ずっと以前から一人で介護していらしたのですね。私は在宅介護ですが時々投げたしたい時もありますねえ。介護者の精神的ゆとりがないと前に進みません。どちらにとってもより良い環境を作るために、2~3ヶ月リサーチと公的機関とのやり取り、書類の提出など面倒なことを厭わない気力がおありならアドバイスさせていただきます。
1)専門医による病状の確認
うつ病だけなのか、認知症、その他内科的病状はないのか。また医師の意見書(在宅では無理か、定期的な専門医の診察が不可欠か等)に介護者のことも考え協力的な医師を探す。
2)ケアマネージャーを変える
ケアマネはどの組織に属するかで業者の選択、あっせん力が異なります。例えば社会福祉協議会やNPO関係のケアマネは第三者的立場から介護事業者をリストアップしますのである意味公平で評判のいいところを選んでくれる一方、病院とのつながりが希薄な分、医学知識や入院の連携プレーが弱い。反対に特養や老人ホームのケアマネは当然ながら自分の事業所のヘルパーや看護婦、レンタル業者を第一にあっせんします。また病院に付随するケアマネは病棟の空室情報や担当医のことを熟知しているので優先的に入院できたりします。taka58様の場合、精神科を併設する長期療養型病床をもつ総合病院のケアマネだと良いのではと思います。例えば
http://www.eijinkai.or.jp/hospital/ward.html#09
この病院は京都市の例ですが精神科亜急性期病棟も併設しているので、治療(精神科病棟)⇒亜急性期病棟(リハビリ)⇒介護型病棟(見守り)と病院内を病状に応じて移動する形です。お住まいの地区、もしくは県下で「精神科、長期療養型」でググってみてください。
3)連続でショートステイを利用することは不可ですが、裏技としてショート(4週間)⇒自宅(一週間)⇒ショートステイの繰り返しや、行政担当者が知っているいざという時の長期療養型病院があります。現在療養型は縮小傾向にあり、低所得者や一人暮らしのお年寄りなど緊急性のある方のみこっそり紹介するための診療所や19床以下の小さな医院。長期療養型の看板は外してあるけれど入退院を繰り返している方がいたりします。本当に誰も介護する人がいない、そういう弱者のためです。taka58様がご自身の困難をリアルに訴えたら可能かもしれません。
4)経済面ですが、最後の手段としてのインフォとお考えください。
どうしても共倒れになりそうな状況であれば世帯分離です。 お父様は独居老人として年金が少なければ生活保護も受けられます。
また発病が65歳以下で年金受給前であれば障害年金プラスの二階建ての可能性もあります。ただし、taka58様の扶養手当や控除が減り、執拗な行政機関の調査があると思います。「親とは関係ありません」とキッパリ絶縁するぐらいの演技力が必要です。
http://www.fujisawa-office.com/shogai14.html
病院の選択は緊急時の呼び出しや面会のことを考えると自宅から遠いと大変面倒ですが、地方の方がわりと簡単に入れることが多いです。県をまたいで探すこともありかと。ただし、言葉や食事の味付けが異なりお父様にとって最適かどうかという問題があります。東京から関西の認知症の施設に入った方が、職員さんの関西弁に違和感を覚え、病状が悪化した例もあります。幸い東京弁の職員さんが担当になり徘徊がなくなったそうです。
一時でも離れて暮らせば、taka58様も心が安らぎ、またお父様の介護がしたくなりますよ。今は何も考えられないくらいお疲れだと思います。ちょっとひと頑張りして、リフレッシュしてください。もっとケアマネージャーに甘えてください。思っていることをドーンとぶつけてみてください。それでも駄目だったら病院探しを始めてください。
>負担(金銭・苦労)がすべてかかっています。極端な話、ずっと自宅へ帰らず、施設や病院へ死ぬまで入ってもらいたいです。
お金を出せば、病院や施設は死ぬまで預かってくれます。お金を出せない場合は、はっきり言ってそんなこと無理です。
>薬を飲まなかったり、飲み過ぎたりなど病院の先生や家族の助言をいっさい聞いてくれません。
老人性のうつの場合、治療が難しく、病院の先生の言うとおりに薬を飲んでも治らない場合が多いので、
結局、あなたの心の持ち方しだいですね。
まあ、そんなこといっても仕方がないので、
保健所で相談してみることをお勧めします。
お金はどのくらい必要なのでしょうか?
適応障害にかかり、2008年初めに治癒のハンコをもらった経験があります。
また、父が癌で療養施設に入り、そこで亡くなりました。
(精神科ではありませんが、長期に渡る医療における精神ケアも含む病院・療養所でした)
そのお年ではおそらく他の病気についてもケアしてくれるところが必要ですね。
また、「薬を飲まなかったり、飲み過ぎたりなど病院の先生や家族の助言を
いっさい聞いてくれません。」というのは症状のひとつである可能性があります。
常に見張ることは困難…かもしれません。
無理はせず、ソーシャルワーカーなどに以下のことを理解した上で
ご相談なさった方がいいでしょう。
①ずっと面倒をみてくれる、そんな施設や病院があるのか?
