ディベートを学ぶことで、ビジネスに必須の論理、思考、分析、洞察、質問、問題解決の手法を身に付けることができます。
狭義の意味での「ディベートの達人」は一般の会社では出世しませんが、
広義の意味でのディベートの達人は出世します。
前者は、「理屈っぽい」「嫌味なやつだ」「言ってる事は正しいが、感情的についていけない」みたいなネガティブな印象を相手に与えます。それが人事考査につながります。
コツは「相手の退路をわざと一つ二つ開けておくこと」です。
ディベートって、自論の正しさを押し通すようなスキルなので、日本のような社会では逆に煙たがられそうです。たしかに論理的思考や判断思考は磨かれるかもしれませんが、出世に必要なのはコミュニケーションスキル(人付き合い、お世辞などなど)ではないでしょうか。
会議やプレゼンテーションなどで、会話としても論理的要素でも、使える部分は多いと思われるので、非常に有効だと思います。
ですが、そういった要素が使える職種かどうかも、関係するでしょうね。
http://www.bk1.jp/product/01048327
ディベート研修の本が出ていたり、ディベートを研修に取り入れる会社も多くなっています。
ディベートの技量が求められるところであれば必ず出世すると思います。
ディベートには、
・自分の立場・意見表明
・証拠あるいはデータの収集、立論
・相手の意見、見解への反論
など論理における総合能力が求められているからです。
ただ、ディベートでは自分の立場を入れ替え、勝ち負けに徹してしまいがちなので、
単純に弁論「術」に墜ち下がってしまうこともしばしばあります。
なので、相手と意見を築き上げる、またはチームワークのスキルも同様に必要かと思います。
学生に対しディベートをさせることで、議論の筋道や弱点を補う能力を養うのに役立っています。
Pros and Cons: A Debater's Handbook
上の本はトピックがテーマごとにまとまっており、一人で考えるにもうってつけです。
自分の頭の中で、一人ディベートをやるなら、自分の立場だけが絶対ではないことに気付いたり、いろんな角度から物を見れるようになっていいかも知れません。確かに、頭の回転、論理思考、判断能力が磨かれるのかも知れません。
しかし、上司相手に、ディベートをやって言い負かしたりしようものなら、出世どころか左遷でしょう。(汗;
なぜならば、人は論理よりも感情で動くからです。相手の言うことが頭では正しいと分かっていても、感情的に反発することはよくありますよね。
頭の回転が速ければそれだけで出世出来ます。
ただ、ディベートは論理思考が間違ってるとただうるさいだけのへりくつ野郎になってしまいますので、必ずしもディベートの達人が出世するとは言えません。
ディベートがうまい(説得力がある)ことは出世のひとつの要素でしかなく、ディベートの達人になりさえすれば出世するというものとは違うと思います。また学校のカリキュラムにディベートが含まれている欧米と異なり、日本人には議論好きな人間を毛嫌いする人も多いと思います。もし上司にそういう方がいれば、出世の妨げにさえなるかもしれません。
とはいえ、ディベート力を持っておくに越したことはありません。要は使いどころを間違えないことだと思います。個人的に非常に参考になった書籍を2点挙げておきます。
「ハーバード流交渉術」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%...
「議論に絶対負けない法」
http://www.amazon.co.jp/%E8%AD%B0%E8%AB%96%E3%81%AB%E7%B5%B6%E5%...
結論:自分にとってプラスになりますが、即出世に結びつくことはありません
確かにディベートの技術を磨くことはいいことです。
しかし、ディベートの技術だけを磨いたところで単なる頭でっかちです。
「僕はディベートが出来るんだぞ」君では出世しません
重要なのはそれを学んでいく過程で人を観察したり相手の思考を分析、想像したりすることで、世の中をもっと深く掘り下げていけるようになるところです。
全国ディベート選手権(そんなのあるのかな?)に出場するのならともかく、自分の仕事の中にそれを取り入れたいのであれば、日ごろ上司との会話で「どう受け答えをすればいちばんベストか」を考えることからはじめた方がいいと思います。
もちろん、ディベートの達人になりたいということは向上心がある証拠ですから、その心意気を見せれば社内での評価も上がると思われます。
http://q.hatena.ne.jp/1233502076
ダミーです
相手と討論することばかり得意になると派閥ができやすい、うらまれやすくなるのではないでしょうか。
これからは討論より共存のほうが大事かなって思いますhttp://q.hatena.ne.jp/1233502076
うちの親父が財閥系の商社マンだったので、彼から聞いた話を書いてみます。
日本じゃ、どうもディベートの達人になっても得しないような感じです。
というのは、会社の費用持ちでアメリカの大学院に行ってMBA取って日本に帰ってきた人が、必ずしも出世はできないからです。
会社の費用持ちでアメリカの大学院に行くというのは、かなり会社側から期待されてたワケではあるのですが。
出世に重要なのは、日本で商談をうまく纏める能力だそうです。
MBA取ってたら絶対ディベートの達人ってワケでもないでしょうが、日本の一般的な大卒サラリーマンに比べりゃ、ディベート上手い筈ですが、それが日本で商談をうまく纏める能力に繋がる可能性は低いようです。
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