下記にあてはまるような小説・エッセイがありましたら、教えてください。
・テーマは「老いとその日常」
・日々、老いていく人物のその死までを見守るような内容
・できれば天寿にて旅立つ
持病があるとしても日常生活は一人で行えるような老人の日常生活を見つめたもの、普通に暮らしているけれど日々のふとした瞬間に「老い」「その先に待っている死」を感じてしまう、といった感じのものはあるでしょうか。
*以下がテーマのものは避けてください
・入院生活
・闘病/看病
・寝たきり
・介護
おすすめありがとうございます。
これはこれで良さそうですね。
パール・バックの長編「大地」の後半は主人公の王龍が老いるプロセスを丹念に描いていましたね。
あらすじはこちらで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0_(%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BBS%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF)
大作がやってきました。
ドラマチックな老いなのでしょうか。
これを機に、手を出してみようかな。
上手な老い方―サライ・インタビュー集 藍の巻 (SERAI BOOKS)
なるほど。こういうジャンルがありましたね。
なかなか興味をそそられました。
以降の回答者様へ:
エッセイの場合、質問の条件に加えて、明るく老いるための気の持ち方「ではない」ものはあるでしょうか?
永井荷風の戦後のものはどれもそういう感じですけど「雨瀟瀟」はとくに。
老いをテーマにした小説としてこれははずせないかと。
川端康成の小説の中でいちばん好きです。
三巨匠だけでは何ですので、未読ですが
<明るく老いるための気の持ち方「ではない」もの>
という要望にあうかと。
すばらしい。どれも読んでみたいと思いました。
「雨瀟瀟」は他の本にも載っているのかしらん。
老いと性、というテーマがありましたね。
思考を突き詰めて自死を選んだ人物がいたとは知りませんでした。
おじいさんの台所―父・83歳からのひとり暮らし特訓 (文春文庫)
三國連太郎主演でテレビドラマにもなりました。
『おじいさんの台所』は1984年出版。
妻に先立たれ、80過ぎてひとり暮しをする父の日常を描いたエッセイで
けっこうユーモアもあっておもしろかったです。
その後、続編がでましたが、最後は遺産相続の争いなども書いてあるようで
なんとなく読む気になれないでいます。
ごめんなさい。ユーモアはそんなに求めて無かったです。
蛇足ですが、老人が生きていて頭がしっかりしている間に皆で、遺産相続の問題は話し合っておくべきだと思います。なんにも考えていなかった、言い残されもしなかった我が家は、すんごくもめました。遺産が少ないから余計に。
こういう感じの、好みです。
この本では恐らく、老人自身が自らの老いを感じて思考しているのだと思いますが、周りの人が、「ああ、この人はたった今、老いていっている」と感じてしまう、なんてのは、あるのかなぁ。。
ひとり暮らし
谷川 俊太郎著
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%9A%AE%E3%...
独り居の日記
メイ サートン著
「独り居の日記」の内容を見て始め、「?」と思ったのですが、確かに、老いることも死ぬことも、孤独な作業ですね。
文庫本であるといいなぁ。。
すばらしい。どれも読んでみたいと思いました。
「雨瀟瀟」は他の本にも載っているのかしらん。
老いと性、というテーマがありましたね。
思考を突き詰めて自死を選んだ人物がいたとは知りませんでした。