THEME:「氷」「音楽」「リビングで」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、キッズ・バージョン。子どもたちと一緒に遊び、学び、楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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「麦茶を凍らせて持参させてください」
1970年代。夏。兵庫県西宮市立T小学校。先生から父母あてに、次のような指導がありました。
「学校の生水は子供達に飲ませられません。水か麦茶を持参させてください」
学校の水道というのは、家庭と違って、水道局から来た水を、一旦「受水槽」というタンクに受け入れ、それを電動ポンプで屋上の「高架水槽」に揚げ、それを重力で各フロアの蛇口に分配する仕組みになっています。水道水の塩素が抜けていたり、高架水槽内にコケが生えたりして、あまり衛生的ではないので、学校の生水は飲んではいけなかったのです。
これについては全国どこの学校でも、3階建て以上の高さのある校舎であれば大差ないと思うのですが、ここから先、ちょっと変わったルール(校則?)がありました。
「プラスティックの容器(水筒?)に入れて凍らせて構いません」。
・・・
具体的には、円筒状縦長のポリ製シール容器(いわゆるタッパー)に麦茶を入れて、それを一晩かけて冷蔵庫の製氷室(まだ家庭に「冷凍冷蔵庫」があまり普及していなかった)に入れて凍らせます。
多くの家庭では、この凍った容器を、手製の布袋(一応、簡易的な断熱機構にもなる)に入れて子供達に持たせていました。
「凍った麦茶」、朝はまだ飲めません。
1時間目の授業を受けて、休み時間になると、少し溶けています。それを子供達は、ちゅうちゅう言わせながら飲みます。少ししか溶けていませんから、少ししか飲めません。
2時間目の授業を受けて、休み時間になると、少し溶けています。それを子供達は、ちゅうちゅう言わせながら飲みます。少ししか溶けていませんから、少ししか飲めません。
3時間目の授業を受けて、休み時間になると、少し溶けています。それを子供達は、ちゅうちゅう言わせながら・・・(以下略)
・・・というのを、6時間目以降放課後まで繰り返す訳です。氷は少しずつ溶けますから、飲み過ぎず、また、氷で冷やしているおかげで(多少なりとも)衛生的でもあり、何より、冷たくて美味しい。
今思うと、学校で授業の合間に「氷を舐める」ことが許されていた訳ですが、この話、あまり他の土地では聞きません、いや、全然聞きません。T小学校は、今でもそうなのでしょうか?
さて、この「凍った麦茶」、放課後にはほとんど溶けている訳ですが、さすがに9月も終わり頃になってきますと涼しい日もあったりして、放課後になっても飲み残している場合が発生してきます。
これが実は要注意でして、シール容器というものの「蓋」はネジ等で固定された堅固なものではありません。で、この飲み残しをカバンの中に入れて家に帰る訳ですが、そのカバンを乱暴に扱ったりいたしますと・・・「シール容器フルオープンの地獄」を体験することになります。私も一度、これをやってしまいました。容器の半分くらい飲み残していた麦茶を、カバンの中で解凍&フルオープン。その大半を、なぜか国語の教科書が吸収していました。なぜ国語だったのかは分かりません。他の教科書はほぼ無傷でした。
母親は怒るどころか大いに爆笑し、物干に教科書を吊るして、一晩かけて少しずつ乾かしてくれました。
子供の頃の氷にまつわる思い出です。
「音楽の事を語りあい」
子供の頃、自分が音楽好きになったのは、TVの歌番組をみて
その歌手の色んな意味での”パワー”に衝撃をうけたのが始まりでした
それから今までいろんな音楽を聴いてきたけれど
家族と音楽について殆ど話をしたことがないんですよね・・
もし、子供と音楽の事を話す機会があったら
まず子供が好きな曲を聞かせて、それに似た感じの曲を聞かせることをし
この曲は・・だね~とか色々話をしたいですね
家族で音楽の話とかやっぱしてみたいです。
(そして同じジャンル好きになってくれたらな・・と思います)
小さなコップにフルーツトマトジュースに氷を入れてしばらく放置して飲むのが、この夏我が家で流行っています。母がお客さんから聞いてきた直売所で買ってきたトマトジュースは美味しいことは美味しいのですが、濃くてなかなか飲めませんでした。
もともとトマトジュースが苦手だったのですが、このトマトジュースは癖がなく美味しいだけに残念な思いをしていました。
あるとき、母が氷だけ入れてそのままにしていたのをたまたま飲んだら薄くなっていて美味しい!!水だけをいれてもなぜかだめなんですよねー。
それからは小さなコップに氷をいれて氷を溶けるのを待って飲んでいます。
実はこの文章もこのトマトジュースを飲みながら書いています。
そろそろトマトジュースが少なくなってきたので家から車で30分かけて買ってこなくちゃ。
リビングのソファで雑誌を読みながらコーヒー
これが一番落ち着いてゆったりできる時間です。
忙しいときでも、休日にこういう好きな場所で落ち着くことができると、次の週もがんばろうと思えます。アウトドア派ではないので、家の中の時間を大事にしていきたいと思います。
自分にとっての安らぎスペースはぜひ作っておきたいですよね。
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」
子供がいるだけで、今日がちょっと楽しく、特別に、いつもの時間が素敵に変わる・・・。
なので、普通のことがとても楽しいです。
小さいときは絵本を読んであげて、色々とお話をして。
大きくなってきたら、同じ本を読んで、お互いに感想について話をする。
普通のことが、特別なんです。
「リビングで写真を撮る」
子供時代のアルバムを見るひと時はそれほど多くありませんが、たまに気が向いたときにクローゼットの奥からとりだして眺めるのはほっとひとときつける時間です。
ところで、今回、「リビングで」というテーマを拝見したときに、ふと思ったことがありました。
子供時代の写真は生後数時間のものから始まって、いろんな写真を親が撮影してくれたのでそれはそれで面白いのですが、撮影した場所がどこかへ出かけたときとか、誰かが来たときとか、そういうものがどうしても多くなっています。
しかし、それぞれの写真そのものが思い出深いとはいえ、大人になってから見るなかで一番懐かしく思うのは家で写した写真なのですが、その家で写したものというのが、一番枚数が少ないのです。
考えてみれば、家は毎日生活している場所ですから、記念の写真を撮るという発想にまで至りません。
家で写した写真の多くは、入学式に出かける前だったり、誰かが来たので家で一緒に写したものだとか、そういう何かのイベントのあるときになっています。
そんな中で恐らく、フィルムがあまったので撮ったであろう、あるいはなにかの試し撮りだったかもしれない、なんの変哲もないリビングで写した普段着姿の写真があって、それが妙に懐かしいのです。
いつもいる場所はどうしてもなおざりにされがちなのですが、これから子供さんが大きくなったとき、普段の生活を写したような写真が何枚かあるとすごく懐かしくて思い出深いものになるのではないかと思います。
そこで、それほどたくさんでなくてもいいので、何かの折にみんなで過ごすリビングで普段の様子を写真に撮っておくのはどうだろうか、と考えました。
ソファに座っている様子。そのソファも子供たちが大きくなったころにはなくなってるかもしれません。
或いはテレビと一緒に。
テレビは型の変動が激しいので、
「昔はこんなテレビだったんだね」
と懐かしく思うのではないでしょうか。
人は小さくなってしまいますが、リビング全体が写るように撮影してもいいかもしれません。
何か一つ背丈の大きさがわかるようなものと一緒に写して、それを毎年続けて子供の成長振りを記録するという方法もあります。
写真は撮影当時はそれほど面白いものに思えないかもしれませんが、何十年後かに子供たちが大きくなったとき、そのときにはとてもかけがえのないものになってるのではないかと、自分の経験からそう思います。
キッズということで、小学生時代の音楽の時間で思い出したのですが、今現在もクラッシックの名曲などたまに聞かせて終わりの授業なのでしょうか???
