分け方に異論があるかもしれませんので(実際重複がある)、分け方はどうでもよいのですが、授業科目「英語」は、「技術・うまく生きる術」等に入り、サイエンス、教養、芸術などに比べ、あまり重要科目とは思えないのですが。確かに英語ができると便利だし、情報幅も広がると思います。しかし、分類では、高校ではあまり重要でない家庭科、技術工作等の、生活するための技術の分類に入るような気がします。
なぜ、毎週授業があるのでしょうか。同じ分類に入るものとして、職業人になる人のためではない法学、医学、経済学等がありますが、なぜ、高校ではそれらを教えないのでしょうか。
この意見に共感して、かつ、答えを見出した人の回答を待っています。
法学、医学、経済学等より、英語の方が役に立つ、という回答は、確かにあり得過ぎるので「なし」にして下さい。
法学・医学・経済学を知らなくても英語を学ぶことは可能です。しかし、逆は困難、というか不可能です。
法学・医学・経済学の重要な書籍の大部分は英語で記述されており、英語の読解が出来ない状態ではどの学問も学習に著しい障害を来たすことになります。そのため、医学や法学などを学ぶための手段として、先に英語を学ぶ必要があります。
先の大戦で枢軸国が勝利していれば、日本語やドイツ語だけで用が足りたのでありましょうが、まぁ、あきらめて英語を勉強することをお勧めします。
教育とは積み木です。
法学、医学、経済学って高校までで習ったことの特化ですよね。
・社会科→公民→法学
・社会科→公民→経済学
・理科→化学→医学
・理科→生物→医学
・生活(?)→保健→医学
そのため、高校の教育課程では無理がある。
小中と広く浅く学んでいきます。高校では選択科目でその広さに深さを加えます。
その先にあるのが医学などの特化した科目なのです。
ちなみに、指摘されている科目は教えていないのではなく「教えてはいる」のです。医学の入り口として保健の授業もありますし、生物の授業でもさらりと流しています。医学というレベルではないが、さわりまでは教えています。
化学は薬学に通じてますし。
英語が毎週あるのは国が英語を重要視しているからです。
jackal3さんの考えと国の考えに大きく違いがあるのでしょう。
たとえば、
医学などを含め最先端を学ぶ場合、海外の言葉が読めると海外も含め最先端を学べます。
日本語だけの学習ならば日本の最先端が限度になります。なので英語は頑張りましょう。とか。
さらに
今後の日本において、ほかの国との貿易などで利益を上げることは重要である。
そのため英語力をたかめることは国家としての財産となる。なので英語は頑張りましょう。とか。
国はそんな感じで考えてるんじゃないでしょうか。
日本語って世界の人口の2%程度の人しか話さないマイナー言語です。
メジャーな英語覚えてて損はないでしょう。
※話者の数だけでいえば中国語も話者が多いらしい。人口多いし。
確かに、専門的な法学、専門的な医学、専門的な経済学等は、高校で教える必要はなく、その基礎となる社会科、化学、生物学等を教えればよいと思います。というか、その基礎の方が重要です。
ただ、英語を、技術、手段、生活するために知っておくと便利なこと、というように捉えると、損害賠償金と罰金の区別、心臓病の種類、株株式上場の効果等、スポット的な知識に過ぎないけれど生活する上での重要なことを全く教えず、英語なんかに長時間かけて教えている趣旨が理解できません。
確かに、国が英語教育を推進しているのでしょうね。
ところで、日本語の読めないと思われるアメリカ人でも、リチウム2次電池、ディスプレー技術、電子写真技術等の研究者がいる(研究者として通用する)のはどうしてなのでしょうかね。
日本語しか読めないと、人類の英知のごく一部にしかアクセスすることができません。
世界中の研究者が日本語が読めなくてもやっていけるのは、共通語としての英語の読み書きができるからです。
ドイツ人や中国人、インド人の研究成果を知るために、いちいちドイツ語や中国語、ヒンディー語を勉強していたらキリがありません。
日本語しか知らないのでは人類の1.5%としか対話できませんが、
英語を学べば人類の50~70%くらいと対話できます。(普通どこの国でも義務教育で英語をやっていますからね)
たとえば
・ネットでエロ動画をみる
