THEME:「キッチン家電活用レシピ・コンテスト」
イエで○○のスペースを作るいいアイデアありませんか?イエで○○するとしたらどんなプランにしますか?“イエコト・ミシュラン”は、暮らしの空間と時間作りをめぐるテーマ質問に楽しくオドロキ!なアイデアをご投稿いただき、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナー。豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドでご投稿ください!
*回答条件* 下記のページで詳しい質問をご覧になってご投稿くださいね!
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20110831
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
※回答欄には、1行目に「 」をつけて、メッセージのタイトルをご記入ください。
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。
※回答欄のはてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は回答欄のスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
「超簡単パスタ」
パスタ茹でるのめんどくさいという方にとてもお勧めです!
1、パスタを100グラム(または150グラム)はかって容器に入れる
2、水を線があるところまで入れる
3、ふたをせずに電子レンジで十数分チン!する
4、ふたをして湯切りをする
5、容器をそのままでも食べれます(洗い物が減ります)
そのままが嫌な人は皿に移してもOK!
6、市販のパスタソースをからめて完成
パスタソースは自分で作ってもいいですが面倒です
お茶漬けのもとでもおいしいです
レシピサイトの受け売りですが、試したことがあるのを二つほど。
家庭では、石の器なんて、まず用意できませんが、ホットプレートを使うことで、結構、本格っぽい雰囲気が出ます。
低温のオイルで、肉や魚を煮ていくのですが、ガスコンロでやると、温度がすぐに上がってしまうので、つきっきりになってしまいます。
炊飯器の保温の温度が、ちょうどコンフィにちょうど良い温度なので、それを使おう、というアイデア。
リンク先では、フリーザバッグを使ってますが、ステンレス製のタッパーを使えば、袋が破ける心配は必要ないです。
鶏肉以外にも、レバーや秋刀魚、鰯などでも、美味しいです。
最近1000円ほどで売っている小さなホットプレートを
食卓において、お手軽鉄板焼き♪
夫婦2人で大きなホットプレートを
出すのも洗うのも億劫だったのですが
小さめなので洗うのも片付けるのもとっても便利
お肉や、ソーセージ、輪切りの野菜をもりもり準備しておけば
一緒に食卓に座ってお話ししながら食事が出来て
自分のペースで熱々でいただけます^^*
普通の料理だと作ってる間は話ができませんが
これなら、準備も簡単で時間もかからないので
一緒に準備ができて作ってる時間も一緒にすごせるので
休日の夜に良く鉄板焼きプチパーティーをしてます
我が家ではお肉やソーセージを焼いた後は
焼きそばか焼きうどんで〆ます
「おいしい涼しいパスタ」
まだまだ暑いです。
そこで冷たい料理を作ってみました。
「グリーンキウイとバジルのフレッシュソースパスタ」です。
作り方は、
1:
キウイは皮を剥き、輪切りにする。うち、2枚ほどをトッピングに取りおき、いちょう切りにする。
2:
フードプロセッサーにキウイ、バジル、胡桃をいれ、撹拌する。さらに塩、レモン汁、オリーブオイルを加え、なめらかに撹拌する。
塩やレモン汁の量は目安です。味を見て、お好みで調整してください。スパイシーにしたい場合はにんにくやタバスコを加えても!
3:
たっぷりの湯でパスタを茹でる。ゆで時間、残り1分で殻をむいたエビも加える。茹であがったら、冷水にさらして、水気を切る。電子レンジで。
4:
ソースとパスタを手早く絡める。味を見て、お好みで塩で調味する。
5:
皿に盛りつけ、いちょう切りにしたキウイをちらす。
http://allabout.co.jp/gm/gc/380935/
です。
ものすごい爽やかで、おいしいです!!
ラーメン用の半熟たまごをレンジで作るのが好きです。
手順は以下の通りです。
1.少し水を入れたお茶碗に卵を割り入れる
2.爆発しないようにお箸で黄身をつついておく(穴をあける)
3.ふんわりとラップをする
4.レンジで40秒間チンする
これでチキンラーメンや袋ラーメンをすこし豪華にして楽しんでます!
「一つで3品、簡単朝食作り」
何品もの料理を、一度に短時間で作れる、魔法の調理器具「ホットプレート」、これがあれば、あっという間に朝食が出来上がる。
フライパンで作れるほとんどすべての料理が作れ、火力の調節も可能で、出来立てから最後まで温かい料理を食べることが出来る。
また、コンセント1つあれば、部屋でもベランダでも、どこでも調理が可能!
しかも、料理が出来上がったら今度はアツアツの大きなお皿にと変化するのだ。
簡単に作れる朝食のレシピ @目玉焼きとベーコン&野菜炒めに、バタートースト。
【 材料 】
卵 人数分
ベーコン 適量
キャベツ 適量
ピーマン 1個
ニンジン 中半分
玉ネギ 1個
パン 4~8切り(厚さはお好みで) 人数分
塩コショウ 適宜
オイスターソース (お好みで)適量
バター 適量
サラダ油 適量
【 作り方 】
ホットプレートは200度程度に加熱して、全体にサラダ油を引いておく。
(温度設定は、180度から200度程度)
ピーマンを細切り、ニンジンを千切り、ベーコン、キャベツは食べやすいサイズにカットしておく。
玉ネギは1.5cm程度の輪切りにして、両面に軽く焼き色が付くまで焼く。
玉ネギに焼き色が付いたら、外側の皮をはずし丸い枠にして、中に卵をポトンと落とす。
この方法だと、卵の白身が広がりすぎず狭いスペースでも多くの目玉焼きを作ることが可能だ。
卵の片面を焼いたらひっくり返して反対側も焼き、白身はパリっと焼けて、中心の黄身は半熟の目玉焼きが出来る。
また、甘い玉ネギと卵の相性はよくて美味。
枠に使った残りの、玉ネギの内側の部分は、ホットプレートの片隅でベーコン、キャベツ、ニンジン、ピーマンと一緒に野菜炒めに。
味付けは塩コショウ、オイスターソースなどお好みで。
そして、お勧めなのがホットプレートで焼く、バタートースト。
ホットプレートの空いたスペースにバターを落とし、焦がさぬように火力を調節して溶かしていく。
溶けたところに1枚のパンをあらかじめ4~6つにカットしたパンを置いていく。
1枚を4~6つ位にカットするのは焼くスペースの問題や、食べやすさもあるが、切り口からバターが染み込み美味さが増すせいでもある。