学生時代、音楽の成績はあまりよくなく、唱歌とか、堅い音楽中心で、あまり興味が持てませんでした。
でも友人の影響から、現在は無類の音楽好きです。
情操教育という視点やもう少し色んな音楽に興味を持たせるという意味からも、いろんな視点から勉強できればとは感じましたね・・・。
「虹色かき氷」
ある日、かき氷食いてえな~って思って子供たちと一緒に。
あらかじめ専用の容器に入れてある氷を出して、さあ、かき氷。
人数もいっぱいいたので、いくつも作り、大量の氷を使っちゃいました、、、
さて、かき氷が出来ました。
「ブルーハワイ」「メロン」「イチゴ」「レモン」
みんながほぼ別々のシロップを使ったもんで、もうカラフル。
その後はみんなで話しながら食べました。
最初に作った人のかき氷は溶けまくり状態でした。
「リビングに勉強出来る空間作り」
今は結構、小学生に上がる頃から一人ひとりの個別の部屋を与えられているかな?
そうなると勿論その部屋には勉強机があって、もくもくと宿題だったり勉強を自分の部屋で一人で行うことが多いかもしれませんね。
一人の方が勉強も集中出来て、周りの煩わしさもなく自由に出来るというメリットも勿論あります。
誰にも干渉されないというのは心地よいもので、私なんかが子供だったころは、そんな個別の部屋もなく、リビングで両親が居る目の前で宿題だったり勉強をするハメになったものです。
少し気を抜いて居眠りしたり、他のことを始めようとするものなら、「コラ!」なんて怒られる始末・・・。
落ち着かないなぁなんて思いながらいました。
初めて自分の部屋を与えられた時はなんて至福なのだろうと喜びました。
でも、不思議な事に、リビングで勉強してた頃の方が勉強が捗っていたことに気づくのです。
個別の部屋になると、何だか逆に身の回りのモノに気が散る。
みなさんも、テストの前に勉強するぞ!と意気込んでるときに限って、妙に部屋の掃除を始めたり、雑誌を読みあさってしまったり、そんなことありませんでした?
誰も居ない場所だからこそ、変な集中力の分散が始まるのです。
結局勉強が集中できず、あれれ?リビングで勉強してた時のほうが捗ってたじゃないかと思い始めます。
それだけでなく、勉強している中で、少しでも解らない部分があると、リビングで勉強していたときはすぐに両親に聞けたのですが、個別の部屋だとそういうことが出来ないため、後でいいや~面倒臭い~とか、解らない自分に一人で苛立ちを覚えたりして、効率も悪くなりました。
そこから考察しますと、やっぱり勉強出来るスペースというのはリビングにも作っておくと良いのではないかなと思うのです。
両親の居るちょっとした緊張感、すぐに聞ける体制、この二つは結構重要ではないかなと思いました。
緊張感が無くなると人間はだらけるものです。
でもここで注意があります。
あくまでも両親は子供が勉強するのを「見守る」ということ。
口出ししたり、ガヤガヤ言うのではなく、見守る。
リビングにスペースを与える=干渉する ではないのです。
子供の行く末を見守る感覚で、子供にそこに自由を与えながらいることが大事と思います。
そして、勿論テレビはつけず。
実際の具体的な見解が無いかとネットで色々調べてみると、とても興味深いな記事を見つけました。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/da/36/
知り合いから聞いた話だが、小学2年生の子どもを持つお父さんが珍しく風邪で会社を休んだそうだ。すると、我が子が学校から帰ってきてリビングで勉強し始めた。それを見て、びっくりしたという。
それまで子どもの勉強する姿を見たことがなく、てっきり子ども部屋で机に向かって勉強していると思っていたらしい。リビングのテーブルで勉強するとはだらしないと、そのお父さんは子どもをしかった。
しかっているお父さんを見て、お母さんは「リビングで勉強する方が話しかけやすいし、宿題などの確認もすぐできるからいい」と反論して、口論になったそうだ。この話を聞いて、子どもの勉強する姿を一度も見たことがないということにも驚いたが、30代の若いお父さんの割にはずいぶん古い考え方をすると思った。
どこで勉強させたらいいかという相談や質問をよく受けるが、子どもが小さいときは子ども部屋に閉じ込めて勉強させるのはよくない。かえって子どもは集中できない。
特に小学校の低・中学年は、一人でいることが怖い。大人は忘れているが、子どものころはいろいろなものを怖く感じる。夜、一人でトイレに行けない子もいる。学校のトイレで怪談話が生まれるのも子どもの恐怖心のせいだ。低学年には昼間でもトイレのドアを閉められない子もいる。
子どもは怖いと集中できない。親の声や家族の物音が聞こえる場所の方が安心でき、集中できる。だから、リビングやダイニングの方が勉強ははかどる。
ただし、テレビやラジオ、音楽などのスイッチをつけてはいけない。
親子の会話はかまわない。子どもの勉強する様子を見ながら、集中していないようならば、「あと10分だけがんばろう」と親が励ますことができる。
また、もし分からずに困っているようならば教えてやる。勉強や宿題が終わったら、その場でチェックし、間違っていたらすぐに直させる。そうすると、知識の定着率が上がるのだ。
日記は子どもにとっては大変な課題で、書くことが見つからないと、たちまち20~30分過ぎてしまう。そういうときは「学校で何があった?」などと会話しながら、行動を思い出させるといい。
勉強している姿を見ながら褒めることも大切だ。
「足し算が早くなったね」「九九が完璧だな」「ノートの字がきれいになったね」「勉強好きだな」など、何でも気付いたことを褒める。勉強しているときに褒められる体験を重ねると、「快」の記憶とつながって、勉強が楽しいと思うようになる。
