ違いがおきているように見えるのですが、どうなのでしょうか。
(法律や、国や、ルールがしっかり運用されていない下地だと、日本ではあり得ませんし、全くその環境が想像できませんが、謝る=いきなり家族が路頭に迷う、奈落に、ということがおきるというような理解や、実感が沸かないというようなことがベースがあるのではないでしょうか)
たとえば、何故だかわかりませんが、クルマの事故の保険の作法(?)のようなものは、全国に行き渡っていて(?)、「まず謝らない」ということを時々見かけます。あれと、同じような感覚もあるのではないのでしょうか。
おっしゃるように海外外国では「謝る=即責任をとる=賠償責任」と直結しているようなところもあるように思います。
謝罪の重さがその国ごとに違うのだろうと思いますので、自国でも国際的な場面ではなお言葉や行動に十分な注意が必要なのだろうなと思います。
http://ameblo.jp/happychild-peace/entry-11573592700.html
謝罪の意味の違い
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20061122-90002049-r25
公式な謝罪の方法、 各国ではどう違う?
この本に答えが書いてあるみたいです。
なぜ日本人はとりあえず謝るのか 「ゆるし」と「はずし」の世間論 (PHP新書)
世間から排除されないために、自分が悪いとは思っていなくても「秩序を回復するためにとりあえず謝らなければならない」と、思ってるから
です。
今後も世間の中で生きていくためにはとりあえず謝っておかなければならない。
外国人がなかなか謝らないのは、責任云々以前に、
そもそも謝罪行為の意味が全然違うから...です。
より大きく言えば、
「すみません」みたいな言葉も、そういう謝罪の一環として機能してるみたいなことです。
日本も欧米も基本的なところは変わらないものの、その他が違うから結局謝罪の仕方が異なるんだろうと思われます。以後幾つかの例を交えながら。
まずケネディ大使が謝罪しなかった件について。現地の人が墜落と断言していますが、あれはどう見ても不時着の失敗です。ところが、基地反対派が墜落と言い切っています。そこで謝罪の現地を与えてしまったら、基地反対派の思う壺なんですね。あれじゃぁ、謝罪の一言は出せません。ケネディは墜落じゃない、原因の救命の確約と負傷者の救護への感謝の意を表することしかできません。
猪瀬の件は馬鹿が知事の椅子にしがみつきたいばかりに馬鹿を重ねただけなのでコメントのしようがないでしょう。
で、ちょっと質問にない例を出しますが、食品偽装表示事件を例に出します。冒頭「世間をお騒がせして申し訳ございません」で全ての企業が始めていたのに気がつかれましたか?
私に言わせれば、謝る相手が違うでしょですよ。謝る相手は信頼を裏切った顧客。株価を下げたことで株主、名誉を傷つけたことで関連会社を含めた従業員とその家族までですよ。世間は勝手に騒いでいるだけなんですから。
ところが、日本には正義感の強い人が多いんですね。便乗してくる奴も多い。食ってもいないのに文句を言う、お詫びのセールに便乗する。そいつらを満足させるために世間に対して詫びなけらばならない。
問題になったのはホテルのレストランですから、外食と言ったら牛丼か立ち食いうどんしか食えない連中が文句を言い、恩恵にあずかろうとする。だから広く謝罪することになる。
もう一つはマスコミも悪いんですね。利益のために叩いてしまう。彼らは読者代表の面をしながら、単に叩いて売上を伸ばそうとしているだけなんですから。
欧米のマスコミはそういったことはしません。日本だけですよ、食品偽装の本質を追求したら、食っておきながら気がつかない人間はそういったところで食べる資格がないって言われないのは。
アメリカなんかは凄いですよ。二期連続で株価を下げたら社長はクビです。二期って4半期ですから半年でクビになります。日本の社長でそこまで経営努力している社長はいません。
日本はしょっちゅう過去のことに言及して、中国や韓国に対して機会があるごとに謝罪しているようですが、外国では一般的に日本は一回も謝罪したことがない、と言われていて、「日本は謝罪しているのか、していないのか」いったいどっちなんだ、という感じですね。日本が謝ったことを知ったとしても、「いや、でも誠意がない」とかそういう反応です。日本人は簡単に謝ることで、謝罪が軽々しく受け止められていることも確かだと思います。
少なくとも中国に関しては、アメリカの事例や、保険などにおける損害賠償とは分けて考える必要があります。中国共産党は、基本的には隙あらば国土の占領を行ってくるような傾向があるため、安易な謝罪、賠償を含めたようなものも、一度とってしまうとつけ込まれてしまいます。
謝罪という行為も、それぞれの国の文化や主義、宗教観によって受け取られ方は様々です。現代の社会の中でのグローバルスタンダードは存在するでしょうが、皆が良しとしているものが、絶対的に正しいわけではありません。
大使や知事も決してバカで、あんな風になっているわけではありません。それだけに、政治の中で流れや方々からの思惑を読んで舵取りをすることは難しいことなのだと思います。
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