会社のすぐ近くに図書館があるので、せっかくだから何か借りたいなと思っています。

ハリーポッターのような子供でも大人でも楽しめる読みやすい海外ファンタジーものが好きなのですが、
ここ最近のブームのせいか、海外もののファンタジー小説ってたくさん本が出ていて、
何を読んだらいいのか分からない状況です。
そこで皆さんのお勧めファンタジー本を紹介してください。
ファンタジーで適当に漁ってリスト化するのではなく、ご自身で読んだことがあるものでお願いします。

ちなみに、「ミラースケープ」という本は予約しました。(↓amazon参照)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4797342072

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ベストアンサー

id:EdgarPoe No.7

回答回数266ベストアンサー獲得回数46

ポイント25pt

初めまして。E.A.Poe(知のくずかご)と申します。


主題:小生が読んだことのある海外ファンタジー小説のいくつかの紹介


--

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

  • 作者: リチャード・アダムズ
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • メディア: 文庫

これはウサギたちを主人公とした冒険もの、と言っていいと思います。

以前小生のダイアリに感想を書きましたので、ご参考になればと思います。

http://d.hatena.ne.jp/EdgarPoe/20050303#p1



メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: マイクル ムアコック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ちょっとダークなファンタジー小説です。

主人公のエルリックはアルビノで虚弱体質ながら、かなり進んだ(退廃した?爛熟した?)文化を持つメルニボネという国の皇子です。そして彼はメルニボネ始まって以来最高の魔法使いであり、魔法と魔法薬のおかげでなんとか人並みに生活しています。


そんなエルリックが皇位を継承することに不服なのがいとこのイイルクーン。彼は現代人から見れば陰険で好戦的で傲岸不遜ですが、メルニボネではそういうタイプが皇位にふさわしいと思われている様子。

メルニボネ人は他の国を野蛮な国と見下すのが普通です。しかもかなりの富を蓄えている上に文化も最高なので「もうメルニボネも絶頂期を過ぎた」と考える他国が侵略に来ることが判明。

エルリックは敵国の侵略者を排除しなければなりませんが、これをチャンスと捉えたイイルクーンがなにやら画策を…。

イイルクーンの妹でエルリックの最愛の女性であるサイモリルの立場は…?


ま、そんなこんなでややダークなファンタジー世界を舞台に

#エルリックが使う魔法は「混沌」の魔法であり、異界から神々を召還することによって発動します。

#後に出てくる魔剣「ストームブリンガー」は、敵の生命力を吸収して使用者であるエルリックに与えるというシロモノ。

#エルリックこの魔剣がキライなのですが、剣が吸い取ってくれる生命力がないと生き延びることすら難しいというダークなおまけ付きです(笑)

文庫本7冊にわたって繰り広げられる物語が、マイケル・ムアコックの文体と優れた翻訳によって生き生きと描かれています。


かなり有名な本ですが、ご紹介してみました。



魔法の王国売ります! (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー)

魔法の王国売ります! (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー)

  • 作者: テリー ブルックス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

主人公のベンは現代アメリカ人ですが、交通事故で妻を亡くして孤独な状態。たまたまデパートの広告で見つけた「魔法の王国、100万ドルで売ります」に半分やけくそで飛び乗ると、本当に剣と魔法の世界に連れて行かれ、王になることができた。

しかし、そこは想像していたような世界とは違い、国の内外に問題が山積していた。

だいたい、家臣が「半分ぼけて魔法を使えば失敗ばかりする老魔法使い&眼鏡をかけたしゃべる学者犬」の2人ぐらいしかいないってのが大問題。

そもそも、この魔法の王国は何度も買われては(=誰かが王位に就いては)手に負えずに返品を繰り返されていて、売り主は100万ドルを何度も稼ぎ出すのが目的というありさま。

しかし、全く現実世界に戻る気のないベンは孤軍奮闘を始める…。


「ユーモア・ファンタジー」だそうで、続編も何巻か出ていますが、小生は第一巻が一番面白いと思います。

ただし、今まで3人に勧めましたが3人とも「くだらない」という感想しか持っていないのが難点です(笑)。



ドリトル先生のサーカス (岩波少年文庫 (024))

ドリトル先生のサーカス (岩波少年文庫 (024))

  • 作者: ヒュー・ロフティング
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「眼鏡をかけたしゃべる学者犬」で思い出しましたが、これはきっと「ドリトル先生シリーズ」に出てくるアヒルの家政婦「ダブダブ」がモデルでしょう。

というわけでドリトル先生シリーズです。


小生の印象に残っているのは「ドリトル先生のサーカス」ですね。動物の言葉を話せるドリトル先生がサーカスの一員となったら、面白いことになると思いませんか?



モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

  • 作者: ミヒャエル・エンデ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本

大人になるにつれて「忙しい」を連発するようになり、時間を節約しようとすればするほど逆に忙しさが増していませんか?

それは、実は「灰色の男たち」と呼ばれる時間泥棒の仕業なのです。時間泥棒たちは人間が節約した時間を横から盗み取り、それをエネルギーにして生きているのです。

小生を含めた大人たち全員は、そのことに気づかずにせっせと時間を節約しては時間泥棒に盗まれ、あくせくしながら生きています。

しかし、モモという女の子はそれに気づきました。モモはほかの子供たちとはちょっと違ったところがあったのかも知れません。

モモは勇敢にも、時間泥棒から時間を取り戻そうとしますが、相手は巨大組織でしかも狡猾。

モモの冒険は成功するのでしょうか?というか、モモは無事に帰ってくることができるのでしょうか…?


「時間同路傍2時間を盗まれる」というのは、明らかにゆとりを失い、何事もギスギスしてきてしまった現代社会への警鐘です。

つまり、モモが時間を取り返すという話は、現代人にとっては「かつてのゆとりのあった生活へ戻る」というかなり難しい問題を解決しようということです。

作者のミヒャエル・エンデは「書いていて結局モモが負けてしまい、何度も書き直さざるを得なかった」と言っています。

それほどこの問題は困難を極めているようです。が、どうなるんでしょうね?

是非ご一読をお勧めします。



カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

  • 作者: ピアズ・アンソニイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

これも長いシリーズ物のひとつです。友人から「面白いよ」と言われて読んでみて、確かに面白かったと思うのですが、今ひとつ内容をはっきり思い出せませんm(__)m。

「魔法の国ザンス」では、誰もが魔法を使えますが、その魔法は一人ひとつと決まっています。しかも生まれつき決まっていますし、内容も種々雑多です。

そんな世界で繰り広げられる物語はよく練られた緻密な構成だったように思うのですが、どうだったかなあ…?


無責任ですが、とりあえず一巻だけ読んでみて、面白かったら続きを読んでみてはいかがでしょうか?



--

後半の紹介文がかなりだれましたが、お役に立ちますかどうか。

id:rael

回答ありがとうございます。

たくさん紹介していただいて助かりました。

モモは、子供の頃に夏休みの読書感想文のために読んでましたw

たくさん回答をいただきましたので、このへんで終了とさせていただきます。

しばらく図書館で借りられるものがたくさんあって困らなさそうです!

2008/09/12 09:30:20

その他の回答6件)

id:eakum No.1

回答回数147ベストアンサー獲得回数19

ポイント18pt

ギフト (西のはての年代記 (1))

ギフト (西のはての年代記 (1))

  • 作者: アーシュラ・K. ル=グウィン Ursula K. Le Guin
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 単行本

ヴォイス (西のはての年代記 2)

ヴォイス (西のはての年代記 2)

  • 作者: アーシュラ・K. ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 単行本

パワー (西のはての年代記 3)

パワー (西のはての年代記 3)

  • 作者: アーシュラ・K・ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 単行本

“ゲド戦記”で有名な、有名すぎて逆に敬遠されるかも、な ル=グウィンの最新シリーズです。

“魔法”に対する設定・描写が深く、子供より大人のほうが楽しめます。

大メジャーどころなのでフツーに図書館にもおいてあるハズ。

見当たらなければ児童室も探してみて下さい。

id:rael

回答ありがとうございます。

amazonの解説をよんでみたら、とても面白そうですね!

早速探してみようと思います。

2008/09/11 13:08:44
id:hiko3karasu No.2

回答回数1058ベストアンサー獲得回数25

ポイント18pt

バーティミアスシリーズ

魔法使いに使役される魔神からの視点で書かれています。隙あらば、召還主を痛い目にあわせようと狙っている魔神と新米魔法使いの関係が面白いです。

私は1巻しか読んでいないですが。

バーティミアス-サマルカンドの秘宝

バーティミアス-サマルカンドの秘宝

  • 作者: ジョナサン・ストラウド
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • メディア: 単行本

id:rael

回答ありがとうございます。

これも面白そうですね!早速調べてみたら図書館にもあるようです。

2008/09/11 15:32:29
id:takahiro_kihara No.3

回答回数833ベストアンサー獲得回数11

ポイント17pt

かぶっていたらごめんなさい。

指輪物語 - Wikipedia、およびその前編にあたる

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

あるいはこれらの新訳版にあたる、

ホビット―ゆきてかえりし物語 [第四版・注釈版]

ホビット―ゆきてかえりし物語 [第四版・注釈版]

  • 作者: J.R.R. トールキン
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • メディア: 単行本

有名なのは「指輪物語」ですが(映画にもなったし)、読みやすいのは「ホビットの冒険」の方だと思います。

id:rael

回答ありがとうございます。

指輪物語は、10代の頃に読もうとチャレンジしてそのまま挫折しました……w

こっちのほうが読みやすそうですねー!