その半面、リビングでやらせても、お小言ばかりでは逆効果だ。「なんて汚い字!」などと聞かされたら、「勉強=不快」になる。減点主義ではなく加点主義で子どもには接したいものだ。
もし、ノートの字が汚いと思ったら、「汚いから書き直し!」ではなく、まず「この字とこの字はきれいだね」と探し出してでも褒める。それから、「この字とこの字は雑だから書き直そう」と言えばいい。
こうした細かい指導は一緒にいるからこそできる。
子ども部屋で一人でやらせておいた場合、勉強が終わると、子どもは頭のスイッチがオフになってしまう。そこから直しなどを始めるにはオンに切り替えるエネルギーがいる。
一人きりで勉強させるよりも、一緒に居ることで出来ることも多いのだと感じました。
今回私が思うのはあくまでもリビングに勉強スペースを作ることであり、個別の部屋を与えないという意味ではないということがポイントです。
勉強スペースをリビング限定にしてしまうのも息苦しいものです。
ですので、個別の部屋がありつつも、いつでもリビングで勉強出来る小さなスペースを確保しておくというのが良いかなと思います。
「氷」
うちの子は、ちょっと目を離すと、冷蔵庫の製氷機から氷をとりだしてガジガジやってる。
今日も、終わってない夏休みの宿題をこなすために 0:30 くらいまで頑張ってたんだけど、
常にボリボリ音がする。
その割に、水を足さないので、あっというまに氷が無くなる。
8マンでもあるまいし、どんだけ冷却が必要なのか、と :-(
「寝る前の音楽」
寝る前に音楽を聴いて寝ると結構癒されますよ
歌にもよりますが自分はよくバラードを聞きます
おススメですのでやってみて下さい
って言ってもやっている人はいっぱいいると思いますが
「氷で遊ぼう!」
朝晩は涼しくなってきたが、相変わらず日中の陽射しは厳しい。
そんな夏に楽しむ氷遊び。
蚊に刺されたところに、氷を当てるとヒンヤリして気持ちが良く、しばらくすると冷たさで皮膚の感覚が麻痺して、子供たちがかゆいのを忘れてくれたのが氷あそびのきっかけだった。
氷が溶けても氷を持っていた手はとっても冷たくなっている。
この手で あちこち ペタりと触る。
首すじに、ホッペやオデコ、手足に冷たくなった手をくっつけて、ちょっこと離して、しばらくしてまた 当てるとやはり冷たくて、キャーキャー言うけど楽しそうだ。
時には子供たちと冷たい氷の当てっこもして、当てられる時に自分がちょっと体をひねって逃げようとすると、嬉しそうに何度もやってくる。
小さい氷は、この時期5分もすれば水に戻るので、冷やし過ぎの心配はないと思う。
夏ならではの、かゆみ止めと遊びの一石二鳥。
せっかくなので、夏の最後に大きな氷を作って遊ぼう!!ということに。
氷の冷たい感触は、残暑のまだまだ厳しい時期にはもってこいだ。
夏に氷はヒヤッこくて、透き通って綺麗で、面白い玩具になるのである。
氷がある、ただそれだけで子供たちは氷が溶け切るまでの30分~1時間もの間、集中して遊んでくれる。
準備するのは、まず紙パックや、ボウル、カキ氷用の大きめの器などに水を入れて、冷凍庫で一日夜凍らせておこう。
それから製氷皿などで、小さい氷も沢山用意しておこう。
あとはボウル、カップ、毛糸、塩、びー玉、ビニール袋など、氷で遊ぶ時に楽しめそうなもの、必要なものを色々と用意しよう。
次の日になったら氷を取り出す。
(紙パックで作った氷を取り出す際には、カッターナイフなどで、パックを切り開くと取り出しやすい)
服も子供たちは濡れてもすぐ乾く水着に着替えさせて。
部屋にレジャーシートを敷いて遊んでもいいが、せっかくなのでベランダや庭にぬるま湯を入れたビニールプールを用意したり、
折りたたみテーブルを出して外での水ならぬ氷あそび。
自分達大人にはアタリマエのことだが、氷は水に浮くんだよってことがわかったり、水と塩を使って小さい氷を沢山くっつけてみたり、逆に大きな氷が鋸なんて使わなくても銅板を当てるだけでサクサクと切ることも出来るんだ。
そして糸を結んだ箸の竿で、氷のキューブに毛糸をたらして氷釣り。
氷に塩を振ると、氷が再び凍り、キューブを釣りあげられる。
息子とは、自分とテーブルの上で、氷を使ったアイスホッケーも楽しんだ。
ホッケーの氷が溶けたら息子は小さい氷と大きい氷をくっつけて、車や、イエ、列車にみたてたりしている。
娘は、小さな氷の真ん中を水で溶かして穴を開けて、指輪みたいにしてみたり、氷の上に置いたら、びー玉が氷の中に入っちゃった!と驚いていたり。
ビニール袋に入れて、氷が溶けていく様子を観察したり。
氷ひとつでも、色んな楽しみ方が出来るんだなぁ。
時々小さい氷を妻に補充をして貰いつつ、集中して遊んでいるのを見ているのが面白い。
こんな真剣に遊ぶ姿が見れるのも、氷あそびの魅力である。
大人も子供と一緒に童心にかえって氷で遊んでみよう。氷が溶けたらそのまま水遊びだw
「親子のソングライフ」
その昔、まだ子ども達が、言葉が通じないほんの小さい時には、オムツ換えにはオムツ換えの歌、ちょっと待ってて欲しいときにも、待~って~てね~♪などと、勝手にメロディをつけた自作の歌で話をしていました。
寝る時にも私や夫の子守唄で寝就いていきました。
子どもに音楽を聞かせたのは、生まれてすぐの小さい頃からですが、童謡やクラシック、ポップにジャズなど様々なジャンルの歌を聴かせていました。
そのせいかリズム体操など、音楽に合わせて体を動かすのは子ども達は自然にできて、すごいなぁと感心します。
そして今、我が家のお風呂での定番が「お話の歌」です。
子どもたちと一緒に風呂につかっている時に、遠い記憶を頼りに、桃太郎に浦島太郎、金太郎などの定番の歌物語を、口ずさんでいました。
しかし、同じ話を何度もしていると覚えてしまって他のがいいと言われ、苦し紛れに昔読んだ物語に、節を付けて歌ってみたところ、これが大当たり!
