30cm×20cmの大きさの基板を少数作りたいと思います。
だいたい5〜10コくらいです。
なるべく安く発注したいのですが、お薦めのお店がありましたらおしえて下さい。
PSEマークが取得できるもので御願いします。
dematiさんの仰る「基板」がプリント基板と仮定して話を進めます。
>30cm×20cmの大きさの基板を少数作りたいと思います。
>だいたい5〜10コくらいです。
>なるべく安く発注したいのですが、お薦めのお店がありましたらおしえて下さい。
電気産業界で「5〜10コくらい」という数量は、はっきり言いますと「試作」レベルです。
基本的に「試作」というものは、お金がかかるものなのです。「なるべく安く」という虫のいい話はないものと考えて下さい。
業者は広告で「格安で製作」などと記載していますが、「本来は非常に高額な製作単価を比較的安価で製作します。」と読み替えて下さい。
http://homepage3.nifty.com/okosi/c/odk0.html
http://www2.odn.ne.jp/~aeg12730/pwb/overseas.htm
>PSEマークが取得できるもので御願いします。
PSEは海外のULなどとは異なり、プリント基板の製造業者や材質で取得できるものではありません。
PSE適合性認証は、組み立てた製品自体について検査・認証取得を行うものです。
ですから「プリント基板をPSEマークが取得できるもので…」という指定は意味がありません。
製品のPSEマークは、個々の部品にPSEマークが付いていて、それを組み合わせれば取得できるというような単純なものではありません。
したがってJIS指定工場やISO9001/ISO14001認証工場というものはありますが、PSE認定工場などというものはありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B7%A5%E6%A5%A...
http://ja.wikipedia.org/wiki/ISO9000
http://ja.wikipedia.org/wiki/ISO14000
また、プリント基板の設計とプリント基板の製造は全く別個のものです。
いくら製造技術の高い工場に製造を発注したとしても、設計がいい加減ではPSE適合性認証はまず取得できないと思って下さい。
プリント基板というものは、その名の如くプリント(写真製版)技術を応用した製品です。
発注する際には回路設計図・材質・厚さ・積層枚数・穿孔・スルーホール等の指示書のほか、印刷物を発注する際と同様に「版下」が必要です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%88%E4%B8%8B
回路の耐絶縁性を確保するための配線間離隔距離を決定したり、法令に適合するためには、回路設計技術者・版下製作技術者・CADオペレーター・法律知識に詳しい従業員が社内に在籍することが前提条件です。
もし、dematiさんが個人事業主で経費節減のため内作する場合は、これらの技術を全て習得する必要があります。
最低でも下記URLに記載されている内容が理解できない場合は、社内(個人)で設計することは非常に困難です。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37F03801000085.html
もし、プリント基板設計が会社内でできない場合、これらは外部発注することになりますが、これらの設計には相応の技術料が発生することを覚悟して下さい。
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