今度、Webアプリの画面デザインを担当することになったのですが、
画面をデザインするにあたり、わかりやすくするため、使いやすく
するための基準・指標となるようなガイドラインは存在するのでしょうか?
メーカー独自のものではなくて、ISOやJISなどの組織が発行している
ものが望ましいですが。
よろしくお願い致します。
回答者2の方が指摘されている JIS X 8341-3 や,その2009年改正の元ネタとなっている W3C の WCAG 2.0 (邦訳) は押さえておいて損はないかな,と私も思います.アクセシビリティ (障害者や高齢者の方々の,利用時のハンディキャップが少ないこと) はユーザビリティ (理解しやすさや利用効率などの,いわゆる「使いやすさ」) とは確かに違いますが,アクセシビリティを確保するプロセスはユーザビリティを下げる要因を排除するプロセスと共通部分も多いので,WCAG を満たすようにきちんとデザインすれば,少なくとも「使い難い」という不満をぶーぶー言われることは避けやすくなるかな,と思います.
それはそれとして,「アクセシビリティ」のほうでなく「ユーザビリティ」のほうに関する公的な指標や基準ということであれば,ISO 9241-11 や,これを JIS 化した JIS Z 8521 あたりが扱っていることになると思います.ただ,かなり抽象度が高い内容ですので,これに従えば使い易い Web アプリが作れる,というような便利なものではないと思います.もしくは,ISO 13407 が「ユーザビリティが高い製品を作るためのデザインプロセス」(ユーザ中心設計) について規定しています.これも Web に特化したお話を扱ってくれているわけではありませんが,たとえば英国など EU のいくつかの国では,公的機関の Web ページは 13407 を開発指針として用いることになっているそうです (出典).
Apple Human Interface Guidelinesは有名ですよね。
web画面のアクセシビリティについてのJIS規格が
参考になるかと思います。
http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee-acc/WG2/review2009/ITB...
高齢者、身障者等への配慮の指針ですが、
パソコンに不慣れな人に向けての画面設計などに
役に立つ内容だと思います。
回答者2の方が指摘されている JIS X 8341-3 や,その2009年改正の元ネタとなっている W3C の WCAG 2.0 (邦訳) は押さえておいて損はないかな,と私も思います.アクセシビリティ (障害者や高齢者の方々の,利用時のハンディキャップが少ないこと) はユーザビリティ (理解しやすさや利用効率などの,いわゆる「使いやすさ」) とは確かに違いますが,アクセシビリティを確保するプロセスはユーザビリティを下げる要因を排除するプロセスと共通部分も多いので,WCAG を満たすようにきちんとデザインすれば,少なくとも「使い難い」という不満をぶーぶー言われることは避けやすくなるかな,と思います.
それはそれとして,「アクセシビリティ」のほうでなく「ユーザビリティ」のほうに関する公的な指標や基準ということであれば,ISO 9241-11 や,これを JIS 化した JIS Z 8521 あたりが扱っていることになると思います.ただ,かなり抽象度が高い内容ですので,これに従えば使い易い Web アプリが作れる,というような便利なものではないと思います.もしくは,ISO 13407 が「ユーザビリティが高い製品を作るためのデザインプロセス」(ユーザ中心設計) について規定しています.これも Web に特化したお話を扱ってくれているわけではありませんが,たとえば英国など EU のいくつかの国では,公的機関の Web ページは 13407 を開発指針として用いることになっているそうです (出典).
業務で実施している場合、皆さんが指摘している指標や基準の文書を読んでおく必要がありますが
それらをかみ砕いて、もっとわかりやすくしたものを静岡県が公開しています。
デザイナーが関与して作成してますので、たいへん参考になります。
静岡県の「サービス・情報」のユニバーサルデザインのWebサイトをご覧下さい。
ありがとうございます。説明不足でしたが、今回はWindows系です。