以来毎回「お話の歌」を創作するハメになりました。
長い話だと、しばしば続きは明日~となりますが、お互いどこまで聞いたっけ?と思い出すのもまた楽しみです。
私が小さい頃にも家族とキッチンで、お風呂で、帰り道に…家族と一緒に口ずさんだ歌は、その時の光景と共にいつまでも記憶に残っています。
音楽は勇気や元気、大人にとっては懐かしさをくれます。そして、子どもにとって音楽は夢の世界を無限に広げてくれるツールに。
これからも、家族共に大好きな音楽をコミュニケーションの手段として、活用していけたらいいなって思っています。
「親子でオリジナルの歌を作ろう」
世界で最初の音楽って、どこでどんなふうにして生まれたのでしょうか。これは今のところ、誰にも分かっていません。
日本には縄文時代から歌い継がれていると言われている歌が存在するようですし、さらに遡ると、ドイツ南部の洞窟遺跡からは、約3万5000年前に作られたものと思われるハゲワシの骨で作られた横笛が発掘されています(2009年6月25日・AFP電)。スロベニアの遺跡からは、それと同時代か、さらにそれより古い可能性もあるホラアナグマの骨で作られた横笛と思われる物の破片が発見されていて、これはネアンデルタール人が作ったものかもしれないとも言われています。
こんなふうに音楽は、人類が定住を始めた時から、既に存在していたのですね。それが人々の心をつなぎ、社会形成の基礎作りを担っていったのではないかと考えられています。火を手にしたことが文明の始まりなら、音楽を生み出したことが文化の始まりだったと言っても過言ではないでしょう。
そんな有史以前に、今で言う音楽教育などあったはずがありません。当然、プロの作曲家や作詞家がいたとも思えません。それでも音楽は生まれ、育っていきました。そう考えると、もしかしたら誰でも歌が作れるのではないか。そう思えてきますね。
実際私は、まだ小学校にも上がっていない頃から、音楽好きだった母と一緒に、短い曲を作って遊んでいました。当時わが家にあった楽器は、ブーブーいうリードオルガン。それで私は好き勝手に思いつくメロディを弾いていきます。その断片を母が曲の形にまとめてくれたのでした。
曲の断片、つまりフレーズには、いくつかの「形」があります。たとえば、「さいた さいた チューリップのはなが」で知られる童謡「チューリップ」(作詞・作曲:近藤宮子/井上武士)を例に取ると、
はまだこの後にもメロディが続く感じ。
は、これで一応の区切りがつく感じがします。違いは最後の一つの音だけなのに、ずいぶんイメージが変わりますね。
さらにその後に、終わったと思ってもまだ続くんだよ~と言わんばかりに、
と新しいメロディを付け加え、
と終わらせています。
こんなふうに、メロディの断片それぞれに役目を与え、それを一つの形にまとめると、ほーら、立派な音楽の出来上がり。これに言葉を乗せていけば歌になりますね。こういう遊びをぜひ親子で楽しんでみてほしいのです。
用意する物は、やっぱり鍵盤楽器がいいですね。大人と子供が仲良く肩を並べて座れるからです。楽器を売っている所に行くと色んなキーボードが売られていますが、どうせ買うなら鍵盤数の多い物がお勧めです。親子で並んで弾ける幅のある物を選んでください。
最初は、言葉にたとえれば単語に相当するような、ごく短いメロディの断片だけを作っていきましょう。目安は1~2小節。音の数は4つ~8つ。時間にしたらほんの数秒ですね。まずは子供が自由に思いつくメロディを弾いてみます。大人はメトロノーム代わりに、タンタンタンタンと手拍子でリズムを刻んであげましょう。リズムに乗りさえすれば、どんな音程の組み合わせでも、それなりのメロディになっていきます。
たとえば子供が「ソソソソ・ラーミー」と弾いたとします。一緒に遊ぶ大人も、同じメロディを弾いてみてください。
子供「ソソソソラーミー♪」
大人「ソソソソラーミー♪」
これで大人も、作られたメロディの一節を覚えました。何度か同じメロディを繰り返して弾いてみてください。おや、子供がメロディに乗りそうな言葉を思いついたようです。
大人「ソソソソラーミー♪」
子供「アイスクリームー♪」
もう短い歌が出来上がってきましたよ。同じメロディの繰り返し、同じ言葉の繰り返しで、「ソソソソラーミー♪」「アイスクリームー♪」と延々と歌っていってみましょう。そのうち替え歌のように違う言葉も入ってきます。
「アイスクリーム、アイスクリーム、たべたらつめたい、アイスクリーム♪」
「アイスクリーム、アイスクリーム、きょうのおやつは、アイスクリーム♪」
おー、音楽っぽくなってきました。大人がちょっと工夫して曲の終わりを担当するメロディを付け加えてあげれば、これで一曲出来上がりですね。記念にアイスクリームを買いに行きましょう!!
と、こんな感じ。慣れてくると、曲の途中に異なるメロディも付け加えられるようになって、さらに曲がグレードアップしていきます。
与えられて聞いたり弾いたりする音楽もいいですが、自分達で作ってしまうのも、ほんと、楽しいですよ。楽器と、親子のちょっとした遊び心があれば、誰でも立派な作詞作曲家。大人は照れが邪魔して、普段はなかなかこの遊び心を引き出せなかったりするんですが、子供と一緒なら大丈夫。今まで縮こまっていた感性の翼を、自由に広げて行くことが出来るでしょう。
そうしたら、素朴な短いメロディを親子でキャッチボールしながら、少しずつ育てていきます。このメロディのキャッチボールの中で育まれていく心の触れ合いも、きっと素敵な親子のコミュニケーションになっていくはずです。
「親子で大好きな歌の取り替えっこ」
音楽は世代や年齢で大きく好みが分かれると思います。でもだからこそ、親子それぞれが大好きな歌を共有しあえたら、それはとてもすばらしいことだと思うのです。私は大人になってからそれをはじめました。最近イエはてなの影響でギターを弾きはじめた私は、同じく若い頃はギター好きで、私に触発されて再び弾きはじめた父と、時々イエ・セッションのようなことをして楽しんでいます。そこでそれぞれが好きだった歌、今好きな歌を披露し合い、一緒に歌うのです。すると、会話だけでは伝わってこない色々なものが伝わってきて、世代や立場の違いを越えた理解が深まっていきます。
思い出してみると、子供の頃にもちょっとだけ似た思い出がありました。父の郷里に行き、「お父さんがお前の年の頃に大好きだった遊び場を見せてやるぞ」と、散歩に連れ出してもらった時でした。田舎なのであまり人がいません。少し歩くとイエも少なくなります。すると父が歌を歌いはじめました。それは私の知らない歌でした。でもとてもいい歌なので、それを教えてもらい、おぼえて一緒に歌って歩きました。
それ、何の歌?と聞くと、父の子供の頃のアニメの曲だとのことでした。番組のはじまりの曲も歌って聞かせてもらいましたが、それはとても勇ましい感じの曲でした。でも父が好きだと言った終わりの曲は、しっとりとした情感あふれる曲。最終回の後でこれが流れた時は、お父さん、本当に泣いちゃったよ、それからこの歌が大好きになったんだと、その歌にまつわるエピソードを話してくれました。
そして私に、お前の好きな歌もお父さんに教えてくれよと。私も当時大好きだった特撮物のテーマソングを歌いました。父も覚えて一緒に歌ってくれました。