ホットプレートに置いたパンはあっという間にこんがりと美味しそうな焼き色が付いたバタートーストになる。
バターの上で焼くため香ばしく、表面はカリッ中は水分が抜けすぎずフワッとした食感だ。
当たり前だが、バターを使って焼くため、バターを塗る手間が不要になる。
欠点は焼きたてを手で持って食べると火傷しかねないことと、バターで手が汚れてしまうことだ。
これはフォークか箸を使うことで解決する。
このバターにはちみつを混ぜるとハニートーストになる。お好みでシナモンシュガーを振りかけて。
最近のホットプレートは焼肉用の網に、ヤキソバ・お好み焼きなどの平プレート、タコヤキ用など沢山のプレートがついているが、我が家のはシンプルな平プレートだけである。
したがって今まではフライパンで充分とあまり出番がなく、実は最近まで棚にしまいこんであった。
http://q.hatena.ne.jp/1312347846#a1092359
ところが、この先日書いた「お盆に実家でお手軽ピザ作り」、これを実家ではホットプレートを利用して作った。
その際、このホットプレートが、意外に便利なことに気がつき、改めて見直したのだ。
その見直した理由の一つがライブクッキングである。
切ったり焼いたりという作業に参加せず、完成された料理しか見る機会のない子供たちは、食材の本来や料理の過程を知らないことが多い。
しかし、子供の目の前で一緒に調理することで、料理に慣れ親しむきっかけ作りになると思った。
もう一つが、ホットプレートを使うことでメイン料理はキッチンで作り、食卓で子供たちが付け合せの野菜などを焼くという料理のお手伝いを、
ままごと遊びの延長線という感覚で楽しんでくれるようにもなった。
自分で作った料理は美味しいらしく、好き嫌いも減ったように思う。
ホットプレートは使用電力も少なくないため、節電にはつながらないかもしれないが、一度に料理を作ってしまえるので、
時間や手間の短縮になり、洗い物も少なくてすむという利点がある。
そして、ただの目玉焼きや野菜炒め、バタートーストといった簡単な料理でも、ホットプレートで皆で作ると楽しいのだ。
やはり、作るのが楽しいということは大切である。
こうして家族で一緒に楽しく作り、一緒に食べることで親子で自然に会話がはずみ、食育にもつながるのだと思う。
「電子レンジで作る中華料理」
中華料理の炒め物は強い火力でダイナミックに炒めるのが普通ですが、少量ですと作りにくいところがあります。電子レンジを使えばちょっとだけ作りたいときにとても便利です。炒めたものよりちょっとソフトな感じがしますが、それほど遜色ないように思えるので、ご紹介いたします。
私がよく電子レンジで作っているのは八宝菜。湯引きしなくていいので、時間の短縮にもなって手軽です。うちでは直径15cmほどの耐熱容器を使って調理します。
2~3人前の材料は次の通り。
他にもお好みで材料を選ぶといいと思います。
次に調味料ですが、
鶏がらスープ小さじ2、酒大さじ、砂糖小さじ半分、ごま油小さじ1、片栗粉小さじ1、塩コショウ少々を混ぜ合わせておきます。
肉とエビに塩コショウと片栗粉をまぶしておきます。
材料を器に入れて、一番上に肉をのせますが、くっついたままでのせておくとそのまま固まってしまうので、なるべく広げて、ほぐしていれるようにします。
それから、あわせた調味料を上から満遍なく降りかけて、軽くまぜます。
フタ、あるいはラップをかぶせて、電子レンジで7~8分ほど加熱します。
これで大体火が通りますが、一度かき混ぜてみて、まだ固いようであれば、さらに調節しながらレンジにかけます。
チンジャオロースもできます。
材料は2~3人前で
調味料は鶏がらスープ小さじ1、醤油小さじ1、オイスターソース大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1、片栗粉小さじ1を混ぜ合わせておきます。
こちらも、肉には塩コショウをふって片栗粉にまぶしておきます。
器に材料を入れて、調味料をふりかけ、軽く混ぜ合わせてふたをしてからレンジに6分程度かけます。そして混ぜ合わせます。こちらも火のとおりがいまひとつだと思ったら、調節しながら加熱してください。
レンジで調理するときのポイントは肉には下味をつけて、片栗粉をまぶしておく、あわせ調味料に片栗粉を入れておく、ということです。これをやることで酢豚やホイコーローなどにも応用することができます。
「たこ焼き器で作る豆腐製肉団子もどき+α」
たこ焼き器で肉団子を作るというアイデアを聞いてやってみました。丁寧に作ればとても美味しい肉団子が次々出来るのですが、いい加減にやっていると中身が生焼けなんていうこともあり、せっかくのたこ焼き器の気軽さが十分に生かされませんでした。
そこで、加熱しなくても食べられる食材だけで作ってみようと思い立ち、豆腐ハンバーグのレシピを参考にやってみることにしました。
材料は、豆腐1丁あたり卵1個、タマネギ大1個、塩胡椒適宜、そしてパン粉です。パン粉は豆腐が入っていた容器で計って八分目ほど。かなりどっさり使います。
豆腐は絹でも木綿でも構いませんが、私は絹の方が美味しいと思いました。絹の方が焼いた時にふっくら仕上がるのです。豆腐は予め押しをして水切りをしておきます。
タマネギはみじんに切ります。炒めるか炒めないかはお好みで。炒めないで使う場合は、食感の点から、少し気合いを入れて細かくした方が美味しいと思います。タマネギでなく長ネギを使っても美味しいです。さらに生姜を加えてもいいですね。
豆腐の水切りが終わったらボウルに入れ、グシャッと崩してパン粉を加え、軽く混ぜたら卵も加え、塩胡椒をしてよく混ぜます。混ぜるというより練る感じ。ここは普通のハンバーグ作りと同じですね。そしてタマネギを加えて均一に混ぜたら後は焼くだけです。
たこ焼き器を熱して油を馴染ませ、豆腐生地を入れて焼きます。適宜コロコロやっているとそのうち香ばしい焼き加減になってきますから、熱々を好きなソースで食べましょう。洋風のハンバーグソースや肉団子的な甘酢あん、あるいは、おろしポン酢や、和風のテリヤキのタレなども良く合います。肉無しなのにこんな風味が出るのかとビックリするくらい美味しいです。豆腐生地の中にチーズを入れて焼いても美味しいですよ。
ついでにポテトサラダもたこ焼き器で焼きましょう。ポテトサラダをそのまま丸く焼き上げても美味しいですし、溶き卵を入れてその上にポテトサラダを乗せて転がし、卵焼きコーティングにするとさらに豪華。全て生で食べて差し支えない材料のみを使いますから、生焼けでもお腹を壊すことはありません。卓上で本当に気楽に焼いて楽しむことが出来ます。
あ、主食も欲しくなってきました。残り御飯にオカカと胡麻でも混ぜて、たこ焼き器でミニ焼きおにぎりにしてしまいましょう。梅肉混ぜ御飯でも美味しいです。コロコロ転がして香ばしく焼けてきたら、刷毛で醤油を塗ってさらに焼きます。こうした色々な物が全て卓上で作れるのがたこ焼き器の強みですね。
「ヘルシーな揚げない揚げ物」