2008/09/11 15:33:31
id:ManaKoi No.4

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

ポイント6pt

ドラマ化もされた「しゃばけ」シリーズをお勧めします。

しゃばけ

しゃばけ

  • 作者: 畠中 恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 単行本

紹介したのは単行本ですが、文庫版もあります。

和物ですが、子供から大人まで楽しめるファンタジー物です。

id:rael

回答ありがとうございます。

申し訳ありません、これも楽しそうなのですが

今回は日本製のファンタジーではなく、海外もののファンタジーを探しています。

2008/09/11 15:36:33
id:natumi0128 No.5

回答回数94ベストアンサー獲得回数3

ポイント18pt

ケーブ・ベアの一族 (上) (エイラ-地上の旅人 (1))

ケーブ・ベアの一族 (上) (エイラ-地上の旅人 (1))

  • 作者: ジーン・アウル
  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • メディア: 単行本

ケーブ・ベアの一族 (下) (エイラ-地上の旅人 (2))

ケーブ・ベアの一族 (下) (エイラ-地上の旅人 (2))

  • 作者: ジーン・アウル
  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • メディア: 単行本

これなんかいかがでしょうか。

ネアンデルタールの一族に拾われた、クロマニヨン人の少女の物語です。

シリーズもので、これが第一作なのですが、スケールの大きい、読み応えのある作品です。

知る人ぞ知る、という感じで、あまり有名ではありませんが、もっと多くの人に読まれて良い作品だと思います。

raelさんの言われているファンタジーとは、厳密には違っているかもしれませんが、広義のファンタジーということで…。

id:rael

回答ありがとうございます。

エイラ懐かしい!かなり昔の本ですよねこれ。

子供の頃に母がそろえていたのを読んだことがあります。

2008/09/12 09:25:36
id:amicotower No.6

回答回数13ベストアンサー獲得回数1

ポイント18pt

メリングは他にも似たテイストのファンタジーを書いていますが、

わたしが特に好きなのはこの2冊です。

アイルランドが舞台なのですが、なんというか、独特の郷愁の漂う世界観が良いです。

歌う石

歌う石

  • 作者: O.R.メリング 井辻 朱美 O.R.Melling
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 単行本

妖精王の月

妖精王の月

  • 作者: O.R. メリング
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 単行本

id:rael

回答ありがとうございます。

これは聞いたことがありませんでした。面白そうですね!

2008/09/12 09:26:32
id:EdgarPoe No.7

回答回数266ベストアンサー獲得回数46ここでベストアンサー

ポイント25pt

初めまして。E.A.Poe(知のくずかご)と申します。


主題:小生が読んだことのある海外ファンタジー小説のいくつかの紹介


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ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

  • 作者: リチャード・アダムズ
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • メディア: 文庫

これはウサギたちを主人公とした冒険もの、と言っていいと思います。

以前小生のダイアリに感想を書きましたので、ご参考になればと思います。

http://d.hatena.ne.jp/EdgarPoe/20050303#p1



メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: マイクル ムアコック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ちょっとダークなファンタジー小説です。

主人公のエルリックはアルビノで虚弱体質ながら、かなり進んだ(退廃した?爛熟した?)文化を持つメルニボネという国の皇子です。そして彼はメルニボネ始まって以来最高の魔法使いであり、魔法と魔法薬のおかげでなんとか人並みに生活しています。


そんなエルリックが皇位を継承することに不服なのがいとこのイイルクーン。彼は現代人から見れば陰険で好戦的で傲岸不遜ですが、メルニボネではそういうタイプが皇位にふさわしいと思われている様子。

メルニボネ人は他の国を野蛮な国と見下すのが普通です。しかもかなりの富を蓄えている上に文化も最高なので「もうメルニボネも絶頂期を過ぎた」と考える他国が侵略に来ることが判明。

エルリックは敵国の侵略者を排除しなければなりませんが、これをチャンスと捉えたイイルクーンがなにやら画策を…。

イイルクーンの妹でエルリックの最愛の女性であるサイモリルの立場は…?


