本のタイトルで「新装版」というのが書いてある本とそのままの本があります。

新装は「装いも新たに」という意味で従来版の見た目などの趣向を変えて出版したバージョンの本です。

http://okwave.jp/qa/q3251090.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88%E3%82%B...

新装版コミックスの特徴として、以下のような点などが挙げられる。

• 雑誌掲載時のカラー原稿を完全再現している。
• 表紙が原作者による新作描き下ろしである。
• 全ページにわたって加筆・修正がなされている。
• 描き下ろしのカラーページがある。
• 全巻のカバーが原作者による描き下ろしである。
• 全巻が新構成で、増ページがある。
• 初版特典として描き下ろしのシールが付属する。

新装版とは、昔売れた本の装丁を新しくして、新たに出しなおす事です。

内容は同じです。

本のサイズや表紙などは変わっている場合が多いです。

wikiリンクも貼っておきます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88%E3%82%B...

2005年3月に出たのはコレ、

ファッキンブルーフィルム

• 作者: 藤森 直子
• 出版社/メーカー: ヒヨコ舎
• メディア: 単行本

2001年3月に出たのはコレ、

ファッキンブルーフィルム

• 作者: 藤森 直子
• 出版社/メーカー: ヒヨコ舎
• メディア: 単行本

みたいですね。中身は同じかと。最近だと新潮の100冊とかいう夏休み向け文庫本フェアーがあり、表紙というかカバーが一新されています。例えば三島の金閣寺だと、赤地に白抜きだったカバーが、金箔のキラキラのカバーになってます。(´ー`)y-~~｡

コメント欄が開いていないので2回目になりますがこちらで補足します。

新装版が出版される前提として初版が出版されていることがあります。

初版をそのまま何も変えずに版を重ねることを重版と言い、それとは違う形で別の本として出版することを新装版と言います。

初版がハードカバーで出版されて、その後文庫本として出版されるのも一種の新装版と言えます。

ファッキンブルーフィルムを例にすると、表紙もサイズも違います。

また、出版日も違いますし、ISBNも違います。

本の内容は同じですが、商品の扱いとしては別物になっています。

この場合はお色直しして出版し直したという感じだと思います。

ファッキンブルーフィルム [単行本]

http://www.amazon.co.jp/dp/4434009389

単行本: 316ページ

出版社: ヒヨコ舎 (2001/03)

ISBN-10: 4434009389

ISBN-13: 978-4434009389

発売日： 2001/03

商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.2 cm

ファッキンブルーフィルム [単行本]

http://www.amazon.co.jp/dp/4434059645

# 単行本: 308ページ

# 出版社: ヒヨコ舎; 新装版版 (2005/03)

# ISBN-10: 4434059645

# ISBN-13: 978-4434059643

# 発売日： 2005/03

# 商品の寸法: 18.8 x 11.8 x 2.2 cm

装丁を新しくして、新たに出しなおす事ですが、

新装版は、多少値段が高くても売れる可能性が高いので、

大判になったり1巻あたりの収録ページ数が増えたりということが多いと思います。

大判のコミックスの参考です

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50983696.html

ひとくちに「新装版」といっても、本によっていろいろです。

絶版になるなど、今では入手しにくくなった昔の名作を、今の読者に向けて新たに刊行した場合

（これは「新版」となっていますが、新装版と同じ意味かと。新たに対談が収録されています）

新版 名探偵なんか怖くない (講談社文庫)

• 作者: 西村 京太郎
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

綾辻行人を筆頭とする新本格ミステリの「新装版」が最近刊行されていますが、表紙はどれも昔と違うものの、中身のテキストは昔とほぼ同じだったり、多少書き直されていたり、新たな解説が付け加えられていたり、本によって違います。字組みはずいぶん昔と変わっています（昔より活字が大きく、ゆるい組み方になっています）。

十角館の殺人　＜新装改訂版＞ (講談社文庫)

• 作者: 綾辻 行人
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

新装版　8の殺人 (講談社文庫)

• 作者: 我孫子 武丸
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

新装版　長い家の殺人 (講談社文庫)

• 作者: 歌野 晶午
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

新装版　マジックミラー (講談社文庫)

• 作者: 有栖川 有栖
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

読みやすさ、という点では、新装版のほうが分があるかと思いますが、基本的に内容に大きな違いはないです。

文字通り装丁が違うわけですが、いろいろな場合があります。

　まず、「新装版」が出るぐらいのものならばかなり人気があったということになります。つまり、多少値段が高くても売れる可能性が高い。ということで、大判になったり1巻あたりの収録ページ数が増えたりということが多いですね。

　更に「豪華版」というものだと普通の単行本では白黒にされてしまう雑誌掲載時のカラーページがそのままカラーで収録されたりします。

　雑誌掲載時を再現、ということだと、他にも「通常単行本収録時に変更した部分の再収録」があったりしますね。

http://www.satonaka.jp/job/book019.html