毎朝、朝食のパンを焼くオーブントースター。
実はこのオーブントースターパンを焼くだけでなく料理にももってこいなのです。
通常は揚げて作る料理を、オーブントースターで焼いて作ってしまう、揚げない揚げ物レシピ。
オススメの2品を紹介します。
まずは”焼き春巻き”。
《 材 料 》3~4人分
春巻きの皮 2枚
イワシ缶(オイルサーディンでもOK) 1個
大葉 4枚
梅肉 少々
スライスチーズ 2枚
小麦粉 大匙1
水 大匙1
オリーブオイル 適量
《 作り方の手順 》
① 春巻きの皮は早めに冷蔵庫から出しておきます。
(10分~15分程室温で温めておくと春巻きの皮が剥がれやすくなり、破れにくいです)
② 下拵え・・・チーズは半分、春巻きの皮は4等分にしておきます。
大葉は軸を切り落とし縦にカットします。
③ お碗に小麦粉と水を合わせて、粘り気が出るまでよく混ぜておきます。
(これは春巻きを包む時に接着剤の役目をする糊です)
④ 春巻きの皮(ザラザラした面)に半分にカットされた大葉、スライスチーズ、缶の8分の1のイワシ、梅肉を載せて
半分に畳みます。これを8個作ります。
⑤ 皮を閉じる所に小麦粉と水を合わせて作った糊をのばし、くっつけます。
⑥ オーブントースターの天板にオーブンシートを敷いて、その上に春巻きを並べ、オリーブ油を春巻きの上に薄~くのばします。
⑦ オーブントースターのスイッチを入れて、皮に焦げ目がつくまで約4~6分焼けば出来上がり♪
揚げたものに比べて、ヘルシーで、お酒のおつまみとしても、手軽に出来るので便利です。
具はお好みで変えていただいてOK!ただし火が通りやすいものか、生焼けだと危険なものはあらかじめ軽く火を通しておいてくださいね。
そしてオススメのもう一つが、鶏の唐揚げならぬ焼き唐揚げ
揚げ物は大好きだけど、揚げ物は面倒でカロリーも気になるという方にオススメ。
オーブントースターで焼くため、余分な脂分が取り除かれヘルシーですし、揚げないので小さい子がいる家庭でも、安全に作れます。
また面倒な油の後始末も不要です。
《 材 料 》
鶏もも肉(むね肉でもOK) 1枚
おろしニンニク 少々(お好みで)
おろし生姜 少々
しょう油 小匙2
ごま油 小匙半分
酒 小匙1
みりん 小匙1
塩コショウ 少々
小麦粉 大匙2
片栗粉 大匙2
《 作り方の手順 》
①鶏肉は小さめの一口大に切り、ビニール袋に入れて、そこへ(ニンニク)、生姜、しょう油、ごま油、酒、みりん、塩コショウを入れて袋ごとよく揉みます。
②①に小麦粉と片栗粉をふり入れてよく混ぜます。
③天板にオーブンシートを敷いて、鶏肉を並べ、オーブントースターのスイッチを入れて焼きます。
④8~10分程焼いたら裏返して、両面にしっかり焦げ色がつくなるまで焼きます。
⑤焼きあがったらキッチンペーパーを敷いた皿の上で、さらに余分な油分をとって出来上がり。
冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしても♪
キッチンやテーブルなど省スペースに置けて便利なオーブントースター。
朝だけでなく、夜も活用して美味しい料理をお楽しみください。
「手作り簡単粟餅で粟ぜんざい」
粟(あわ)ぜんざい、食べたことありますか? 甘味処では、ちょっとした人気メニューになっていることもありますね。粟餅の独特の香りと、プチプチ感を残した食感は、ぜんざいにプラスアルファどころか、こっちを主役と呼びたくなる美味しさです。
これをイエでも楽しみたいなあと思ったのですが、切り餅として売られている粟餅は、蒸かし直しても、ちょっと食感が違う。搗きたてを食べたくても餅つき機がないからイエでは粟餅なんて作れない。しばらくはそう思っていました。
ところがです。粟の粒はとても小さな物ですから、蒸かして捏ねる程度でも簡単にお餅状になってくれるではないですか。さらに粟の味わいを損なわない程度にお米のお餅も加えることで、搗き足りなさを補って食感上々。市販の粟餅も多くが餅米を加えて作られていますから、お米のお餅を加えることで粟餅のクオリティが下がるということはありません。
今回は調理家電がテーマですから、この簡単粟餅の作り方を、電子レンジを使ったバージョンでご紹介していきましょう。ぜんざいのもう一方の主役である小豆も炊飯器で煮ることが出来ますから、とってもお手軽ですよ~。それでは作っていきましょう。
まず粟ですが、これは「糯粟(もちアワ)」と呼ばれる種類を用意しましょう。粟にもお米と同じように糯粟(もちアワ)と粳粟(うるちアワ)があるんです。お餅にするなら糯粟(もちアワ)ですね。これを洗い、一昼夜水に漬けておきます。
翌日は、小豆を煮る所から始めましょう。小豆はしっかりとした皮に覆われていて、浸水させてもほとんど水を吸いませんから、ザッと洗ったらすぐに炊飯器に入れて加熱を始めてしまって構いません。詳しいやり方はこちらのページなどを参考にしてください。
http://allabout.co.jp/gm/gc/71484/
炊飯器によっては、お米の炊飯以外はエラーになって動作してくれない、なんていう物もありますから、その時は調理法変更。こちらのページなどを参考にしてコンロで煮ていきましょう。手間暇掛けた本格的な煮方が紹介されています。
http://cookpad.com/recipe/712009
いずれにしても、下煮(私は渋切りと呼んでいます)をしっかりすることが、雑味を取り除いて美味しいぜんざいにするコツだと思います。炊飯器でやる場合も、渋切りを2~3回繰り返すと美味しくできますよ。
そして塩と砂糖は最終段階で加えること。これがふっくらと煮上げるコツになります。早い段階で味を付けてしまうと豆が絞まって、それ以降はもう柔らかくなってくれないんです。このことは大豆や黒豆などを煮る時も同じですね。なお、素朴な粟餅と合わせますから、甘さは控えめがお勧めです。
さて、話しを粟に戻しましょう。一昼夜水に漬けていた粟をザルに上げて水を切ります。粟はとても小粒なので、目の細かいザルでないとこぼれ落ちてしまいます。また粒がザルの目に入り込んむと後が面倒ですから、ザルに布巾やキッチンぺーバーを乗せて、その上にあけるようにしてください。
しっかりと水を切ったら、それを適当な大きさの耐熱ガラスのボウルにあけ、粟100gあたり水170mlを加えます。だいたいこれが標準的な水加減。
これを電子レンジに入れて、粟100gなら500Wで約5分間加熱します。いったん取り出し、菜箸などで全体を混ぜて熱を均一にした上で、さらにもう5分程度加熱しましょう。これは蒸すというより炊くといった加熱方法になりますが、この際難しいことは考えないことにします。
粟を加熱している間に切り餅を用意しましょう。“なんとかの切り餅”みたいな名前で市販されている物でいいですよ。それを、粟100gあたり半切れほど。市販の切り餅には餅米をそのまま使って搗き上げた物と、餅米粉を材料にした物がありますが、やはり味も食感も前者の方が上ですね。