というささいな仕事?でも、英語が読めないひとは日本語の有料でモザイクのかかった動画で我慢するしかありません。
しかし、共通語の英語を習得していれば、全世界のあんな動画やこんな動画でもハァハァできます。
確かに、情報源が広がるということはとても重要で、そのための技術は、家庭科よりは重要でしょうね。
国としては、日本だけに日本人がとどまらないで、世界的に通用する技術を持つ人間を
育てたいのだと思います。そこで必要なのが一番世界で共通語の英語。
私は授業に英語が入ってるのは、国の「数撃ちゃ当たる(世界で通用する日本人)」の
政策なのだと思いますよ。
でも個人的には質問者様の言う通り、法学、医学、経済学等など(まあ、医学と法学は
深いから浅くでいい。あ、でも医学は応急処置の方法ぐらいは全員解ってて欲しいかな。)
の方が重要な気がしますけどね。特に経済学。
以前はお金の勉強=あさましいと思ってる人が多かったようですが、今の不景気な世の中、
自分のお金は自分で守る。そのためには経済学が必須だと思いますけどね。
後、一週間に一度ぐらいは本気で一般的な常識とマナーを教えて欲しい・・・。
昔みたいに親のしつけは期待できない・・・・悲しいことに。
リチウム2次電池、ディスプレー技術、電子写真技術は日本の独壇場だから、それぞれ上から100人の研究者をリストアップしたら、日本人がそれぞれ80人は入ると思います。
世界で通用する日本人は既にうじゃうじゃいるような。ただ、英語で論文を書いていないから、世界には全然知られていないけれど。
アメリカ人は人に知られてなんぼの世界にいるけれど、日本人は自分がとくすればよいの世界にいるので。
で、「自分がとくすればよい」の世界の方が健全な気がします。
日本人が苦労して英語で論文を書いて、自分の研究成果をわざわざ英語圏の人に教えてあげるために・・・、それも高校から英語を勉強するなんて。
まあ、確かに、色々の分野の情報源が広がることは極めて重要で、日本がリードしているディスプレー技術なんて些細なもんかもしれませんが。
英語に焦点を当てるというのは珍しいですね。
数学が必要無いと言う人なら世の中にたくさんいますが。
誰がどう考えても最も役に立たない数学がなぜ毎週授業に組み込まれているのか?
それは、高校の授業は第一目的が「その人の学力を知るため」だからです。
その人の理解力や記憶力を計るために数学や英語といった教材を利用しているに過ぎません。
役に立つかどうかは二の次です。
英語については単語や文法の記憶力に加えて、文章の組み立て、発音の聞き取りなど言語を聞き取る能力など様々な能力が必要になるため、学力を測る教材としては最適なわけです。
しかし、法学や医学を教えることには大賛成ですけどね。
まあ社会とかで中途半端に憲法とか教えたりはしてますけど、そのせいで間違った解釈をしてる人が大半ですし、役に立つ度合いを考えても義務教育段階からガンガン教えておくべきだと思います。
ところで、日本語の読めないと思われるアメリカ人でも、リチウム2次電池、ディスプレー技術、電子写真技術等の研究者がいる(研究者として通用する)のはどうしてなのでしょうかね。
それは日本を含めた研究者がみんな英語を使えるからでしょう。
大学院で論文とか書くのに研究者レベルならだいたい英語で海外で発表したりしますからね。
どこかに基準を設けて、世界中がそれに従ってるだけのことです。
なるほど。高校の授業は第一目的が「その人の学力を知るため」という考えもありますか。
ところで、極端な例ですが。
離婚訴訟で人生の危機に接した人が冷静に適切な判断ができるために、高校で数学を学んだことは無意識のうちに若干は役に立つのではないかと思います。
でも、英語を学んだことは役に立たないような気がします。
数学には教養の要素があるけれど、英語には教養の要素が全くないような気がします。
ところで、ある分野に限っても、日本人はみんなで学術論文は日本語で書くようにしたら良いと思いませんか。
コメントあいてないのでこちらで失礼します。
>ところで、ある分野に限っても、日本人はみんなで学術論文は日本語で書くようにしたら良いと思いませんか。
結局は自身が向上したいと望む場合、日本語のみでの環境では不利になるんですよ。
