そんな小説を紹介してください。
もちろん、バリバリ主観でOKなのですが、罵倒が目的にならないよう注意してくださいね。
最低でも千冊は読んでいる読書家の方を対象とします。
自分の場合。
エミリ・ブロンテ「嵐が丘」 なんだか身勝手な人ばかり出てきた印象。
ナボコフ「ロリータ」 どうやら期待した方向が間違っていたようです。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 つまらなくはなかったんですが、傑作というほどでもないなあと思いました。
村上春樹「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」 何がやりたいのかさっぱり分かりませんでした。
カミュ・・・「異邦人」全く意味が不明だったです。高校の時題が良いもので購読しましたがだめでした。おそらく今、歳取った今でも意味不明かな?http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0509.html
一連のレイモンド・チャンドラーもの、訳のせいなのか、文化の違いなのか、時代の相違??読み終わってすっきりとした感じってあまりしない。ハードボイルドは好きなんですが、結局殺しの動機、意味が解読できない、私がアホなだけ?
いや、気持ちは分かります。僕もチャンドラーはよくわかりません。
1冊は読みましたが、もう1冊読む気にはなれませんでした。
村上龍「イビサ」
まったく響いてこず、氏の想像力が貧困であるかのように思えてしまった。
実は村上龍は一冊も読んだことないのですが、作品にものすごく当たり外れがある作家だとの噂です。
質問履歴をみていただければわかると思いますが、私は人力検索でよく本関係の質問をしていまして、お陰様で今まで読まなかった優れた作家に出会ったり、まったく知らないジャンルの傑作に出会うことがあって、充実した読書歴のサポートに利用させてもらってます。
でも中にはどうしても合わない本はあるわけで、名作ということで薦めてもらってもイマイチその良さがわからないこともごくたまにありました。
ジョージ・オーウェル『1984年』
ディストピア(反ユートピア)小説の名作ということで期待して読んだものの、第一に読みにくい、第二にどうも登場人物たちの心理や行動がよくわからないという点で、どうもしっくりこなかった作品でした。
レビューではそのへんは控えめに書いてますが。
カミュ『ペスト』
通常この程度のボリュームならば2日程度で読了するところを、全然ページが進まなくて1週間かかっても半分いかない。結局中断したままです。
どうもその状況描写とか心理表現を自分の中でうまく消化できず退屈にしか感じなかったのです。いつかまたチャレンジしてみようかと思ってます。
海外作品は訳によって読みやすさが変わると言いますね。特に時代背景があまりに違うと、風俗とか考え方とかの伝わりにくさが余計に増すのかもしれません。
・・・ただ上記2作はamazonのレビューなどで見ると高い評価を得ているので、合わない原因は自分にあるのかなぁとちょっと落ち込んだりするのですが。
カミュは鉄板なのか……?
『1984年』は、僕は面白く読んだ記憶が。
宮沢賢治は全般的にピンとこなかったですね。
ピンとこない自分がダメなのかな?って思っちゃいました。
宮沢賢治! おお、勇気ある発言!
やはりそういう方もいらっしゃるんですね。
ハリポタやらデズニーとは比べものにならないくらい日本人に愛されてるのに!