さて、二度目の5分が終わったら再び取り出し、切り餅を粟の中に埋めてさらに1分(粟100gの場合)。これで加熱は完了です。取り出したらヤケドしないように注意しながら、すかさず木ベラで混ぜていきましょう。熱いうちが勝負ですから、餅と粟が均一になるように気合いを込めて混ぜていきます。
ちなみに私はこういう作業用に、厚手の軍手を用意しています。キッチンに軍手なんてちょっと変ですが、あると便利なんですよ。もちろん熱で溶けたり火が燃え移ったりしにくい綿100%の軍手です。時々布巾と一緒に煮沸消毒していれば、いつも清潔に使えます。
話を元に戻します。粟は仕上げに、耐熱ボウルを割らない程度に、すりこぎで搗いていきましょう。もちろんヘラもすりこぎも予め水を染み込ませて、お餅が貼り付かないようにしてから使います。
はい、これで簡単粟餅の出来上がり。あとはお米のお餅と同じように手水を付けながら、適当な量に取り分けて丸めていきます。粟100gなら10等分くらいがいいかなあ。形はまん丸より俵型がおすすめです。まん丸だと一口で食べてしまいがちですが、俵型にすると何となく二口で食べようという気になってお得です(笑)。
で、お子さんなら1~2個、大人なら2~3個程度を、熱々のぜんざいと共に盛りつけて完成です。粟の優しい色合いも素敵ですよ。これからの季節、涼しさを感じる夜などにいかがでしょうか。
さて、ここからはちょっと蛇足になりますが・・・・。福島第一原発事故以降、様々な意味で節電が呼びかけられています。もちろん電力不足を乗り切るという意味もありますが、私はそれよりも、
ことが大切だと思うんですね。
経済を支える生産用や輸送用の電力はある程度消費量を計画化できますが、暮らしのための電力消費量は個人個人の気まぐれまかせでしたから、電力会社はそれに対応するために、無尽蔵と思わせるくらいの供給量の余裕を確保する必要があったんです。そのために使われてきたのが原発ですね。
もし私達が暮らしのための電力を、日々の気まぐれから計画的消費に変えていくことが出来たなら。各家庭ごとに月に何kW/hまで使って良いと決め、消費量をこまめにチェックしながら使っていくことが出来たなら。
さらに日常生活の様々な譲り合いと同じ気持ちで、電力消費のピーク時には使用をひかえて、必要な人に電力を譲っていくことが出来たなら。
みんながそういう計画的消費を身につけていけるなら、電力会社は過剰なまでの発電施設を持つ必要が無くなります。つまり、私達は今までの豊かさを保持したままで、原発依存から卒業できるというわけです。
そこを意識して使っていけば、調理家電はこれからも豊かな暮らしを支えてくれるパートナー。大いに使って、食を楽しんでいきましょう。
「簡単パン作り」
ホームベーカリー
かなり有名だと思いますけど知っていますか?
いろんな人のレシピを見て自分なりにアレンジしてたまに作っています
「クロワッサン風食パン」
材料
強力粉 200g
塩 小さじ1
マーガリン 6g
スキムミルク 8g
ドライイースト 2.5g
メープルシュガー 16g
水 148g
パイシート 1枚
作り方(オリジナルではないです)
1、材料をパンケースの中に入れる
2、ドライイーストをセットする
3、2時間たったら羽根を外す
4、パイシートでパン生地を挟むようにパンケースの両側面に入れる
5、ホームベーカリーが勝手に作る
思っていたより簡単にできるというわけではなかったです
ただこれは本当にいいです
「ホットプレートでクッキーが焼ける」
近くのアパートで一人暮らしをしている親戚の女の子が、オーブントースターでクッキーを作ろうとして失敗。温度調節がうまくいかなかったようです。クッキーは何度くらいで焼くものなの?と聞いてみると、170~180℃くらいかなぁとのこと。意外に低いですね。この低い温度でじっくり時間をかけて焼くから、焦げずにサクッとしたクッキーになるようです。
最近のホットプレートはIH式になって温度の安定が保ちやすくなっています。きちんと温度管理が出来ればホットプレートで焼けるんじゃないか。クッキーなんて小さい物なんだからオーブンでもホットプレートでも熱の回り方は変わらないだろう。ということで、実験してみることにしました。
クッキー生地は、
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1
無塩バター 80g
卵 1個(全卵)
砂糖 70g
シナモン 少々
でやってみることにしました。バターに比べて小麦粉の量が多いですが、ホットプレートではバターが多いと手に負えなくなりそうだったので、小麦粉多めのレシピを参考にしました。バターの風味が弱まる分を、シナモンを入れてそちらの風味を生かすことで補います。
クッキー生地の作り方は色々あるようですが、バターを溶かしてしまうとサクッとしたクッキーにならないと聞いたので、ボウルの中に粉と砂糖とベーキングパウダーとシナモンを混ぜた物をふるい入れ、そこに冷たいままのバターを入れてフォークで潰しながら混ぜ、全体にバターが行き渡ってフレーク状になったところで溶きほぐした卵を加え、さらに混ぜてまとまりがつくようになったらラップにくるんで冷蔵庫で一時間、といった方法でやっていきました。こうして寝かせることで生地はしっとり落ち着きますから、深追いしてしつこく練ったりはしません。
クッキー生地の成型は、絞り出したり手で形を作ったり、棒状に伸ばして輪切りにしたりと、色々な方法があるようですが、今回は焼く手段がホットプレートですから、両面が扁平な、綿棒で伸して型抜きで抜く方法でやることにしました。
伸す厚さは、5mmとか1cmとか色々なレシピがありましたが、熱の回りを考えてこの時は約5mm。型抜きでポンポン抜いていきましたが、これは楽しいものですね。あとはホットプレートに乗せて焼けばいいわけです。
焼いてみました。最初は設定温度を180℃にしてみたのですが、これでは温度が高すぎるようでした。輻射熱で焼くオーブンと、熱した板に直接接触させて焼くホットプレートとの違いでしょう。10℃ずつ設定温度を下げていき、うちのホットプレートでは160℃という低い温度設定で安定して焼けるようになりました。
焼き時間は何分というよりも、目で見て焼けてきたら裏返す、という感じです。熱源の位置が特定されてしまうシーズヒーター式に比べ、電磁誘導を利用するIH式はプレートの場所による温度差は少ないですが、クッキーの形、つまり体積の違いによって、焼け具合に差が出るのです。これも、全体に包み込むように熱が回るオーブンとの違いのようです。
なお、ベーキングパウダーを加えていますから、焼けば当然膨らみます。横にも膨張して、狭い間隔で並べていると隣と接触してしまいますから、十分な間隔を空けて並べていくことが大切です。
焼けたら冷まして試食。うーん、何だかサクッとしていない…と思ったら、時間と共に水分が抜けてちょうどいい感じになってきました。オーブントースターで失敗していた親戚の子の所に持っていき試食してもらうと、「女の私が失敗したのに、なんで男のあんたがこんなに上手に焼けるのよ」と怒っていました。大成功だったようです(笑)。
