辞書にも一長一短がありそうなのですが、辞書ということもあり読んで比較するのは時間がかかりそうです。そこで、類語辞典を実際に使ってみた方で、この出版社の類語辞典はおすすめというものがありましたら、教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
私のお気に入りは角川『類語国語辞典』です。
類語国語辞典
語彙の分類の仕方が一番しっくりくる(自分に向いていて、直感的に引きやすい)のと、
手ごろなサイズで読み物にしても疲れない点が気に入ってます。
他には、講談社『類語大辞典』と大修館『日本語大シソーラス』をたまに使います。
類語大辞典
日本語大シソーラス
前者は収録語彙が多く(見出し語総数7万9千)、品詞別に分類されているところや、用例がわかりやすい点が便利ですが、索引と本文を行ったりきたりしなければならないので、引き続けていると少々疲れます。
後者は語彙が非常に多く(延べ語数32万語)、擬音語擬態語や慣用句も豊富に収録されており、日本語の豊かさを実感させてくれますが、語義は載っていないため、必要に応じて別に調べなければなりません。
また、いま欲しいと思っている辞書のひとつが、岩波『日本語 語感の辞典』です。
よく似た言葉の微妙なニュアンスの違いを解説していて、興味深いです。
『日本語 語感の辞典』moreinfo
■追記[2013/6/13 19:00ごろ]
以下の条件の、どちらが好みかを選ばれると、絞りやすいのではないでしょうか。
カテゴリ別は「ある語を調べたついでに対義語や関連の近い語も見たい」場合に向き、
50音順は索引→本文というひと手間が省けるため「ある語だけを素早く調べたい」場合に向きます。
なしのほうが、収録語彙が格段に多くなります。ただし「やっぱり用例も知りたい」となると、別の辞書で引きなおさなければなりません。
紙媒体の場合、版型や活字の大きさも使い勝手に影響すると思います。
上で挙げた類語辞典は、
1番目と2番目が「カテゴリ別/用例あり」
3番目が「カテゴリ別/用例なし」
4番目が(厳密には類語辞典に含まれないかも、ですが)「50音順/用例あり」です。
「50音順/用例なし」だと東京堂『類語辞典』が使いやすそうに思います。
東京堂 類語辞典
iPhoneアプリの角川類語新辞典を使っています。
http://www.monokakido.jp/iphone/ruigo.html
決まったタイミングで使用するというよりは、
気が向いた時にちょっと見てみる、
その時に見ないと、見るのを忘れてしまうかも、
くらいのライトな用途なので、
書籍よりも携帯・検索が快適なアプリを選びました。
内容の善し悪しは、他の類語辞典と比較したことがないので分かりません。
三種の新器 ~ さらば、事典辞書 ~
わたしは、一昨年来、約3000冊の蔵書を自炊(スキャン)して、
百科事典を含む約百冊の辞書も捨ててしまいました。
よほど古めかしい調べものでなければ、ネット上の辞書で十分です。
つぎの手順で、同時に何種類も開いて比較検討・取捨選択できます。
また、故事ことわざの出典などは、全文引用サイトにジャンプして、
必要部分をURL&コピペするのが簡便です。
http://www.yahoo.co.jp/ (ひらがな・漢字、いずれも可)
ウェブ 画像 動画「辞書」知恵袋 地図 リアルタイム 一覧
一致した辞書:国語「類語」英和 和英 百科事典 Wikipedia 用語集
http://1art.jp/word/word2007/chapter9/chapter9.htm
↑IMEパッド ↓自動翻訳ソフト
http://translate.google.co.jp/
…… 孫 正義「IT拒否世代には、紙資料を法律で禁止せよ!」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7430183.html (No.2 20120420 04:22)
さらば、事典辞書 ~ 私蔵書から自炊図書館へ ~
私のお気に入りは角川『類語国語辞典』です。
類語国語辞典
語彙の分類の仕方が一番しっくりくる(自分に向いていて、直感的に引きやすい)のと、
手ごろなサイズで読み物にしても疲れない点が気に入ってます。
他には、講談社『類語大辞典』と大修館『日本語大シソーラス』をたまに使います。
類語大辞典
日本語大シソーラス
前者は収録語彙が多く(見出し語総数7万9千)、品詞別に分類されているところや、用例がわかりやすい点が便利ですが、索引と本文を行ったりきたりしなければならないので、引き続けていると少々疲れます。
後者は語彙が非常に多く(延べ語数32万語)、擬音語擬態語や慣用句も豊富に収録されており、日本語の豊かさを実感させてくれますが、語義は載っていないため、必要に応じて別に調べなければなりません。
また、いま欲しいと思っている辞書のひとつが、岩波『日本語 語感の辞典』です。
よく似た言葉の微妙なニュアンスの違いを解説していて、興味深いです。
『日本語 語感の辞典』moreinfo
■追記[2013/6/13 19:00ごろ]
以下の条件の、どちらが好みかを選ばれると、絞りやすいのではないでしょうか。
カテゴリ別は「ある語を調べたついでに対義語や関連の近い語も見たい」場合に向き、
50音順は索引→本文というひと手間が省けるため「ある語だけを素早く調べたい」場合に向きます。
なしのほうが、収録語彙が格段に多くなります。ただし「やっぱり用例も知りたい」となると、別の辞書で引きなおさなければなりません。
紙媒体の場合、版型や活字の大きさも使い勝手に影響すると思います。
上で挙げた類語辞典は、
1番目と2番目が「カテゴリ別/用例あり」
3番目が「カテゴリ別/用例なし」
4番目が(厳密には類語辞典に含まれないかも、ですが)「50音順/用例あり」です。
「50音順/用例なし」だと東京堂『類語辞典』が使いやすそうに思います。
東京堂 類語辞典
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。いろいろとポイントを書いてくださりありがとうございました。
「語感の辞典」を類語辞典代わりに使い、細かなニュアンスはわかりやすくて便利だったのですが、本来の用途にあったものも持っておいた方がよさそうに感じたため質問させていただきました。「日本語大シソーラス」がよさそうかな、と思ったので、書店で見てこようと思います。ありがとうございました。
ベストアンサーに選んでくださって、ありがとうございます。
少しでも参考になりましたら幸いです。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。いろいろとポイントを書いてくださりありがとうございました。
2013/08/05 18:36:28「語感の辞典」を類語辞典代わりに使い、細かなニュアンスはわかりやすくて便利だったのですが、本来の用途にあったものも持っておいた方がよさそうに感じたため質問させていただきました。「日本語大シソーラス」がよさそうかな、と思ったので、書店で見てこようと思います。ありがとうございました。
ベストアンサーに選んでくださって、ありがとうございます。
2013/08/19 17:06:32少しでも参考になりましたら幸いです。