私は少し前まで知恵袋依存症予備軍でした。テレビを観ていても学習していても「次は何を質問しよう」「新着通知はないかな」などと考えていて、物事に集中できなくなるのです。終いには、新着通知の確認のために My 知恵袋のページを 2 分毎に自動再読み込みするように設定したり…。先日 Yahoo! アカウントを削除して、遂に脱却することができました。
さて、今回はこの強い依存性の要因を考えていただきます。私の意見は終了間際に発表します(ここで書いてしまうと、皆さんの想像を妨げるためです)。
様々な症例:
http://chiebukuro.search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%9F%A5%E6%81%B5%E8%A2%8B%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87&flg=3&fr=common-navi&dnum=2078297310
コミュニケーション中毒の一種じゃないでしょうか。
知恵袋は単なるQ&Aサイトというよりも、気軽なコミュニケーションが飛び交ってますよね。
「今晩のおかずは何が良いと思いますか?」レベルの質問も許される空気がありますしね。
それからポイントが積もっていく感覚が承認欲求を満たすのではないかなあ、とも思います。
こんなに人の役に立ってる、俺すげー、みたいな。
http://www.jotsugakkai.or.jp/doc/taikai2009/yokou/ippan/kotera.pdf
過剰な利用傾向が生じるメカニズムとしては、メディアの習慣的利用に関する強化理論の観点からの説明が可能である。つまり、最初は偶発的であったとしても、利用によるポジティブな刺激が継続的・習慣的利用もしくは積極的利用へとつながっていくというわけである。言い換えれば、人々がメディアから得る効用が高ければ、それは積極的な利用と結び付くことになる。
難しい説明ですが、理解できました。「最初はたまに利用していた。利用しているうちに徐々に楽しくなって、習慣的に利用するようになる。場合によっては、積極的な利用に発展する」まさにこの過程です! 最後の一文で非常に簡潔にまとまっていますね(笑)。
「雑談」カテゴリーがあるくらいですからね。「おやすみなさい」など、仕方がないような質問が溢れています。
その点、はてなは厳格な雰囲気・イメージがあるので、雑談レベルの質問を連発する気は少しも起きません。
私もポイントの依存性は高いと思います。少しずつ溜っていく感覚が心地よいのです。