最先端のこと何か一つでもしてみたらわかります。ほんと、くだらないことでもいいです。
最近直面した英語が読めたらよかった!っていう事例
EeePCが発売されて即買い。
4Gという内臓SSDの少なさに壁を感じる。
それを調べる際に、海外サイトに情報があるということをキャッチ。
しかしながら英語が得意とはいえず、しかもPCのマニアック情報なんていう一般的でない語のオンパレード。読めない単語満載。
もう太刀打ちできませんでした。とりあえずここで妥協。
数カ月のちに、日本語で同じような(たぶん)内容を紹介しているサイトを発見。その後それを資料にいじくりまくる。
今までの人生で、法的な知識が必要になったことや医学的知識が必要になったことって正直ないんですよ…。
専門ではないにしろ多少は知ってますから「困る」というシチュエーションはなかったってことなんですけどね。
ここからちょっと話がそれますが、
この手の質問って回答する側としては「納得してもらえたら」と、極端に言うと「論破したい」って感じると思うんですよ。
jackal3さんが、
法学、医学、経済学等より、英語の方が役に立つ、という回答は、確かにあり得過ぎるので「なし」にして下さい
と言っている一方「反論?」としては
>ところで、ある分野に限っても、日本人はみんなで学術論文は日本語で書くようにしたら良いと思いませんか。
>ところで、日本語の読めないと思われるアメリカ人でも、リチウム2次電池、ディスプレー技術、電子写真技術等の研究者がいる(研究者として通用する)のはどうしてなのでしょうかね。
といった返答。見る側としては(少なくとも僕は)英語不必要だ。という意思が見えます。
これに対して求める回答は「「なし」にして下さい」の一文。理解できなくもないんですけどね。
はてなでの回答者が質問者の嗜好に沿って回答する義務はないものと思います。
それは情報ではなく、ご機嫌とりになるわけです。「よいしょ」ってやつです。
自身の意見・知識として自信を持って回答する。その情報が有用であるかは別として自信のある方が返答するんです。
少なからず質問者さんの役に立てればと思って。
jackal3の質問を分類すると知識よりも概念というか、スタンスというか、明確な回答がない回答を求めているように思えます。
今後の回答で少なからず納得できる回答を求める場合、求める回答をもう少し明確にしていったほうがいいように思えます。
少なくとも、僕の回答に対するコメントには回答を求めるという意思と、英語は不要だという意見を読み取りました。
情けないことに前回の回答以上の回答は持ち合わせておらず、このような回答をさせていただきます。
ごめんなさいねこんな回答で^^;
1.
実は私も英語で学術論文を出したことはあります。
会社で最先端の研究をしたこともありますが、これは会社の意向で論文は出せませんでした。
知られないように特許出願もしませんでした。
もともと、サラリーマンですから、たとえ論文を出したとしても結局は自身が世間で向上することはなかったと思います。
多くの回答を読んで、どうも私は、
「英語でアピール出来なかったので損をしたという現実があるとしたら、その現実自体が気に食わない。」
と思っていたことに気が付きました。
2.
英語ができると、幅広い情報を得られるので好都合だと思います。なので、英語を不要とまでは思っていません。
ただ、同じジャンルに入るような気がする法学、医学、経済学を高校で教えずに、英語をこれほど教えるのは、
国が何か間違った観念に取りつかれているような気がしてなりません。
3.
どうも、質問が確かに極めて不明確でした。
同じように上記のように感じている人がいて、なるほど国はこう勘違いしているのかと教えてくれる回答があれば、
なるほどと思うと同時に、同じ考えの人がいることで安心と共感を得ようとしていたのかもしれません。
だいたい、特定の回答を期待していたので、質問形式にすること自体、間違っていたかも。
親切に答えてくれた人に申し訳ありませんでした。
高校生のほとんどが、損害賠償金と罰金の区別が付きません。
また、心臓病にどんなものがあるかも知りません。
また、株式上場の効果も知りません。
法学等の専門家にならない人にとって(英語で勉強するほどではない人にとって)、英語より重要かもしれません。