精神科医療の中でも療養施設はあります。
「精神療養病棟」「サナトリウム」などで検索してみてください。
逆に、他の身体的な病気にかかって精神科の領域の病気を発症した人の
ケアをしている療養所もありますから、それもテだと思います。
②病院の力を借りなければいけないわけで、施設と病院を行き来できるのか?
療養所によっては内科など別の科の医師がいる場合があります。
または、病院内に療養病棟として入っていることもあり、
そのタイプであれば「ひとつの施設内で」行き来することになります。
私は独立した療養所は見たことがありませんが…
③あまり負担(金銭・苦労)にならないところはあるのか?
基本、お金に関しては高いかもしれません。
今、友人が入っているのですが、支払う医療費はなかなか高く
(しかし療養病棟の医療費は厚生労働省によって決められており、
同時に高額医療費保険証を使うことができます。
最近制度の見直しなど変化が大きいため、私には説明できません。
こちらについては厚生労働省HPへ)、
同時に医師が本当に必要と認めた場合でなければ優先的に入院することは困難です。
なぜなら、療養施設が必要な人は…ほとんどの場合、
亡くなるまで退院することができないからです。
④そのような今の介護の近況
申し訳ありませんが、自分の場合父が癌でがんセンターに入退院を3度繰り返した後
他の病院内の療養施設に入りましたが、それからたった10日で亡くなったので参考になりません。
他の方をご参考になさいますよう。
厚生労働省: http://www.mhlw.go.jp/
また、社会保険庁からの高額医療に対する給付もあるようです: http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm
ご丁寧にありがとうございます。
ずっと以前から一人で介護していらしたのですね。私は在宅介護ですが時々投げたしたい時もありますねえ。介護者の精神的ゆとりがないと前に進みません。どちらにとってもより良い環境を作るために、2~3ヶ月リサーチと公的機関とのやり取り、書類の提出など面倒なことを厭わない気力がおありならアドバイスさせていただきます。
1)専門医による病状の確認
うつ病だけなのか、認知症、その他内科的病状はないのか。また医師の意見書(在宅では無理か、定期的な専門医の診察が不可欠か等)に介護者のことも考え協力的な医師を探す。
2)ケアマネージャーを変える
ケアマネはどの組織に属するかで業者の選択、あっせん力が異なります。例えば社会福祉協議会やNPO関係のケアマネは第三者的立場から介護事業者をリストアップしますのである意味公平で評判のいいところを選んでくれる一方、病院とのつながりが希薄な分、医学知識や入院の連携プレーが弱い。反対に特養や老人ホームのケアマネは当然ながら自分の事業所のヘルパーや看護婦、レンタル業者を第一にあっせんします。また病院に付随するケアマネは病棟の空室情報や担当医のことを熟知しているので優先的に入院できたりします。taka58様の場合、精神科を併設する長期療養型病床をもつ総合病院のケアマネだと良いのではと思います。例えば
http://www.eijinkai.or.jp/hospital/ward.html#09
この病院は京都市の例ですが精神科亜急性期病棟も併設しているので、治療(精神科病棟)⇒亜急性期病棟(リハビリ)⇒介護型病棟(見守り)と病院内を病状に応じて移動する形です。お住まいの地区、もしくは県下で「精神科、長期療養型」でググってみてください。
3)連続でショートステイを利用することは不可ですが、裏技としてショート(4週間)⇒自宅(一週間)⇒ショートステイの繰り返しや、行政担当者が知っているいざという時の長期療養型病院があります。現在療養型は縮小傾向にあり、低所得者や一人暮らしのお年寄りなど緊急性のある方のみこっそり紹介するための診療所や19床以下の小さな医院。長期療養型の看板は外してあるけれど入退院を繰り返している方がいたりします。本当に誰も介護する人がいない、そういう弱者のためです。taka58様がご自身の困難をリアルに訴えたら可能かもしれません。
4)経済面ですが、最後の手段としてのインフォとお考えください。
どうしても共倒れになりそうな状況であれば世帯分離です。 お父様は独居老人として年金が少なければ生活保護も受けられます。
また発病が65歳以下で年金受給前であれば障害年金プラスの二階建ての可能性もあります。ただし、taka58様の扶養手当や控除が減り、執拗な行政機関の調査があると思います。「親とは関係ありません」とキッパリ絶縁するぐらいの演技力が必要です。
http://www.fujisawa-office.com/shogai14.html
病院の選択は緊急時の呼び出しや面会のことを考えると自宅から遠いと大変面倒ですが、地方の方がわりと簡単に入れることが多いです。県をまたいで探すこともありかと。ただし、言葉や食事の味付けが異なりお父様にとって最適かどうかという問題があります。東京から関西の認知症の施設に入った方が、職員さんの関西弁に違和感を覚え、病状が悪化した例もあります。幸い東京弁の職員さんが担当になり徘徊がなくなったそうです。
一時でも離れて暮らせば、taka58様も心が安らぎ、またお父様の介護がしたくなりますよ。今は何も考えられないくらいお疲れだと思います。ちょっとひと頑張りして、リフレッシュしてください。もっとケアマネージャーに甘えてください。思っていることをドーンとぶつけてみてください。それでも駄目だったら病院探しを始めてください。
ご丁寧にありがとうございます。
ご丁寧にありがとうございます。