2回目は彼女がうちに来て作ってくれました。当然私の実験試作品より数段おいしいクッキーが焼き上がりました。ホットプレートで作るクッキーが、ちょっとしたブームになりました。
「フードプロセッサでケバブ料理」
ケバブには、お馴染みのドネル・ケバブのほか、シシュ・ケバブ、コフテ・ケバブなど色々な調理法があります。ご紹介するのはこのうちのコフテ・ケバブ。ミンチに香辛料などを練りこで焼いていくものです。ケバブにはラムやチキンなどが用いられますが、ラムの挽肉はなかなかないので、これをフードプロセッサでやっちゃう作戦です。
材料はアバウトでいいのですが、二人で食べるなら、
ラム肉 200g(部位は適当で大丈夫)
たまねぎ 小振りのを半分くらい
ニンニク 1かけ
焼く時に使うオリーブオイル 適宜
塩 岩塩をミルでひいて小さじ1
スパイス類
コリアンダー 小さじ1
クミン 小さじ1
フェンネル 小さじ1/2
ブラックペッパー 小さじ1/2
ぐらいの感じでいいと思います。
フードプロセッサにも色々あると思いますが、ホールのスパイスが砕ける物なら、たまねぎとニンニクを入れ、ホールのスパイス類も入れて、高速で回して一気に粉砕してしまいます。刃を替える場合はここでミンチ用に替えて、適当に切ったラム肉を入れ、塩を振りかけてさらに回します。回しているうちに塩の働きでミンチになった肉に粘りが出てきますから、そうしたら取り出して手で軽く練って空気を追い出して、肉200gなら4等分して、薄っぺらいハンバーグみたいなものを4枚作りましょう。分厚いのがお好きなら2等分でもいいですね。
焼くのもホットプレートでできます。熱したプレートに軽くオリーブオイルを塗ってジュー。両面をこんがり焼きましょう。焼けたら別途用意したピタパンや薄切りのパンにお野菜などと一緒に挟み、お好みでケチャップなどをかけて食べます。辛いのが好きな人はチリソース。さわやかなヨーグルトソースなども用意できるといいですね。これはヨーグルトを清潔な布巾などに乗せて水切りをして、お好きな味付けにして作ります。お野菜は、薄切り晒したまねぎ、トマト、レタスなどが定番でしょうか。
お肉のパテをたくさん作ってテーブルで焼きながら食べたら、パーティーメニューにも使えると思います。立食形式ならパーティールームの一角にホットプレートを置いて、ケバブ屋さんを開店。回して焼いてそぎ落として作るドネル・ケバブは特別な装置がないとできませんが、ミンチにして焼くコフテ・ケバブならとってもかんたんです。
「省エネ&簡単☆ゆで玉子!」
節電、省エネムードが高まっている中、会社でも何か節電できないか話し合ったところ、電気ポットがあまり使われていないので
保温の電気代が勿体無いということで、小さな電気ケトルを導入しました。
数ヶ月程使ってみましたが、電気ポットよりも電気代がかからないようで、このままいけば半年で元は取れそうです。
それから何がいいってカップ1杯分(140~160cc程度)なら沸かすのに1分もかかりません。
少量でも気軽に沸かせるのが、いいですね。
おかげで夏でも会社で温かいお茶を飲む回数が増えました。
保温機能がありませんが、しばらくは温かいですし、すぐ沸きますので気になりません。
会社で使って便利さを実感したので、イエでもさっそく電気ケトルを購入しました。
毎朝夫がコーヒーを飲みます。
また、子ども達が風邪気味の時には、ハーブティを飲ませることがありますが、わが家では年中麦茶を作って冷蔵庫に入れてあるので、しばしば薬缶に冷まし中の麦茶が入っていたりします。
このためわざわざ小鍋で一人分のお湯を沸かすことも…。
電気ケトルのおかげで、いつでも気軽に少量のお湯がすぐわかせるためコーヒーやお茶の用意が手早く出来るようになりました。
さらに、料理にも役立ちます。
油揚げの油抜きに使うお湯も電気ケトルで沸かした熱湯をさっとかけるだけ。
大きな薬缶でお湯を沸かすと、ガスコンロが一つ占拠されてしまたり、沸かした後の薬缶を置く場所が気になりますが、
電気ケトルは熱くならないのでダイニングテーブルの上にも出しておけます。
そしてお気に入りの使い方が、ゆで玉子作りです。
1:用意するのは生卵だけ。
殻に小さな穴をあけておくと、中で殻にヒビが入っても卵白が出にくくなります。
2:生卵をよく洗い電気ケトルに入れ、水を8分目位まで注ぎます。
電気ケトルのメーカーやサイズにもよりますが1.5リットルのもので、黄身が偏らずに出来るのは3個まで。
これはお湯が沸く際に、卵が電気ケトルの中で回転するためだと思われます。
黄身の偏りを気にしなかったら8個くらいまでは入ります。
3:スイッチオンして2分程で沸騰し、スイッチがオフになります。
4:沸騰後、適当な時間がたったら卵を冷水に取り出し、殻を剥きます。
ちなみにスイッチがオフになってから5分後にお湯から出すと半熟です。
10分以上おいておくとハードボイルドに。
加熱しすぎないため、そのまま放置しておいても黄身は黄色いまま固くなり、黄身の縁が緑色にはなりません。
おまけに、電気ケトルは、中のお手入れもとても簡単。
ひたひたになるまで水をいれ、クエン酸を小さじ1入れます。
そして、いつもどおり沸かすだけで、綺麗に!沸くのも早いので、お掃除も簡単です。
帰宅後、急いで夕食を作っている時に、卵入れてスイッチオン!で別の料理を作っている間に、ゆで玉子も出来てるのって、大変助かります^^
なんと言っても失敗がなく、お鍋にお湯を沸かして作るよりも省エネです。
それから、ゆで時間と黄身の状態の目安かきましたが、電気ケトルのメーカーや、卵の個数によっても違いがあると思います。
ご自分のお好きなゆで加減を探してみて下さいね。
「炊飯器でパン作り」
炊飯器の予約機能を使って、前の夜に仕込んで、翌朝にはふわふわ焼きたてのパンを。
こね、1次、2次発酵と最後の焼き上げまで、すべて炊飯器を使って行います。
用意するもの
強力粉 300g
スキムミルク 大さじ1
ドライイースト 小さじ1
バター 25g
塩 3g
お湯 200cc
油(サラダ油やオリーブオイルなど) 適量
キッチンペーパー 1~2枚
作り方
○ 炊飯釜に強力粉、スキムミルク、ドライイーストを入れてかき混ぜます。
○ 材料を入れた炊飯釜に80度以上のお湯を入れます。
最初は大きくかき混ぜ、まとまってきたらバターと塩を加え、生地を丸めるように10分位よくこねます。
○ 生地を1つの大きな丸いかたまりにしたら、一旦生地を取り出し、釜の内側に油をしみこませたキッチンペーパーで油を薄く塗ります。
○ 生地を釜に入れ、炊飯器の保温ボタンを押して10分程温め、10分たったらスイッチをオフにして3~40分放置します。
これが一次発酵です。
○ 生地が2倍から3倍にふくらんで、粉をつけた指で生地を押して、指の跡が生地に残ったままになったら1次発酵成功!