「こう見えてもお父さんはとても歌が好きな子供だったんだ。良くこの辺を歩きながら大声で歌ったなぁ。友だちみんなで」
などという話も聞かせてくれました。この後、父との距離がとても近くなった気持ちがしました。
それから後は、だんだん世代や立場の違いから心の距離が離れていきましたが、今また“好きな歌の取り替えっこ”を通じて、とても心が近くなった気がするのです。子供の頃からずっとこうしたお互いの触れる文化を披露し合って共有していけたら、きっと世代の断絶など起こらないのではないでしょうか。
お互いの好きな歌なら何でもいいと思います。子供にはこんな歌よくないなんて考えずに、本当に好きな歌なら何でも聞かせてあげてください。本当に良い歌なら子供に悪影響なんてあるはずがありませんし、誤解を招きそうな歌詞なら、子供に聞かせながら意味を解説してあげればいいのです。
子供の好きな歌も、子供の歌なんてと軽く見ないで、どこが子供の心を引き付けるのだろうと考えながら聞いてみてください。そしてその良さを発見して、一緒に歌ってみてください。楽器が弾けなければ、CDや、TVからの録音などを流しながら歌ってみてもいいと思います。
歌のあるイエはすばらしいですが、一緒に歌える人のいるイエはもっとすばらしい。こうして好きな歌の取り替えっこを続けていけたら、いつも心の通い合う、本当にすばらしいイエが作れそうです。
私はまだ独身で、当然子供もいませんが、いつか子供が出来たら“取り替えっこ”をしたいと思えるような歌を色々ストックしています。父の好きだった歌も、私の子供に歌い継ぎましょう。そうして親子三代で“歌の取り替えっこ”が出来たらきっと楽しいと思います。皆さんのイエでもこんな計画、立ててみませんか。
「歌の歴史を調べてみるという親子の自由研究」
私は子供のころからロック好きで、子供には似つかわしくないような洋楽ばかりを聴いていました。そんなませた子供でしたから、子供の歌なんてつまらないと見向きもしませんでした。父もロック好きでしたからきっと同じだと思い、テレビから流れてきた童謡を聴きながら「こんな歌つまらないよね」と言うと、「お父さんはこういう歌も大好きだな」と意外な反応が返ってきました。その時流れていたのは「赤い鳥小鳥」。作詞は北原白秋です。
父は話してくれました。
明治生まれの児童文学者に鈴木三重吉という人がいた。この人は自分に子供が出来たのを切っ掛けに、堅苦しい文部省唱歌ばかりだった子供の歌の世界を変えたいと思った。当時の文部省唱歌の歌詞は、ほとんどが難しい文語調。しかも歌よりも道徳を教える教材のような内容のものが中心だった。三重吉という人は、子供にも分かりやすい話し言葉の歌、内容も、美しい物を美しいと感じたり、楽しいことを楽しいと感じたりする心に響く歌をたくさん作りたいと思ったんだ。そこで大正時代に「赤い鳥」という雑誌を作った。そこに参加した一人が北原白秋。ほかにも今歌われている童謡の多くが、ここから生まれていったんだよと。
そういういきさつを知ると、急に童謡が興味深い対象に変わりました。それからは、色々な歌の作られたいきさつを調べ始めました。
たとえば昔の東京府南多摩郡恩方村、今の東京都八王子市の一角の情景を歌ったと言われる「夕焼小焼」は、都内の小学校の先生だった中村雨紅という人が作詞をして大正8年に発表。それに別の小学校の音楽の先生だった草川信という人が大正12年に曲をつけて発表したものでした。しかし同年9月1日に発生した関東大震災で、出版直後の楽譜がほとんど消失してしまったのだそうです。でも奇跡的に残った10数部の楽譜からこの歌が広まっていったことが分かりました。
今ならテレビやラジオ、CDやネットなどで歌は瞬く間に広がっていきますが、まだ楽譜と口伝えしか方法がなかった時代ですから、もし楽譜が全て失われてしまっていたら、今この歌は埋もれたままになっていたかもしれません。
ほかにも色々な歌を調べてみると、それぞれの歌に、とても興味深い歴史のあることが分かりました。しかも、そういうふうに歌に触れて好きになると、その歌の良さがダイレクトに心に響いてきます。そうか、こういう歌は人気歌手が知名度で流行らせていく歌とは違うから、本当に人の心に触れるような歌でなければ今に残ったりしていないんだ、歌い継がれてきた歌を知ることはとても価値があることなんだ、とも思うようになりました。
これが小学生のころの話です。それから私は、どんな音楽でも聴かず嫌いをしないで聴くようになりました。それが子供だった私の世界をどんなに広げてくれたことでしょう。
今ならネットがありますから、調べ物は本当に簡単です。色々な歌を歌ったり聴いたりしながら、その題名をキーワードにして検索、親子で一緒にそれを読んで、その曲の作られたいきさつや、作詞作曲者のエピソードなどに触れてみてください。これは、子供の歌なんてつまらないと言いだし始める、ちょっと成長したお子さんにこそ有効です。
もう学校の夏休みは終わりですが、来年あたり、歌が作られた年代順に年表にまとめてみたりする自由研究もいかがでしょうか。とても楽しく興味深い学びになると思います。こうして歌を取り巻く世界を知ると、本当に世界が一回りも二回りも広がります。ピアノなどの習い事とはまたちょっと違った子供と音楽との触れ合いの機会として、「歌の歴史を調べてみるという自由研究」もぜひ取り入れてみてください。
「自動ピアノ」
うちには、自動で演奏してくれるピアノがあります。
専用のフロッピーディスクをセットすると、
ひとりでにピアノが演奏を始めます。
だれも弾いていないのに、イエのなかはきれいな音楽で満たされます。
リラックスしたいときなどにきいています。
「リビングお料理クラブ」
昔から子供向け料理番組ってありましたよね。調べてみたら90年代の初期から始まっていたようです。もう20年の歴史がありますから、きっと皆さん記憶があると思います。そんな番組をまねて、歌って踊っちゃうお料理クラブはどうでしょう。場所は、普通のキッチンでは狭いですから、リビングを使いましょう。
私も仲良しのみんなで、そんなことをして楽しんでいました。リビングでは料理の全てをやることはできませんが、うまくテーマを考えれば、けっこう色んなことができちゃいます。たとえばウインナソーセージを使った飾り切り。友だちのお母さんがこれの達人だったので、みんなでお小遣いを出し合ってソーセージを買ってその子のイエに集まりました。先生はそのイエのお母さんです。ライオンやヘビ、カバやペンギンさん。みんなでわいわいやりながら作りました。ウインナの飾り切りには、ただ切ったりつないだりすればできるものと、切った部分を炒めて反り返らせて形にするものがありますが、この時やったのは炒める必要のないシリーズ。それでもたくさんの形を作ることができました。
私のイエでやったのは、金魚の形をした餃子作りでした。中に入れる具はあらかじめ母が作っておいてくれました。それをリビングに持ってきてもらって、みんなで包み方を教えてもらいながら包みました。この時はうちの母が先生でしたが、母も金魚の形の包み方は覚えたてで、ここをこうして、あれ?ちがった、こうだった、なんてちょっと悪戦苦闘。笑い声の絶えないお料理クラブになりました。包み終わった餃子は、母が子供の味覚に合わせた洋風仕立てのスープで水餃子にしてくれました。それをみんなでいただいて餃子パーティー。楽しかったです。