自分の感性を疑ってしまう気持ち……わかります。
柳美里「ゴールドラッシュ」
どこが面白いのかわからなかった。
たぶん、柳美里という作家も『ゴールドラッシュ』という作品も世評は高くないんじゃないのかな。
質問の設定から外れているようです。
ジョン・アーヴィング「ガープの世界」「熊を放つ」
私にはピンとこかったです。
たぶんですけど、ピンとくる人のほうがめずらしいんじゃないかという気が。
いや、でも結構ベストセラーなんですね。
読まなければよかった、読みたくなかった、読むべきでない文学作品。
── 大江 健三郎《万延元年のフットボール 19670912 講談社》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19741210
暦日点描 ~ 日本文学三六五日 ~
── 夏目 漱石《こゝろ 191404‥~08‥ 朝日新聞》
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4093929.html
外面と内心 ~ 吾輩も読者である ~
── 司馬 遼太郎《項羽と劉邦(上中下)19840925 新潮文庫》
http://q.hatena.ne.jp/1149898573/19181/#i19181
供述調書のすすめ/供述調書の虚実/供述調書の手法
(類似質問)
観なければよかった、観たくなかった、観るべきでない最低の映画。
“駄作・愚作・凡作・失作・不作・奇作・珍作・贋作・模作”
http://q.hatena.ne.jp/1172039732
わたしの“ワースト映画ベスト・ワン"
すいません、ちょっと意味が分かりません。
質問の趣旨を理解していただけなかったのでしょうか。
梶井基次郎の「檸檬」
複雑な小難しい単語を並べ立て奇をてらったお飾り文面で読みづらいだけ。
しかも、語られてる内容根幹は肺を病んだ私、じゃなくて「別のもの」も病んでるんじゃね?って感じでした。
難しいこと言ってるのは、わざと中二病をやってるんですよ。そういうふうに読むんですよたぶん。
芥川龍之介
読んだ範囲ほとんど。
未完の伝奇小説以外は、
理に落ちすぎてて、
だからなんだと、
思ってしまいます。
技術レベルが、
高いだけに思えてしまいます。
これはまた大御所ですね。
教訓話っぽいところが鼻についちゃうのかな。
吉村昭「天狗争乱」。
吉村氏は資料にこだわり、資料に語らせる小説作法を歴史モノに関しては持っていて、
それがいい効果をもたらした作品も多数有りますが、この作品は資料を羅列して、しかもほぼ時系列に工夫無く書いているだけで、その事件がどういう意味を持つとか、脇役はどういう個性や風洞があり、この行動が後世にこんな影響を与えたよ・・・
ということが立体的に見えてこなかった。
そういう知識を別のところで学んで、たくさん持っている人が読めば面白いかもしれないが。
古典・名作の範疇ではないと思いますね。マイナーな駄作ならいくらでもあるんで。
質問の趣旨を読み取っていただきたかったです。
「三国志」 吉川英治
三国志自体は好きなんですが、視点が偏っていたので。
「ハリー・ポッターシリーズ」J・K・ローリング
最初はいいと思ったけど、4作目以降だんだん、おもしろくなくなった。
(趣旨から外れていたらごめんなさい)
やはりハリポタ出てきました。でも最初のほうは面白かったわけですね。実は皆さん惰性で買ってるだけなんじゃないかと……ゲフンゲフン。
トルストイ「戦争と平和」
叙情的な記録小説といった感じで、物語としては全く面白くない。
正直に読んだのは初めの数章で、あとは拾い読みを何箇所かしただけで捨てました。
司馬遷「史記」
これも最悪でした。
無味乾燥で型にハマった記述ばかり。
それなりにダイナミックな歴史を想像できる部分はあるけれど、何か不自然で違和感があった。
元々が当時の国家の宣伝のために歪曲した歴史の記録だということは後になって知りました。
両者、いかにも退屈そうですね……。
綿谷りさ
蹴りたい背中
良くも悪くも太宰のコピー
あれが賞を取ったのは信じられん
メディアもルックスのことばかり
同賞を受賞した金原ひとみのほうは素晴らしい!
文学とは過去の名作を壊して自分の世界を表現するもの
世界名作文学文庫なんて商業的で嫌いです
自分が切実に直面している問題にヒントになるようなことが書かれているときの「やられた」感が文学なのです
両方未読ですが、むしろ金原ひとみのほうが地雷なのかと思っておりました。
森鴎外の「舞姫」は、本来、主人公の悲哀に同情を寄せるべきなんでしょうが
そんなに好きなら死ぬまで面倒みろや、と主人公のへたれっぷりに憤慨しながら読んでいたせいか、まったく共感できませんでしたね。
実話を基にしていると知ってからは、鴎外のモテ自慢話かよ!と僻みまくっていたのも、今となってはいい思い出です。
同じモテ自慢でも、芥川龍之介や太宰治の場合は許せるんですけどねえ。
後、スティーブン・キング「グリーンマイル」は、正直、コーフィの能力というか存在にピンと来ませんでしたね。
多分、キリスト教を理解していないと物語の真意はつかめないんだろうな、と。
現実のエリスは日本まで追ってきたのでしたね。
WikiPediaの記述によれば後年まで文通を続けていたようです。作品とは切り離すべきでしょうけど。
>多分、キリスト教を理解していないと物語の真意はつかめないんだろうな、と。
昔、西洋の古典文学を多く読んでいた頃、やっぱりキリスト教を理解しとかないとだめだなと思って、「聖書」を通読しました。「超」が付くほどつまらないし、ひどい内容でしたね。
カミュは、ある意味定番かもしれませんね。