○ 生地をパンチしたり、よ~く押して、生地の中に溜まったガスを一旦抜きます。
○ ガス抜きをした生地を6等分し、 切り口を指でつまんで閉じて、閉じ目を内側に押し込むように丸めます。
○ それぞれを丸め終わったら、再度釜の内側に油を薄く塗り、釜の中に生地を花のように並べていきます。
○ 炊飯器の保温ボタンを押し再び10分間温めた後、炊飯器の予約設定をします。
通常の炊飯時間(わが家は約1時間)に約30分足した時間が炊き上がりになるように予約します。
この約30分が2次発酵の時間です。この間に生地は再び2倍から3倍にふくらみます。
* 季節によってもふくらむ時間が変わるので、夏は短めに、冬は長めに設定してみてください。
○ 約1時間30分後炊き上がります。
○ 夜に仕込んだ場合、炊飯後はそのまま保温状態に移行し、朝になったら出来上がりです。
表面は白くふわふわの蒸しパンのようになっているので、カリッとさせたい場合は、トースターなどで焼いてみてください。
○ 昼間に作る場合は、焼きあがったパンを炊飯器から取り出して、上下をひっくり返して再度炊飯器に入れて、炊飯スイッチを押します。
すると両面しっかり焼き色のついた、ふっくらしたパンが出来上がります。
ホットケーキミックスで作る炊飯ケーキは市民権を得ていますが、普通の強力粉を使ったパンも炊飯器で作れます。
ただ、普通のパン作りには手間がかかるものなので、何も予定のない、お休みの前日に家族で準備するのがオススメです。
多少準備に時間がかかっても、翌朝ほかほかのパンを食べられたら嬉しくなります。
強力粉を減らして、余ったご飯を生地に混ぜたご飯パンも作れます。
他にもコーンフレークをまぜたり、レーズンやチーズを混ぜたりしてイエオリジナルの炊飯器パンを^^
今までホームベーカリーがないからとあきらめていた方も、炊飯器を使ってパン作りしてみませんか。
「炊飯器でおはぎ」
餅米も炊飯器で簡単に炊けます。当たり前の使い方なのになぜイエで餅米を炊く人が少ないのだろうということで、おにぎり並に簡単に作れるおはぎを紹介します。
おはぎは、餅米100%で作る場合と、うるち米を混ぜて作る場合がありますが、わが家では後者です。だいたい餅米4に対してうるち米1の割合。うるち米は最高半々くらいまで増やしても構いません。
炊き方は普通の御飯を炊く時と同じ。餅米もうるち米も一緒にして研ぎ、そのまま炊飯器に入れてしまえばOKです。水加減も普通のご飯と変わりません。ただスイッチを入れる前に1~2時間浸水時間を取るといいですね。
炊き上がったらよく水を染み込ませておいたすりこぎで半搗きにします。搗き加減はお好みで。搗き上がったら、おはぎの形に丸めます。大きさも好みでいいですが、だいたい3合で20個作るくらいが標準的な大きさになると思います。
おにぎりと同じように手水を付けて丸めていきます。もし黒胡麻やきな粉のおはぎも作りたければ、その分は中にあんこを入れて丸めましょう。この場合も使うご飯(半搗き餅)の量は同じ。中のあんこの分だけ大きくなりますが、これであんこでくるむおはぎと仕上がりの大きさが揃うわけです。
あんこのくるみ方は、清潔な布巾を使うと簡単です。布巾を水で濡らして絞り、平らな台の上に敷いて、そこにあんこを置いてしゃもじで平らに伸ばします。中心に丸めた半搗き餅を置き、布巾で包み込むようにして形を整えると出来上がりです。
布巾の代わりにラップを使っても同じように出来ます。私はペタペタ貼り付くのが面倒なので布巾を使いますが、すぐに食べない場合はラップを使って作り、取り除かずそのまま包んでおくようにしています。
黒胡麻おはぎも美味しいですね。黒胡麻は煎って軽くすり鉢で当たり、好みの量の砂糖を加え、隠し味的に醤油を垂らして混ぜておきます。これをあんこ入り半搗き餅の周りにまぶせば出来上がり。
きな粉も同様にまぶせばいいのですが、私はきな粉にお砂糖を混ぜません。砂糖が湿気を吸ってベチャッとなりやすいからです。甘味は中に仕込んだあんこが担いますから、何も混ぜないきなこで十分美味しく頂けます。
いかがでしょうか。手間はたいしておにぎりと変わりませんね。むしろシャケを焼いてほぐしたり、ツナにマヨネーズを混ぜたりするおにぎり作りの方が、手間も後始末も面倒なくらいだと思いませんか。
炊飯器で炊いて作るおはぎは本当に手軽ですから、年間を通して、
・春は「牡丹餅」
・夏は「夜船」(大きな音を立てて搗かない半づき餅だから、いつ搗いたのか分からない、いつ着いたのか分からない、まるで夜の船のようだと洒落てこう呼びます)
・秋は「御萩」
・冬は「北窓」(夜船と同様、搗き知らず、月知らず、月の見えない北向きの窓という洒落です)
として楽しめます。特にこれからの季節は、お彼岸のお供えに、また秋の行楽のお供に、おはぎが大活躍ですね。炊飯器で炊いて作る手軽なおはぎをぜひどうぞ。
「発泡スチロールを使って煮物や煮込み料理を味わい深く」
家電というかむしろ省エネ術の様な方法です。
肉じゃがやブリ大根など煮物を作ると、加熱する口が長時間ふさがってしまうことと、長い時間目が離せないのが悩みです。
また夏場に長時間加熱するのは台所が暑くなって辛いものです。
しかし、味付けをしてひとにたちしてから鍋を発泡スチロールの箱に入れて保温し、
徐々に温度を下げていくようにすると、具材によく味がしみ込むようになります。
(できれば不要な毛布などでくるむと更に保温性が増します)
大体夜に仕込んで保温すると朝にはよく味が染みています。
保温している際にはエネルギーを使わないので省エネになりますし、
つきっきりでなくてもいいので小さなお子さんがいたりして時間に余裕がなくても
できるので、年中お勧めできる方法です。
「炊飯器とフードプロセッサでお手軽ランチメニュー」