女の子の一大イベント、バレンタインの前にもみんなでわが家に集まって、チョコクッキー作りをやりました。生地作りからリビングのテーブルでやったので、粉が飛んだりしてけっこうあたりが汚れてしまいましたが、生地を伸ばしてハートの型に抜いて、うちの母に焼いてもらっている間にみんなでお掃除。そういうのもまた楽しい時間でした。バレンタインと言っても子供はお父さんくらいしかあげる人がいないので、ラッピングする分だけ残して、あとは試食会という名のお茶会です。これも楽しいイベントでした。
別の友だちのイエでは、ホットケーキ作りをやりました。ホットケーキミックスを使わずに作る本格派。やはりリビングのテーブルが会場で、この時の先生役はそのイエのお姉さんでした。このお姉さんもテレビの子供向けお料理番組を見て育った世代ですから、作りながら歌って踊ります。私たちも一緒に当時はやっていた歌を歌いながら作って、楽しいお料理クラブになりました。この時は焼くのもホットプレートを使ってリビングでやらせてもらいました。焼きながら食べて、お好み焼きみたい。楽しかったですよー。
こんなふうに、大人や年上の人が協力してくれるなら、リビングがすてきなお料理クラブの部室に早変わりです。家族だけでやってもいいですし、仲良しのイエ同士持ち回りで開くと、さらに楽しくなりますね。材料費や終わった後の片づけなどいくつか課題はありますが、きっと楽しいイエ・イベントになると思います。
「リビングの一角に子供のフリースペース」
わが家のリビングには引き戸のクローゼットが付いています。その周辺がずっと私のフリースペースでした。小さな頃はクローゼットの中におもちゃ箱。扉の前には半畳ほどのカーペットが敷かれていて、そこが私の遊び場でした。小さな私は、がらっと扉を開けて好きなおもちゃを取り出して遊びます。
あ、おやつです。母が私のスペースにやってきて、その前でコンコンとドアを叩く真似。私は、はーいとドアを開ける真似。壁なんかで仕切られてはいませんが、ここは私のお城なので、ちゃんとノックしてやって来てくれるのです。「おやつよ」「わーい」「お母さんもここで一緒に食べていい?」「いいよー、どうぞどうぞ」。私はおもちゃをお片づけ。すぐ横のクローゼットの中に入れればいいのであっという間です。
お母さんは玄関で靴を脱ぐように、スリッパを脱いでカーペットに上がってきました。そんな時、この半畳のカーペットが本当に私のお城なんだなぁと実感できて、とてもうれしくなったのを思い出します。
クローゼットは幅一間。最初はその半分だけが私の空間でしたが、小学校に上がると、与えられた床面積は相変わらずでしたが、クローゼットは一間全部が私の領地になりました。おもちゃ箱は隣の扉にお引っ越し。元の場所には座り机が置かれました。がらっと扉を開けると、そこでお絵かきをしたり、宿題をしたりすることが出来るのです。クローゼットの中の机では手暗がりになりますが、ちゃんと机上を照らすスタンドも用意してもらいました。
夕方、私はそこでせっせとお勉強。母は向こうのキッチンで夕食の支度です。二人とも別々のスペースにいますが、どちらも壁で隔てられてはいませんから、振り向けばお互いの姿が見えます。子供はお母さんの姿が見えていればそれで安心。ゆっくり落ち着いて宿題に取り組めました。
飽きたら、勉強している振りをしてお絵かきタイム。こっちの方が楽しいなぁ。あ、お母さん、夕食の支度が終わったみたいです。私はガラッと扉を閉めてその場を離れました。机の上には書き途中の絵がそのままですが、扉を閉めてしまえば、勉強しないで絵を書いていたなんてばれません。このクローゼットは私の領地なので、誰も勝手に開けたりはしないのでした。
独立した子供部屋を与えられるまで、このリビングの一角が私の「壁のない子供部屋」でした。リビングの一部であってリビングではない私のお城。ちょっと大げさかもしれませんが、子供の自治権が認められた、本当に自由な私専用のスペースでした。
独立した子供部屋が与えられた後も、そのスペースは残りました。小学校を卒業するまで、宿題はもっぱらリビングの「壁のない子供部屋」。夏休みの宿題も、ほとんどリビングでやっていました。だってその方がずっと楽しいのです。
子供は家族のいる部屋が大好きです。一人の部屋では落ち着けません。自分の部屋にこもるのは、見られたらちょっと恥ずかしい空想の絵を書いたり、引っ越してしまった友達に手紙を書いたりする時だけ。振り向けばいつも家族の姿のあるリビングが、ずっと私のお気に入り空間でした。
リビングは家族の共有空間ですが、その一角に自分のフリースペースを与えてもらっていた私は、とても幸せだったなぁと思います。今も時々、懐かしいクローゼットの前に座ってみます。今はもう半畳のカーペットは敷かれていませんが、そこに座ってキッチンの方に目をやると、なんだかとても温かな気持ちになれるのです。
「リビングが親子の感動シェアの場になる大計画」
今私はちょっとした野望を持っています。それは私が見て感動した映画やアニメーション、ドラマやドキュメンタリーなどを保存して、いつか生まれる私の子供と一緒に肩を並べて観てみたい、というものです。
まだ独身のくせに、これは子供が○歳くらいになったら見せたいなぁなどと未来を先取りしてコレクション。とても胸躍る計画ですから、既にお子さんがいる方も、ぜひ始めてみてください。親子で同じ映像作品の感動をシェア。考えただけでもワクワクします。
ソースの入手はまずテレビ。HDDレコーダーの登場は、高画質のビデオを安定して長期間保存出来る画期的な時代をもたらしました。物理的な保存性が良くない従来のビデオテープやDVD-Rとは大違いです。HDDも操作ミスやクラッシュなどによりデータを破壊してしまうことがありますが、最近は価格が安くなりましたから、バックアップを取ることも難しい問題ではなくなりました。
最近のテレビ番組は以前のようなバックアップの保有を許さないコピー制限が見直され、コピー9回・移動1回までを許可する「ダビング10」に変わってきていますから、これを見逃す手はないと考えて、良いと思う番組をせっせと録画中。
現在の地デジの番組はHD録画で1時間あたり約8GBの容量になりますから、最近安くなってきたTB(テラバイト)オーダーのHDDならけっこうたくさん詰め込めます。きっと将来はさらに安価で小型で保存性もいいメディアも登場するでしょうが、その時はそちらに移動なりコピーなりをすればいいですね。
こうして質の高いテレビ番組を保存するのと並行して、以前に観て心に残っている映画やアニメーションなどのDVDも購入を進めています。イエはてなで頂くAmazonギフト券がこの大計画の助けになってくれていることは言うまでもありません。hazamaさんが紹介してくれる「イエ・シネマ」も大いに参考にさせてもらっています。私も「イエ」をテーマにした作品をたくさん、未来の子供と一緒に観ていきたいのです。
