【絶対にネタバレを見てはいけない小説】を教えて下さい。
http://q.hatena.ne.jp/1189506760
http://q.hatena.ne.jp/1247309030
のタイムスリップ・バージョンです。
★途中やラストに何がしかの真相が明かされ、怒涛の展開・どんでん返しがあるためネタバレを先に絶対に知ってはいけないと思われる小説であること。
★この作品、絶対おもしろいから読んで欲しい、もちろんネタバレ見ずに読んで欲しい、そして驚いて欲しいと回答者が強く思う作品であること。
★時間を超えた展開がある小説のみです。そういう要素があればSF・ミステリ・恋愛・ホラーなんでもOKです。
★回答者様のお言葉での作品の紹介や感想(もちろんネタバレはなしで)もお願いします。
上記の質問でもいくつか出ていますが、質問者が今まで読んだ例をコメント欄に書いておきます。
北村薫の三部作、「スキップ」、「ターン」、「リセット」を御紹介。
万人受けはしないかもしれませんが、それぞれ北村ワールドな作品です。
御本人の後書きにも書かれているように、グリムウッドっぽい設定のものもありますが、どちらを先に読んだから、といって読後感を損なうことはありません。
タイムスリップに関するネタだけで読ませるという本じゃないので、「絶対にネタばれをしてはいけない」という条件に、そもそも合致しないんじゃないか、という気もしなくはないんですが...
もし、未読のようであれば、是非♪
>「絶対にネタばれをしてはいけない」という条件に、そもそも合致しないんじゃないか
確かにそのあたりが私もコメントに書かなかった理由でもあります。
お気に召さなかったようなので、まるっきり別系統のものを。
タイムスリップものというと、主人公が時間軸をずれてしまうものになるのがほとんどだと思いますが、
この本は時間の方がずれてきます。
テイストとしては、古典のSFなので、読み手の嗜好で好き/嫌いがはっきり分かれそうです。
ハインラインとかアシモフとかの本を、古臭いとか言わずに最後まで読める人なら、面白いと思ってもらえるんじゃないかな、と。
犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)
ドゥームズデイ・ブックは読んでませんが、それなりに面白かった。
「驚愕の展開がー」というような内容ではありませんが、オマージュをささげたという作品を読んでると、というあたりがネタばれ禁止に合致するかな、と。
マイナス・ゼロ 広瀬正・小説全集・1 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)
昭和38年、浜田俊夫は18年前の約束の場所を訪れると、行方不明になっていた伊沢啓子がタイムマシンに乗って姿を現す。2人はタイムマシンに乗って昭和9年に行こうとするが、俊夫は自分が生まれた年へ飛ばされてしまう。
ここで描かれている昭和初期の描写が秀逸。
中河原伝蔵と女優・小田切美子をめぐり、どんでん返しの結末が。
早速の回答ですが、コメント欄の既読リストにあります。
北村薫の三部作、「スキップ」、「ターン」、「リセット」を御紹介。
万人受けはしないかもしれませんが、それぞれ北村ワールドな作品です。
御本人の後書きにも書かれているように、グリムウッドっぽい設定のものもありますが、どちらを先に読んだから、といって読後感を損なうことはありません。
タイムスリップに関するネタだけで読ませるという本じゃないので、「絶対にネタばれをしてはいけない」という条件に、そもそも合致しないんじゃないか、という気もしなくはないんですが...