お米の上に他の料理の素材を乗せて炊き、一緒に加熱してエネルギーと手間を省くというアイデアがありますが、実際にやってみると炊き上がったご飯に匂いが移って美味しくなかったり、乗せておいた素材にもご飯粒が貼り付いて使いにくかったりと、なかなかうまくいきません。
そこで、それらを解消しつつ手軽にランチメニューを作っちゃう方法です。
お品書きはピラフ風混ぜご飯とポタージュ。
もう分かっちゃいましたね。
そう。ご飯に味付けをしちゃうなら別料理の素材を一緒に乗せて炊いても匂い移りが気になりませんし、ポタージュなら素材にご飯粒が貼り付いていても、一緒に攪拌すればそれはトロ味付けになるという寸法です。
ただしご飯はポタージュ用素材を乗せて炊きますから、ピラフの具材まで一緒に乗せてしまうと炊飯器の能力をオーバーして、ご飯に芯が残ってしまったりします。
そこで具材は別調理。炊き込みではなく混ぜご飯仕様とすること。
これがこれからご紹介する方法の核心です。
材料は3~4人前。
【お米】 3合
【ポタージュ用素材(例)】
・かぼちゃ 小さな物半分くらい
・牛乳 1カップ
・固形スープの素 1個
・塩、コショウ 少々
【混ぜご飯具材(例)】
・鶏肉 150g(大きめのモモ肉1パックの半分くらい)
・ベーコン スライス2枚
・タマネギ 半個
・ニンジン 1/4本
その他お好みの野菜類。パプリカとか茹でたホールのコーンとか。
・プチトマト 人数分×3個(3人前なら9個)
・固形スープの素 1個
・塩、コショウ 少々
カボチャは種とワタを取って、煮付けにするくらいの大きさに切って皮を切り落とします。
カボチャの皮は粗みじん。これはポタージュではなくご飯に混ぜちゃいます。
お米をといで炊飯器に入れて通常通りの水加減(ちょっと固めに炊く水加減がいいかな)。
その上にカボチャの皮の粗みじんをパラパラ。
さらにカボチャの身を乗せて蓋を閉めてスイッチオン。
炊いている間にご飯に混ぜ込む具を作りましょう。
鶏肉は適当に切って塩コショウして揉み込んでおきます。
タマネギ、ニンジン、その他の野菜はみじん切り。
ベーコンも適当に切って、油を引かないフライパンで乾煎り。
脂が出てきたらそのまま鶏肉を入れて全体に焼き色をつけ、タマネギ・ニンジンその他野菜類を入れて炒めます。
仕上げに固形スープの素を崩し入れ、ざっとまぜて火を止めます。
コンロを使う作業はこれで終わり。
ペーパータオルを敷いたバットかお皿の上にあけて、余分な油を切っておきます。
プチトマトは生で使いますから、半切りにしておいてください。
ご飯が炊き上がったら、カボチャの身を取り出してフードプロセッサに入れます。
炊飯器の中のご飯もお茶碗半分くらい取り出してフードプロセッサに。
炊飯器の方には炒めた具を入れてご飯とよく混ぜ、味を見て塩コショウを足し、蓋をしてしばらく蒸らしておきます。
フードプロセッサの方には潰した固形スープの素を入れ(少量のお湯で溶いておくとさらによし)、牛乳半カップ程度を注いでスイッチオン。
お米の粒々がなくなるまで回したら残りの牛乳を入れてさらにかき回します。
塩コショウで味を調え、必須じゃないけどできればシノワで漉しながら、各自のスープ皿に注いで電子レンジでチン(逆に冷蔵庫で冷やしても構いません。冷・温どちらにも対応します)。
あとは生クリームを流し入れたり、適当な浮き実、パセリのみじん切り(いずれも分量外)などを乗せて、これでポタージュはできあがり。
炊飯器の方もしばらく蒸らすと味が落ち着くと思いますから、これもお皿に盛りつけて、半切りプチトマトを飾り、チーズ(分量外)があったらそれも小さなサイコロに切って乗せ、パセリのみじん切りあるいはオレガノ(これも分量外)などをちらしてできあがり。
これに有り合わせの生野菜でサラダでも添えれば、かなり手抜きをしているのに、なかなか豪華なランチメニュー一揃えが整います。
ピラフ風混ぜご飯はチキン+ベーコンをシーフード+バターに替えてもいいですし、ニンニクを利かせてツナ缶で、なんていう手もあります。
カレーパウダーやカレールーを活用してカレー風味にしちゃうのもありですね。
ポタージュもジャガイモ&タマネギ、サツマイモ、その他色んなお野菜が活用できます。
以上、素材を替えるだけで毎週末のお昼がこれだけで賄えるキッチン家電活用ランチでした。
「IH電磁調理器を使った手造り羊かん」
IH電磁調理器を使って手造り羊かん、いかがでしょうか。
お手軽なのでおすすめです。
大き目のイチジク4個の皮をむき4分割。 次に水に砂糖を加え沸騰させてから、”イチジク“を約15分弱火で煮込んで、火を通しました。(水:1.5カップ 砂糖:大さじ5)
火が通るまでの間、棒状の寒天を1本たっぷりの水につけて柔らかくします。
寒天が柔らかくなったら、固く絞って小さくちぎり、2カップ(約400cc)の水に入れて煮込みます。
イチジクに火が通ったら、実と煮汁を分けて、煮汁は煮込んでいる寒天に加え、実はあら熱をとります。寒天を更に煮込んで溶かし、アクを取ります。このときかき回さないほうが透明に仕上がると、寒天のパッケージに書いてありました。
味見をして甘さを調整し、ペーパータオルを使って漉しました。
あら熱を除いたイチジクの実を型に入れて、そこに寒天を注ぎます。 これを冷やせば出来上がりです。
冷蔵庫で冷やした「手造りイチジク羊かん」は、透明で薄いむらさき色を帯びて出来上がりました。
「フリーザーで作る凍り豆腐」
常時通電している冷蔵庫。これを活用しない手はありません。今までにもバナナを凍らせるとアイスみたいでおいしいとか、色々なアイデアが発表されてきましたが、今回私は豆腐を凍らせて作る自家製凍り豆腐について書かせていただきたいと思います。