最後に、最近の放送から、将来大人になりつつある息子と一緒に観たいと思うアニメーションをひとつ、ご紹介してみたいと思います。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
これは本年度上半期にオンエアされていた深夜アニメ。ですから、大人に近い青年以上を対象に作られています。深夜アニメはオタク向けと思われがちですが、これは本当に心洗われる作品でした。
登場するのは幼馴染みの仲良しグループ。男女の別なく心を開き合ってきた仲でしたが、高校生になるとみな離ればなれになっていました。それぞれ性格も変わっていき、もう住む世界が重ならなくなっています。でも一人だけ、ずっと変わらない少女がいました。それが本作の主人公の一人“めんま”。
この少女がある日突然、仲良しだった男の子“じんたん”の前に現れ、「お願いを叶えて」と言います。でもその願いが何だかわかりません。めんまの願い事をきっかけに幼馴染みが集まりはじめます。そして少しずつ再び心を開き合っていくのですが、実はめんまは…。
幼い日への郷愁と、青春期の苦悩や輝きがみんな詰まった、久し振りに泣いてしまった作品です。
エンディングテーマ曲は、2001年に放送されたテレビドラマ「キッズ・ウォー3」のテーマ曲。これを本作に登場する女性三人の声優がカバーして、この作品を思い浮かべながら聴くと思わず目頭が熱くなってしまう歌に仕上がっています。
未来の息子が友情に悩む年頃になったら、これを一緒に観たい。そう最低でも十何年先を思いながら今、未来のリビング計画を進めている所です。
「透明な氷作りを通して科学する心を育てよう」
用意する物は、ある程度の大きさのある割れにくい容器。水は凍ると膨張しますから、割れやすいガラスや硬質プラスチック製の物は避けてください。形は、凍った後の氷がスポッと取り出せる物。深さのあるタッパーなどがいいですね。さらに容器をスッポリ包める清潔なポリ袋とタオルも用意してください。
まず容器に水を入れます。普通の水道水でいいですよ。なみなみと注ぐと凍っていく過程で膨張して溢れてしまいますから、容器の高さの7~8分目くらいにとどめておきます。
水は天然水でなくてもいいの?とか、浄水器を通した方がとか、一旦煮沸して中の塩素や空気を飛ばした方が、などと言われそうですが、そういうことはあまり考えなくても大丈夫です。なぜなら水は凍る過程で、不純物を排除しながら分子同士が結びついていくから。どんな水を使っても、透明な部分はけっこう純粋なH2Oなんですね。
この原理を応用して透明な氷を作りますが、もちろん急速に凍らせると水の分子の結びつきに取り囲まれた不純物が逃げ場を失って閉じこめられてしまいますから、これを防ぎつつゆっくり凍らせていくためにポリ袋とタオルを使うのです。ポリ袋は水を入れた容器の清潔を保つため。容器を袋に入れて口を閉じ、周りをタオルで巻いて、それから冷凍庫に入れましょう。
ここからがもう一手間。時々凍り具合を確かめて、まだ中が直径の半分くらい残っているところで、中の水をこぼしてしまうのです。表面が氷結していたらつついて穴を開けてこぼしてください。この水には、水が凍る過程で追い出された不純物、その主な物は水中に溶け込んでいた空気などの気体ですが、それが集まっていますから、こぼさずそのまま凍らせていくと、この部分が白い不透明な氷になるわけですね。それを取り除いて新しい水を注いでやることで、中心部分の白濁を防ぐわけです。
新しい水を注いだら再び冷凍庫に入れ、さらに完全に凍りきる前にもう一度くらい同じことを繰り返すと、ほとんど白濁のない透き通った氷の出来上がりです。ただし、低温の氷に常温の水を注ぐと、冷たいガラスのコップにお湯を注ぐとピキッと割れてしまうのと同じ理由で氷にヒビが入ってしまうことがありますから、注ぎ足す水も予めよく冷やしておくようにしましょう。氷にキリッと冷やした氷水を注ぐ、といった感じにすると失敗が少なくなります。
出来上がった氷も、常温で取り出すとそこでピキッと亀裂が入ることがありますから、冷蔵室に移してゆっくりと温度を上げて、それから容器から取り出すようにするといいでしょう。こうして作った透明な氷は、眺めているだけでも美しいですね。
こんな氷をガラスの器の中心に置いて素麺などを食べたら、どんなにおいしいことでしょう。白濁のない透明な氷はカルキ臭もありませんから、本当に素麺がグンとおいしくなります。透明な氷は作るのに手間がかかりますから、もし子供がそれを作ったら、その子はもうイエの名シェフです。火も包丁も使いませんが、氷作りも味のうち、料理のうちですね。
本当に水は不純物を追い出しながら凍っていくのかを確かめるには、塩水で氷を作ってみるという実験方法があります。塩水は凍りにくいので、この場合はタオル無しでやってみましょう。周囲が凍ったら取り出して洗い、透明な部分だけを割って口に含んでみます。しょっぱくなかったら塩を追い出して固まった、ということですね。本当にそうなるか、試してみてください。
ちなみに、急速に凍らせた氷より、タオルで包むなどしてゆっくりと凍らせていった氷の方が、同じ温度なら溶けるのが遅くなります。それは、ゆっくりと凍らせていくことで、水の結晶が大きく成長していくから。
たとえていうと、たくさんの子供が広い校庭に散らばっているのが、液体としての水の状態です。そこで、「近くの誰かにタッチしてみましょう」と号令をかけてみます。これが凍るという状態への変化です。タッチする時間がたっぷりあれば、つながる子供の人数はどんどん増えていきますが、急速に凍らせるというのはそれを大慌てで行わせ、短時間で「ストップ、もう動くな」と号令をかけるのと同じことですから、全員が誰かとつながったとしても、それは大集団ではなく小集団の集合になってしまう、ということなのです。氷は集団の端の方から結束が崩れて溶けやすくなっていくので、ゆっくり凍らせた方が長持ちする氷になるんですね。
さらにちなむと、水の分子というのは、縦横整然と整列した形(たとえば金・銀・銅の結晶のような面心立方晶)ではなく、二本の手を前方109.5度の角度、つまり直角よりちょっと開いた程度に伸ばして、それで誰かの背中にタッチしていくような形で斜めに斜めにつながっていきますから(実際には4個の分子が形成する正四面体を最小構造とした組み合わせでつながっていきます)、空間の利用効率が悪く、分子と分子の間がスカスカ。普通の物質は固体の時より液体の状態の方が隙間は大きくなりますが、水の場合はみんなでタッチし合って固まった時の方が隙間が大きくなるので、凍ると膨張してしまう、ということになるのです。氷を作ることで見えてくる水の分子のミクロの世界。ちょっと面白いと思いませんか。
ここまできたら、もう一つ楽しい実験をしてみましょう。それは美しい透明な氷で凸レンズを作ってみること。冷たい氷を通した光で、はたして紙を焦がすことが出来るでしょうか。レンズ作りは、器をお椀のような形の物にすればOKです。正確な凸レンズの形にはなりませんが、似たような形は作れます。
こうして作った氷のレンズで太陽の光を集めてみましょう。黒く塗った紙に氷のレンズで集めた光を当ててみると…。かなりいい加減な形でも、ちゃんと紙が焦げるのが観察できると思います。不思議ですね~。光は氷を通っても冷えないんです。それはなぜ?
