ツアー企画(定番企画や単発企画?呼び方は会社によって変わると思いますが)は
どのように企画されているのでしょうか?
おそらく、お客様の声を少しずつ既存の企画に入れていくとか、世の中のニーズを探るとかもあると思いますが、
旅行企画のアイディアはどうやって出しているかが知りたいです。
※旅行会社に勤めていない方でも、旅行企画のアイディアはこうやって出しているという意見や考えも大歓迎です。
今は辞めてしまいましたが、学生時代に小さな現地ツアー会社でガイドをしてた事があります。
まずはツアー企画を考える専門のチームがあるんですが、そこに広報と経理に、現場のガイドさんが何人か加わってました。
既存のツアーに関しては、まず経理が収益力(売り上げや収益の安定性、コスト効率など)を秤にかけて、断続・存続・改善の必要性を提案します。
それに対して、広報やガイドさん達が集めてきたイベントや人気スポットの情報を組み合わせ、
ライバル社や親会社との縄張り問題などを考慮した上で、修正を行います。
もちろん、利用しているお土産屋さんやレストラン、行楽施設との契約があると簡単にはコース変更やツアーの断続はできませんので、
逆に言えば契約終了までを期限に新しいネタを探し始めます。
新規のツアーですと、季節のイベントに応じてそれに合わせたツアーを年に何回か組みます。
例えば、花火大会があると聞けば花火ツアーを考案します。
期間限定と銘打っていても、人気があって継続が可能なものであればそのまま続けることもあります。
また、トレンドに応じてもツアーを組みます。
例えば、最近山歩きが年配の方の中で人気だと聞けば手ごろなハイキングコースを見つけに行って、
体力や趣向などを考慮しながら2~3ツアーもうけます。
それからレストランや行楽地、他の観光会社から話を振られる事もあります。
例えば、新しくうちの会社でこういう行楽施設をつくるんだが、おたくの会社のツアーに組み込めないかね?といった感じですね。
具体的な計画の進行とかは会議に出席したことはないので分かりませんが・・・こんなカンジみたいでした。
以前、旅行代理店で働いていました。
ツアーと言ってもいろいろなので一概には言えませんが、
最も多いのはホテルや貴金属店などのタイアップにより企画が進むケースです。
繁忙期以外のホテルや旅館と契約して格安で多数の部屋を予約したり、ツアーの目的地に貴金属店を入れる代わりにタイアップ費用を頂いたり。
当然そうなると目的地はその近辺に限られますので、その近辺での観光スポットを探していくわけです。
参考になります。ありがとうございます。
ホテル、貴金属というと、海外が中心のようなイメージがありますね。
ホテルや旅館など旅行業界で現地と言われる場所が、営業拠点となる旅行案内所(ホテルや旅館といった現地の代理店のイメージ)に提案し、一緒に旅行会社に提案に回ります。
旅行会社が「いい!」と思ったら、バス会社と提携したりして、チラシやパンフ等を一般顧客に配布します。
結局は、仕入れ(現地の提案)―(マイナス)販売価格=黒字 でないと商売は難しく、企画なんて独自で作っていたら、なかなか現地との折衝に時間がかかり、トータルで赤字というケースもあります。
また、現地からの提案のほうが安くて、面倒もなく、右から左に流しておいたほうが楽だったり…。
旅行会社といってもいろいろあって、よほど大手でないとお客様の声を取り入れた独自の企画を作るのは難しいようです。
一度企画した人気ツアーをうまくカスタマイズして回さないと、
そもそも赤字という感じでしょうか。
ありがとうございます。
今は辞めてしまいましたが、学生時代に小さな現地ツアー会社でガイドをしてた事があります。
まずはツアー企画を考える専門のチームがあるんですが、そこに広報と経理に、現場のガイドさんが何人か加わってました。
既存のツアーに関しては、まず経理が収益力(売り上げや収益の安定性、コスト効率など)を秤にかけて、断続・存続・改善の必要性を提案します。
それに対して、広報やガイドさん達が集めてきたイベントや人気スポットの情報を組み合わせ、
ライバル社や親会社との縄張り問題などを考慮した上で、修正を行います。
もちろん、利用しているお土産屋さんやレストラン、行楽施設との契約があると簡単にはコース変更やツアーの断続はできませんので、
逆に言えば契約終了までを期限に新しいネタを探し始めます。
新規のツアーですと、季節のイベントに応じてそれに合わせたツアーを年に何回か組みます。
例えば、花火大会があると聞けば花火ツアーを考案します。
期間限定と銘打っていても、人気があって継続が可能なものであればそのまま続けることもあります。
また、トレンドに応じてもツアーを組みます。
例えば、最近山歩きが年配の方の中で人気だと聞けば手ごろなハイキングコースを見つけに行って、
体力や趣向などを考慮しながら2~3ツアーもうけます。
それからレストランや行楽地、他の観光会社から話を振られる事もあります。
例えば、新しくうちの会社でこういう行楽施設をつくるんだが、おたくの会社のツアーに組み込めないかね?といった感じですね。
具体的な計画の進行とかは会議に出席したことはないので分かりませんが・・・こんなカンジみたいでした。
非常に参考になります。ありがとうございます。
小さな現地ツアー会社ということですが、
縄張り問題は、要するにライバルA社と重なってしまうようなところに接しないようにする。
ということだと思いますがそれは会社規模は関係なく、大規模でもそういう考慮はしているものでしょうか?
あと、お土産屋などを組み入れるとマージンとしては何か発生したりすると思うのですが、
差しさわりなければ教えて頂けるとありがたいです。
コメント欄が開いていないようなので、質問欄で失礼します。
他に質問があれば、末端ガイドが知ってる限りでしか答えられませんが、コメント欄を開けておいて下さい。
ライバル社との縄張り争いは大手でも同じみたいですね。
うちは何社か大手に人員を提供していましたが、どの会社も相手の領分を侵さないようにやっていました。
正確に言うと、利用する施設との契約問題になります。
うちは○○社と契約してるから、おたくの会社とは契約出来ないよ、とか向こうから言われてしまう事もありますし。
大きな施設であっても、スケジュール面などで他社とかち合わないように、施設側が手配したりします。
どうしてもこっちの希望した時間帯に特定の施設を使う事ができなければ、
もちろん先に契約していた会社のツアーを押しのけて、という事はまずしません。
はじめから波風立てないよう、その辺は下調べをしてから話を持って行きます。
また、地域の観光局がある程度規定を設けている事もあります。
例えば、XXには団体観光客は一日何人まで、その配分は会社の規模に応じてこれくらい。
みたいない。
お土産屋さんやレストラン、行楽施設からのマージンはもちろんあります。
会社自体が貰えるマージン(これは不明)の他に、
ガイドがお客さんに営業をかけて成功すると、1〜2%から多い所では1割以上のコミッションがあります。
人気のあるお店なら、抱えているガイドの営業成績で契約する会社を選ぶ所もありますね。
コメント欄開きました。お手数おかけします。
色々参考になります。
非常に参考になります。ありがとうございます。
小さな現地ツアー会社ということですが、
縄張り問題は、要するにライバルA社と重なってしまうようなところに接しないようにする。
ということだと思いますがそれは会社規模は関係なく、大規模でもそういう考慮はしているものでしょうか?
あと、お土産屋などを組み入れるとマージンとしては何か発生したりすると思うのですが、
差しさわりなければ教えて頂けるとありがたいです。