ま、そんなこんなでややダークなファンタジー世界を舞台に

#エルリックが使う魔法は「混沌」の魔法であり、異界から神々を召還することによって発動します。

#後に出てくる魔剣「ストームブリンガー」は、敵の生命力を吸収して使用者であるエルリックに与えるというシロモノ。

#エルリックこの魔剣がキライなのですが、剣が吸い取ってくれる生命力がないと生き延びることすら難しいというダークなおまけ付きです(笑)

文庫本7冊にわたって繰り広げられる物語が、マイケル・ムアコックの文体と優れた翻訳によって生き生きと描かれています。


かなり有名な本ですが、ご紹介してみました。



魔法の王国売ります! (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー)

魔法の王国売ります! (ハヤカワ文庫FT―ランドオーヴァー)

  • 作者: テリー ブルックス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

主人公のベンは現代アメリカ人ですが、交通事故で妻を亡くして孤独な状態。たまたまデパートの広告で見つけた「魔法の王国、100万ドルで売ります」に半分やけくそで飛び乗ると、本当に剣と魔法の世界に連れて行かれ、王になることができた。

しかし、そこは想像していたような世界とは違い、国の内外に問題が山積していた。

だいたい、家臣が「半分ぼけて魔法を使えば失敗ばかりする老魔法使い&眼鏡をかけたしゃべる学者犬」の2人ぐらいしかいないってのが大問題。

そもそも、この魔法の王国は何度も買われては(=誰かが王位に就いては)手に負えずに返品を繰り返されていて、売り主は100万ドルを何度も稼ぎ出すのが目的というありさま。

しかし、全く現実世界に戻る気のないベンは孤軍奮闘を始める…。


「ユーモア・ファンタジー」だそうで、続編も何巻か出ていますが、小生は第一巻が一番面白いと思います。

ただし、今まで3人に勧めましたが3人とも「くだらない」という感想しか持っていないのが難点です(笑)。



ドリトル先生のサーカス (岩波少年文庫 (024))

ドリトル先生のサーカス (岩波少年文庫 (024))

  • 作者: ヒュー・ロフティング
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「眼鏡をかけたしゃべる学者犬」で思い出しましたが、これはきっと「ドリトル先生シリーズ」に出てくるアヒルの家政婦「ダブダブ」がモデルでしょう。

というわけでドリトル先生シリーズです。


小生の印象に残っているのは「ドリトル先生のサーカス」ですね。動物の言葉を話せるドリトル先生がサーカスの一員となったら、面白いことになると思いませんか?



モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

  • 作者: ミヒャエル・エンデ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本

大人になるにつれて「忙しい」を連発するようになり、時間を節約しようとすればするほど逆に忙しさが増していませんか?

それは、実は「灰色の男たち」と呼ばれる時間泥棒の仕業なのです。時間泥棒たちは人間が節約した時間を横から盗み取り、それをエネルギーにして生きているのです。

小生を含めた大人たち全員は、そのことに気づかずにせっせと時間を節約しては時間泥棒に盗まれ、あくせくしながら生きています。

しかし、モモという女の子はそれに気づきました。モモはほかの子供たちとはちょっと違ったところがあったのかも知れません。

モモは勇敢にも、時間泥棒から時間を取り戻そうとしますが、相手は巨大組織でしかも狡猾。

モモの冒険は成功するのでしょうか?というか、モモは無事に帰ってくることができるのでしょうか…?


「時間同路傍2時間を盗まれる」というのは、明らかにゆとりを失い、何事もギスギスしてきてしまった現代社会への警鐘です。

つまり、モモが時間を取り返すという話は、現代人にとっては「かつてのゆとりのあった生活へ戻る」というかなり難しい問題を解決しようということです。

作者のミヒャエル・エンデは「書いていて結局モモが負けてしまい、何度も書き直さざるを得なかった」と言っています。

それほどこの問題は困難を極めているようです。が、どうなるんでしょうね?

是非ご一読をお勧めします。



カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

  • 作者: ピアズ・アンソニイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

これも長いシリーズ物のひとつです。友人から「面白いよ」と言われて読んでみて、確かに面白かったと思うのですが、今ひとつ内容をはっきり思い出せませんm(__)m。

「魔法の国ザンス」では、誰もが魔法を使えますが、その魔法は一人ひとつと決まっています。しかも生まれつき決まっていますし、内容も種々雑多です。

そんな世界で繰り広げられる物語はよく練られた緻密な構成だったように思うのですが、どうだったかなあ…?


無責任ですが、とりあえず一巻だけ読んでみて、面白かったら続きを読んでみてはいかがでしょうか?



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後半の紹介文がかなりだれましたが、お役に立ちますかどうか。

id:rael

回答ありがとうございます。

たくさん紹介していただいて助かりました。

モモは、子供の頃に夏休みの読書感想文のために読んでましたw

たくさん回答をいただきましたので、このへんで終了とさせていただきます。

しばらく図書館で借りられるものがたくさんあって困らなさそうです!

2008/09/12 09:30:20

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