子供と一緒に考えてください。冷えるってどういうこと?光ってどういうもの?いや、光は「もの」じゃなくて電磁波の一種だから…。あ、そうか!大人は学校で習った物理の知識を動員すれば、なんとなく理由が分かってきますが、それをじょうずに子供に説明するのはとても難しいことですね。
こんなふうに、大人には大人の、子供には子供の、それぞれの科学する心を呼び起こしてくれる透明な氷で、夏の名残を惜しむ食事や遊びや勉強をしてみてください。きっとそれぞれの思い出に残る楽しい時間が過ごせると思います。
「氷の花が咲くかも?シモバシラという名の花」
ちょっとテーマからかけ離れてしまうかもしれませんが、面白い花があるので紹介してみたいと思います。まずはこちらを見てください。冬に現れる、奇妙な花の形をした氷です。
http://www.geocities.jp/ant3rn/200901.takao.html
これはその物ずばり「シモバシラ」という名を持つ草の茎から染み出した水が、氷点下の気温で凍って出来た物なのです。この植物は宿根性の多年草で、冬には地上部が枯れてしまいますが、根はずっと活動が活発で、水を吸い上げ続ける特徴を持っています。ですから、立ち枯れた茎からも、少しずつその水が染み出していきます。さらにこの草の茎は断面が四角形なので、水の染み出しやすい部分が面の中心線にあたる所に集中します。線状に染み出した水は、冬の外気に触れると凍りますから、それが溶けずに何日も続くと、こんな自然の氷の芸術が出来上がるというしくみ。
ご紹介したサイトの写真は東京の西部、高尾山で見られる物で、都心からでも日帰りで行ける山ですから、私も実物を見たことがあります。周辺の景信山や陣場山でも見つかります。でも高尾山自然公園内は柵の外は原則立入禁止で、シモバシラが生えるあたりは多くがそういう場所ですから、特別に観察コースが用意される真冬以外、近くまで行って観察できる場所は限られています。
それならこの花をイエで育ててみたらどうかというのが今回の趣旨。自然が作り出す氷の芸術は連日氷点下が続く場所でないと見ることが出来ませんが、都心の平地でも、皇居東御苑の二の丸雑木林でこの「氷の花」が見られますから、うまく環境が整えば、本物の花と共に氷の花もイエの庭で可能かもしれません。私はまだ成功していませんが。
野生のシモバシラは関東から九州にかけての低山の森林で見つけることができます。これはシソ科ですから繁殖力が旺盛で、場所によるとかなり群生していることもあります。そういうのを見つけて移植すればよさそうですが、どんな場所も他人の土地ですから、勝手に入って植物を持っていくのはドロボーと同じ。花盗人は罪にならないという言葉もありますが、見つかれば叱られます。また、群生する植物といえども、自然保護の見地からは、大人としては「自然のものを勝手に採ってはいけないよ」と教えるべきですね。
でもご心配なく。この植物はちゃんと園芸用として栽培されたものも売られています。どこの園芸店でも見かけるというものではありませんが、山野草を扱うお店なら置いてあるかもしれません。ネットで検索すれば通販してくれるショップも見つかります。苗の価格は数百円程度です。
花はシソと同じ穂状花で、地味ですが小さな可愛い白い花をたくさん咲かせます。氷の花ではない本物の花の季節は9~10月頃。鉢植えでも育てられますが、草丈が最長80cmくらいになるので、鉢が小さいと鉢ごと倒れてしまいます。余裕のある大きな鉢にたっぷり土を入れて使ってください。
植えるのに適するのは、明るいけれど直射日光が強すぎない場所。猛暑になる地域では、夏は日陰を作ってやる感じの方がいいかもしれません。枯れた茎から染み出す水で氷が出来るくらいですから寒さには強い植物ですが、鉢植えの場合は土が凍結しないよう、鉢の保温はしておいてください。そうすれば、地域にもよりますが、一冬戸外でも大丈夫だと思います。
鉢植えにする場合、土は赤玉土などの、水はけが良く、それでいて保水力もある土が適していると思います。森の中の肥沃な土壌に育つ植物なので、肥料はそれなりに必要です。植え付けて安定したら置き肥をしてあげましょう。あとは毎年春先に置き肥をしてやります。
暑さ寒さ共に強いですが、水切れにはあまり強くありませんから、鉢植えの場合、特に夏場は水やりに注意してください。増やす時は株分けが確実。挿し芽にしても根を出すらしいです。
なお、この植物は日本の固有種で、日本では自然界にも多く見られますが、地球規模では貴重な植物と言えると思います。そういう植物を親子で大切に育てるのは意義がありますね。今回は「氷」のテーマにちなんで、こんな植物をご紹介してみました。草花を通しての親子の語らいのお役に立てば幸いです。
「氷と塩で作るアイスクリーム」
イエでアイスクリームを作る時には通常、冷凍庫で材料を冷やして作ります。
でも冷凍庫を使わなくても、氷と塩を使ってアイスクリームを作ることができるんです。
氷に塩をかけると氷点下より温度が下がるということを小学生の頃に知りました。
他にも「食塩水は凍らない」「氷に塩をかけると氷が釣れる」といった実験をしたことがあります。
しかし、氷を使った遊びで一番印象的だったのが、材料に氷に塩をかけてアイスクリームを作ったことでした。
ある夏、アイスクリームを食べたい!と言ったら、母親が材料あるから作ってみない?と言ってくれたのです。
材料は3~4人分で
・牛乳200cc
・生クリーム100cc
・卵黄1個
・砂糖(あればグラニュー糖)40g
・バニラエッセンス数滴
・塩(ごくわずか)
他にも作るための道具として
・片手鍋
・茶筒(蓋のできるアルミ缶でも可)
・ビニールテープ
・食塩1カップ程度
・氷(製氷皿2杯分)
・泡だて器
・ビニール袋2枚
・タオル
・かなづち
・軍手
・輪ゴム(3~4本)
を用意しました。
まずはアイスクリームの材料を混ぜ合わせてアイスクリーム液を作ります。
卵黄と砂糖を鍋に入れ、白っぽくなるまで泡だて器でまぜ空気を含ませます。
その後、牛乳を加えて混ぜ、鍋を火にかけ、弱火で沸騰させないようによくかき混ぜます。
これは卵黄の殺菌と、とろみをつけるため、そして砂糖をきちんと溶かすために加熱するそうです。
少しとろみがついてきたら、卵が固まる前に火からおろして鍋を水を入れたボウルにつけて冷やします。
そこに生クリームとバニラエッセンス(入れ過ぎると凍りにくくなるので注意!)、そして塩をごくわずか加えて混ぜ合わせたら、アイスクリーム液の完成。
このアイスクリーム液を、よく洗って乾かしておいた茶筒に入れ(コーヒー缶やペットボトルでもOK)、
ビニール袋に入れたらビニールテープでピッタリと閉じて密封します。(ラップでもいいかもしれません)
そして茶筒をよく振っておきます。
この時2~3分ほど振ると、空気が液とまざって口どけがなめらかなアイスクリームになるそうです。
ビニール袋に製氷皿2皿分の氷を入れ、タオルをかけて上からかなづちで叩き、クラッシュアイスを作ります。
そのクラッシュアイスに塩をかけてよく混ぜ合わせたら、その中にビニール袋につつんだ茶筒を入れます。
ビニール袋の空気を抜いて口を輪ゴムでしっかり閉じます。
そしてタオルでつつみ、転がします。
この転がす時には軍手をはめて行いましょう。
20分ほどコロコロ、コロコロと気長に転がします。
数人で作る時は交代しながら、一人で作る際には音楽などを聴きながらすると疲れが和らぎます。
缶を振ってみて、音がしなければ完成です。
茶筒をあけてみると、真ん中が空洞で、缶の縁にそってアイスクリームが出来ています。
柄の長いスプーンで取り出して器に盛り付けたら、いただきます♪
このアイスクリームのレシピですが、卵アレルギーのある方は、卵黄は入れなくても作れます。
また生クリームがなければ、牛乳だけでもOK。
途中チョコチップや紅茶を入れてオリジナルアイスを作るのも素敵です♪
牛乳や生クリームにこだわれば、市販のアイスクリームよりも濃厚な味のアイスクリームが出来るかも。
はたまた100%果汁のジュースにハチミツを加えたものを凍らせてみても。
容器も金属のボウルの下に塩と氷を入れて、転がす代わりに混ぜ続ける方法でも凍らせることができます。
イエで作る時には色々アレンジできるのが嬉しいですね。
そしてこの氷と塩での作り方で、冷凍庫のない屋外(キャンプ場など)でもアイスクリームを作ることが出来るのです。
また、冬のスキー場では、氷の代わりに雪を使ってアイスクリーム作りを楽しむ人もいるんだとか。
親子で科学の学習を兼ねて、楽しく作れて美味しく食べられるアイスクリーム作り、うちの娘にはちょっと早いですが夏休みの自由研究にしてもよさそうです。
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