古典はけっこう読みましたが最近の作品はあまり読んでいません。
必須条件
●国内で2000年以降に発売された文庫本になっている翻訳小説
●現在絶版になっているかは不問
●海外の作家のみ。ライトノベル不可
参考までに個人的ベストは以下の3作品
①宇宙船ヴィーグル号の冒険
②宇宙の戦士
③知性化戦争シリーズ
どちらかというと宇宙人と戦うような物語が好みですがそれには限定しません
よろしくお願いします。
タイトルだけではなく簡単な内容の説明もお願いします。
http://d.hatena.ne.jp/asin/4150115311
ベタかも知れませんが、グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』をお勧めします。
「ウルトラ・スーパー・ハードSF」と銘打たれているとおり、かなり歯ごたえのある内容なのですが、その分読みごたえは十分以上です。コツは、「わからないところはとりあえず読み飛ばす」(イーガンの上手いところは、細かい描写が理解できなくても、読んでる内におぼろげに話の輪郭が掴めてくる事だと思います)。
人類の多くが人格をソフトウェア化し、ポリスと呼ばれる仮想現実空間で暮らす未来世界で、超光速航法を求め、知的生物の探索が開始されます。全住民ごとポリスのコピーを千体作成、それぞれ千の星々へと旅立つ「ディアスポラ」計画。その探索の途上で出会う、驚異の生命体たち。惑星オルフェウスの「ワンの絨毯」、十六次元生命体、5次元ヤドカリ……。そして想像を絶する超絶スケールの旅の果てに、主人公が出会うのは……?
http://www.bk1.jp/product/02567891
http://www.bk1.jp/product/02567892
ベタかもしれませんが、ロイス・マクマスター・ビジョルドの軍事SF『ヴォルコシガン・サガ』シリーズの最新巻です。
http://www.bk1.jp/product/01714639
「戦士志願 」から始まる、このシリーズも有名なので読んでおられるかもしれません。
基本的に男の戦いを描いたSF小説です。
この作者と作品群もまったく知りませんでした。
SFを再び読みたくなったのが最近なので書店に行っても
文庫のハヤカワとかをまったく見ていませんでしたので。
ミリタリー調SFは好みですね。早速探してみることにします。
いかにもSFらしい宇宙もの中心で、2000年以降の文庫本のお薦めを紹介しますよ。
ロストテクノロジーで作られた直径30キロの巨大宇宙船<方舟>号を手に入れた宇宙商人ハヴィランド・タフが、さまざまな冒険を繰り広げる連作短篇集。皮肉屋で慇懃無礼なタフのキャラクターがいい味を出しております。
未知の種族との交流で飛躍的に進歩したテクノロジーを有するコロニー連合と、宇宙から隔絶され技術的に遅れた地球に人類が二分された未来。地球からコロニーに移住するには、75歳でコロニー防衛軍に入るほかない。防衛軍に入ると未知のテクノロジーで新しい青年の肉体が与えられ、最長10年間の兵役で異星人と命がけの戦いをしなければならない。妻に先立たれた主人公は、75歳で志願兵となり宇宙を目指す……というわけで、21世紀版『宇宙の戦士』といわれ高い評判をとった作品です。続編もあります。
火星の長城 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1)
レナルズは長編も出てますが、どれも死ぬほど分厚いので、こちらの中短篇集から入るのがお薦め。脳を改造して一つの精神共同体となった連接脳派や、身体に大幅な改造を加えたウルトラ属などの人類種族が登場する、同じ未来史に属する宇宙SFが収録されてます。
イギリス発のニュー・スペースオペラという新しい宇宙SFムーブメントの代表格がこのストロス。突如現れたコンピュータ知性体エシャトンという存在が、ホワイトホールによって強制的に地球人類を宇宙中に移住させた後の世界を舞台にした作品。ナノテク、量子論、ブラックホール推進、因果律兵器などさまざまなアイディアをぶちこみながら、どこかオフビートなセンスがイギリス流。
あとはお読みでないのならロバート・J・ソウヤーの作品もお薦め。『フレームシフト』、『イリーガル・エイリアン』、《ネアンデルタール・パララックス》3部作などどれも面白いです。
どれも「血湧き肉躍る」といった感じですね。
昔、事件記者コルチャックが好きな番組だったので
「皮肉屋で慇懃無礼なタフのキャラクター」なんて主人公には
熱くなれそうです。
沢山紹介してもらえて嬉しいですね。
異星の生命体の設定が面白そうです。
あらすじの解説もなかなか巧い書き方で興味をそそりますね。
探して是非読んでみたいと思います。