もし、未読のようであれば、是非♪
>「絶対にネタばれをしてはいけない」という条件に、そもそも合致しないんじゃないか
確かにそのあたりが私もコメントに書かなかった理由でもあります。
お気に召さなかったようなので、まるっきり別系統のものを。
タイムスリップものというと、主人公が時間軸をずれてしまうものになるのがほとんどだと思いますが、
この本は時間の方がずれてきます。
テイストとしては、古典のSFなので、読み手の嗜好で好き/嫌いがはっきり分かれそうです。
ハインラインとかアシモフとかの本を、古臭いとか言わずに最後まで読める人なら、面白いと思ってもらえるんじゃないかな、と。
犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)
ドゥームズデイ・ブックは読んでませんが、それなりに面白かった。
「驚愕の展開がー」というような内容ではありませんが、オマージュをささげたという作品を読んでると、というあたりがネタばれ禁止に合致するかな、と。
追加回答ありがとうございます。しばらく人力検索利用していなかったのですが、こうして一度の回答で追記できるのは便利ですね。
タイムスリップものはそれなりに読んでいるんですが、どこまで質問に該当するか書くのが難しくて結果的に手を煩わせたようですいません。
『時間衝突』
未読でした。
こういうタイムマシンで謎を追う系が読みたかったので質問した甲斐があります。
たけじんさんもお薦めのようですのでぜひ読んでみます。
コニー・ウィリスは『航路』を皮切りに『ドゥームズデイ・ブック』、『犬は勘定に入れません』読みました。
読み応えという点では『ドゥームズデイ・ブック』ですが、タイムスリップものとしての面白さでは『犬は勘定に入れません』の方が上かもしれませんね。
こうして一度の回答で追記できるのは便利ですね。
ぼくのような迂闊な回答者にとっては、挽回できる機会があるので、とてもありがたいです。
# コニー・ウィリスも 100冊読書で既読になってましたね X-(
柘植久慶の逆撃シリーズ
全30作にもなる戦場小説の巨大シリーズ
作者も特殊部隊出身と言うだけあって、反戦とは無縁の戦闘シーン満載。
主人公は歴史小説を得意とする作家戦史研究者でもある。
毎回日本や世界の戦場にタイムスリップして、戦争に参加する。
果たして歴史は変えられるのか。
歴史が変わったかどうか、ネタバレすると興味は全滅です。
逆撃シリーズは初期の頃(ダンケルク電撃戦始め独英・独ソ戦あたり)読んだ覚えがあります。
日本史版も出していたのですねぇ。
確か途中までは未来の知識を活かして戦局を有利に導くものの、いろいろ(参謀として重用される主人公を妬む味方の妨害とか)あって結果的には史実と大して変わらなかったといったパターンが繰り返されていたような気がするんですけど・・・。
その後、その傾向は変わったのかな?いやそれこそネタばれ禁止でしょうか(笑)
つい最近読んだ入間人間さんの上下巻です。
主人公と現在は不仲になっている幼なじみの二人は変わり者の発明家が作ったタイムマシンで過去に戻ります。
そこで、過去に介入して幼なじみとの関係を修復しようとするのですが……
amazonでレビュー見てたらこの著者、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の人だったんですね。
いえ、読んだことないけど、スゴ本の記事読んでちょっと気になったもので。
表紙とタイトル見た限りでは「時かけ」や「タイムリープ」とかそっち系かなと思ったのですが、子供の頃に戻ってやりなおすというテーマと一捻りも二捻りもありそうな結末が楽しみですね。
チャールズ・ハーネス『時間の罠』
魅力的で英雄的な主人公とその妻の落ちいった悲劇的な宿命と輪廻。それを緊密なプロットで読者に揺さぶりを畳みかけるように与える名作だと思います。中編ながら
読み応えは十分です。SFファンなら唸る思います。
古いんですけれどね。ハインラインの『時の門』も傑作ですが、個人的にはハーネスのこの作品を推薦します。
未読の作品が続いて嬉しいです。
アンソロジーは大森望編のものを読んでますが、これは知らなかったです。
しかも『時間の罠』(時間の怪物系!)含め、粒ぞろいのようで期待できますね。
追加回答ありがとうございます。しばらく人力検索利用していなかったのですが、こうして一度の回答で追記できるのは便利ですね。
2012/01/08 09:54:40タイムスリップものはそれなりに読んでいるんですが、どこまで質問に該当するか書くのが難しくて結果的に手を煩わせたようですいません。
『時間衝突』
未読でした。
こういうタイムマシンで謎を追う系が読みたかったので質問した甲斐があります。
たけじんさんもお薦めのようですのでぜひ読んでみます。
コニー・ウィリスは『航路』を皮切りに『ドゥームズデイ・ブック』、『犬は勘定に入れません』読みました。
読み応えという点では『ドゥームズデイ・ブック』ですが、タイムスリップものとしての面白さでは『犬は勘定に入れません』の方が上かもしれませんね。
ぼくのような迂闊な回答者にとっては、挽回できる機会があるので、とてもありがたいです。
2012/01/08 16:09:29# コニー・ウィリスも 100冊読書で既読になってましたね X-(