事故での放射性物質の拡散が400倍では計算値が合わないように思います。
この点を紐解いてご教授してください。
まずウィキペディアで「チェルノブイリ原子力発電所事故」を検索しますと・・・
>放射性物質が大気中に大量に(推定10t前後)放出された。
>これに関しては、広島に投下された原爆(リトルボーイ)による放出量の400倍とする記録・・・
となっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85
これから導き出される原爆の放射性物質の量は10t÷400=約25Kgという事になります。
ところがウィキペディアで原子爆弾を検索すると濃縮ウラン75kgが使用されたと記述されています。
※2.2.1 ウラン原爆、説明文の最後
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE
これだとチェルノブイリ事故は約133倍となり数値にかなりの差が生じます。
どちらかの数値が間違っている様に思えるのですが・・・
こちらの情報では、
チェルノブイリ原発の核燃料は合計180トンでウランの濃縮度は2%。
すなわちウランだけでは3,600 kgで、
大気中に放出された燃料は 7トン(ウランに換算して200 kg相当)と言われている
また広島原爆のウラン総量は濃縮度不明だが、ウランだけで推定25 kgくらい。
となっています。
spyglassさんのみられた情報元は、ウィキではなくウランだけで推定25 kgくらいとする情報源を参考にしたものと思われます。
原爆自体が軍事機密に触れているものなので正確なデータは残っていないと思います。
推定値は色々ありますが、あくまで「推定」なので一桁の違いがなければ誤差のうち(計算方法によって値が変わる)だと考えてもいいと思います。
こっちにも値の違うウラン量のデータがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/E%3Dmc%C2%B2
広島に投下された原子爆弾で核分裂を起こしたのは、爆弾に詰められていたウラン 235(約50kg)だが、 実際に消えた質量は0.7g程度だったと推測されている。
ウランを含む放射性物質は50~60Kgと考えるのが良い様ですね。
回答、ありがとう御座います。
回答ありがとう御座います。
こちらのHPですが要約しますと・・・
>チェルノブイリ原発の放出された燃料は 7トン(ウランに換算して200 kg相当)
>広島原爆のウラン総量は推定25 kg(ウラン約1 kg)
と、なりますね。
そうするとウラン換算で200倍の計算になりますが、文中は100倍・・・
何がなんだか分からなくなってきました(笑)