会社は私という人間を雇うためにいくら掛かっているのかを知りたいです。
数年前の私の年収を例に出しますので、これをベースに考えて下さい。
年収604万円(内訳:基本給、通勤手当、健康保険、厚生年金、所得税、住民税を含む)
私の調べた限りだと、健康保険は会社と折半らしいので、このときの健康保険料(24万円)と
雇用保険も私の基本給から引かれた額が6だとすると、9.5をさらに会社は国に収めているらしいので
このときの雇用保険が4.8万円だったので、7.6万円納めた事になると思います。
なので、私に払った604万円 + 24万円 + 7.6万円 = 635.6万円が、会社が私を雇う上で
私と国に収めた金額になると考えました。
合ってますか?
またこれ以外に掛かっているお金は有りますか?
職場に席とかをあてがわれているのなら、それらの什器そのもののコスト
職場の維持のために掛かる費用(賃貸料とか固定資産税とか光熱費・清掃費等)の従業員等の人数割りでのコスト
職場で従業員が粗相した場合の賠償保険等の掛け金の人数割り分のコスト
あとは退職金規定とかあるなら、退職金分の積み立て
昔はザックリ、従業員が手取りで貰う金額の3倍を会社は使っているとか言われていました。
(ボリスギだと思います。)
「人件費」の基本的な計算はこちらでどうぞ。
それ以外に経費としては「福利厚生費」がかかります。
→Vol.13 残業時の社員の夜食は「福利厚生費」? — 独立・起業なら ドリームゲート
それ以外にも、人が働くための場所として事務所/工場等々を用意しなければなりませんし、デスクワークなら机・椅子・文具・パソコン等々も準備する必要があります。新しい社員を一人雇うために準備しなければならないもの、といった視点で考えると、かなりのものが必要になるといえます。
ご回答ありがとうございます。
上の方の回答欄にも書きましたが、今回は初期投資の話ではありません。
また例えば、「プリンター使ったときの紙代やトナー代も社員数で割ってそれが一人頭掛かっているんだよ」的なことも
理解しているので今回の回答には望みません。
厚生年金も折半です
ご回答ありがとうございます。
そうなんですね。調べてみましたが、厚生年金も会社と折半だったようですね。
修正します。
会社が私に払った月々の給料の12ヶ月分604万円
+
会社が国に支払った 24万円(健康保険) + 34万円(厚生年金)+ 7.6万円(雇用保険)
= 669.6万円
となりますでしょうか?
退職金の引当金も計算しておきましょう。
おおよその計算として受け取れる退職金の金額/勤続年数くらいになります。極めて大雑把ですが。
あとは労災保険料、石綿健康被害救済法に基づく一般拠出金、児童手当拠出金を支払っているはずです。こちらは事業主負担です。
労災保険料率は事業の種類によって違いますので、下記の保険率表をご参照ください。雇用保険と同様に賃金総額に保険料率をかけた額が保険料になります。
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/daijin/hoken/980916_4.htm
石綿の一般拠出金は、賃金総額×0.05/1000、児童手当の拠出金は厚生年金の標準報酬月額・標準賞与額×1.3/1000です。
雇用保険の事業主分は一般の事業であれば9.5ではなく、9になります。
ご回答ありがとうございます。
その辺のファジーな部分は今回は求めていません。
例えは電話代1つをとっても、私は1回5分もすれば長い方で、1日に多くても5回程度です。
方や営業よりの人や外注で難しい説明が電話で相手にする必要がある人は、1回30分とか平気でしています。
そんな人とひとくくりで頭数で割られる数字は公平ではないですよね。今回聞きたいのは純粋に私のためだけに
会社が支払っている金額です。