その前に昔ながらの凍り豆腐がどうやって作られるのかに触れておきましょう。地域によって多少の違いはありますが、水切りをして崩れにくい固さにした豆腐を藁縄などでくくって、厳冬期の軒先に吊しておくというのがだいたいの基本形。夜間に凍結、昼間は溶けて水分が蒸発し、これを繰り返しながら次第に乾燥して長期保存に耐える状態になっていきます。このタイプの凍り豆腐は、吊して干す姿から連豆腐などとも呼ばれてきました。
一方、高野豆腐と呼ばれる物は、厳冬期の寒さで凍らせた豆腐を、昼間でも氷点下が保たれる寒い部屋に並べ、凍結状態を維持しながら1週間からそれ以上の日数をかけて熟成。そののち湯がいて水分を絞り、焙炉などを用いて完全に近く乾燥させるという手の込んだ手法で作られていました。
このどちらの手法も、おそらく「一夜凍り」と呼ばれる一晩凍らせた豆腐が元祖でしょう。今でもこういう素朴な凍り豆腐が愛されている地域もあります。ここでご紹介するのも乾物ではない「一夜凍り」タイプ。保存は、凍らせたままフリーザーに入れておくことで行います。
使う豆腐は木綿でも絹でも構いません。絹には絹の、木綿には木綿の、それぞれの食感が生かされた凍り豆腐が作れます。まず最初は水切りから。ザルなどの上に乗せて約一日、自然に水を切ります。急ぐ時は押しをして水切り。賞味期限が近付いている割引品などで作る場合は押しをするコースを選択しますが、時間をかけて自然に水を切った方がいい感じに仕上がります。
水切りをした豆腐をフリーザーに入れ、凍ったら一度自然解凍。そうするとかなりの水分が滴り落ちますから、その水分を捨てて再度フリーザーに。あとはそのまま凍らせておけばしばらくは日持ちします。
いったん解凍して再凍結させるという二度手間は必須ではありませんが、この方がきめの細かい凍り豆腐になるようです。なお、作り方のコツは、水切りも凍結も自然解凍も、密閉できる容器の中で行うこと。庫内での臭い移りを防ぐためです。タッパーみたいな容器の内側に水切り籠がセットされた物があると便利ですね。これなら水切り中も冷蔵庫の中に入れておけるので、製作途中に腐敗させてしまうことが防げます。
こうして作った自家製凍り豆腐は市販されている乾物の凍り豆腐と同じように使えますが、「一夜凍り」タイプは乾物とはひと味違ったソフトな口当たりで、これがクセになるおいしさなのです。手作りする価値ありますよ。
豆腐は良質のアミノ酸に優れ、イソフラボンによる様々な健康効果も期待できる食品ですし、さらに凍り豆腐として凍結させるとタンパク質の一部が難消化性に変わり、これが食物繊維的な働きをしてコレステロールの吸収を阻害してくれるという、うれしい話もあります。
色んな意味で作ってみる価値のある自家製凍り豆腐。2丁や3丁作る程度なら通常と電力使用量はほとんど変わりませんから、その意味でも価値あるキッチン家電活用法と言えると思います。
「オーブントースターで田楽を楽しむ」
トースターで焼くという当たり前の使い方ですから作り方には何の驚きもありませんが、田楽なんて日頃食卓に上るイエは少ないと思いますから、それが日常食になってもおかしくない手軽さで作れるというのは、ちょっとしたサプライズになると思います。
使う豆腐は木綿豆腐。ガチガチに固くする必要はありませんが、重石を乗せて、焼き豆腐くらいの感じまで水を切っておきます。もちろん焼き豆腐をそのまま使ってもOK。普通は焼き豆腐の方がコスト高になりますが、場合によると賞味期限間近で割り引きなどということもありますから、その日お安く手に入る材料でやっていきましょう。
豆腐は地域によって長方形だったり正方形だったり、また大きさもまちまちですから、適当に切ってください。厚みはだいたい1.5cmくらいがいいと思います。
田楽みそは、私は大分で食べた味噌田楽の味が忘れられないので、ベースは九州の白味噌。これを50g小鍋にとって、みりんを大さじ1、酒を小さじ1、砂糖を小さじ1.5を合わせて混ぜ、大さじで6程度の出し汁を加えて伸ばし、ゆっくりとかきまぜながら弱火にかけて元の味噌よりちょっとゆるいくらいまで煮詰め、火から下ろしたら卵黄を落として手早く混ぜてやります。
オーブントースターの天板というかトレーにオーブンシートを敷き、そこに豆腐を並べます。中の広さに限りがあるオーブントースターですから焼く段階では串は打ちません。トースターに入れて数分加熱。豆腐の表面が乾いて焦げる直前といったところで取り出し、田楽味噌を塗って再びトースターの中へ。味噌の表面に焦げ目が付くまで焼きます。
取り出したら田楽用の串を刺し、木の芽を乗せて出来上がり。お一人様二串が標準的な盛り付けですね。木の芽のかわりにおろし生姜を乗せてもおいしいです。私が大分で食べた時は、木の芽と生姜の両方のバージョンが一つのお皿に乗っていました。このほかにも様々な田楽味噌の作り方がありますから、季節の味覚で色々な味噌田楽が楽しめます。
オーブントースターで焼く田楽はスペースの関係で串を後打ちにしますから、串が焦げないのもいい副次的効果を生み出します。洗えば再利用できる→また作ってみたくなる→田楽がイエの食卓に定着する、という効果です。
田楽もこり始めると様々なバージョンを作ってみたくなります。田楽の歴史は古く、室町時代に始まっていると言われていますから、長い歴史を経て日本各地に様々な田楽が存在しています。それを調べてみんな作ってみたくなるんですね。
お酒のお供にもぴったりで、メインが豆腐ですからとてもヘルシー。田楽味噌は冷蔵庫に入れておけばそれなりに日持ちしますから、作り置きがあれば毎晩だって楽しめます。もちろん上品な料理ですからお客様にお出しするにも最適です。オーブントースターも使いようです。
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