好きな小説は、クリムゾンの迷宮、クラインの壺。
漫画だと、漂流教室、寄生獣、GANTZあたり。
質問されている作品は「日常のリアルに侵入してきた異世界」の話ばかりなので、そういうものを探せばいいんですよね。
「屍鬼」小野不由美
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8D%E9%AC%BC
過疎の村が、人々がきづかないうちに、だんだんと屍鬼に侵食されていくという、傑作ホラー。小野不由美の代表作。
「電脳コイル」磯光雄
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2007/animation/000830/
上記作品が大好きな私がはまった作品。もとはアニメですが、ノベライズの小説も出てます。でもアニメでみたほうがよい。
これは、侵食というより、はじめから二つの世界が同居している。しかし、その世界の成立には大きな秘密があって!という、教育テレビでやっていたとは考えられないくらい質の高い作品。文化庁メディア芸術祭でも受賞している。
リアル鬼ごっこ
はいかがでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E9%AC%B...
http://images2.bungeisha.co.jp/library/best/bn/rialonigoco/realo...
リアル鬼ごっこ(笑)ですよね
マンガなら、
ドラゴンヘッド
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%...
小説なら、
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%...
2作品とも面白いのでお勧めです!
ドラゴンヘッドは、漫画、映画ともに見ましたが、僕の求めているリアルさとは違う感じがしました。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?はAmazonのレビューを見る限りおもしろそうです。読んでみます。
ありがとうございます。
オススメの理由も書いていただけるとありがたいです。
安部公房とかどうだろうか。
全部は読んだ事無いけど、彼の作品の特長は現実では有り得ないのに妙にリアル感があること。
砂の女とか箱男とか取り合えずwikiに載ってる主要作品から読むのが良いかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%83%A8%E5%85%AC%E6%88%B...
箱男は前から気になっていたので読んでみたいと思います。
こちらはどうでしょうか。
日本沈没
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B2%88%E6%B2%A1-1-%...
これこそリアルな世界観がでてるんじゃないでしょうか。
リアルな世界観というよりは、質問文で挙げた5作品から僕の趣味を察しとって小説を紹介していただけるとありがたいです。
ですので、上記5作品を読んだことのある方の紹介まってます。
人魚伝説は真実であり、海のどこかには人魚が住まうという。
世界中の海をまたにかけて、人魚に魅せられた人々を描く。
独自の理論を駆使した進化説や生々しいほどの生態描写によってリアルさを感じさせてくれます。
ちなみに私のレビューはこちら
ありえるかもしれない近未来軍事シミュレーションが得意な著者ですが、これは人類が今まで出会ったことの無い最悪の獣と戦う話。日本全体がパニックに襲われ、人々はどう立ち向かっていくか。自衛隊による戦闘や、個々の人物の戦いの面はさすがに巧いです。
ある田舎町の海岸に身長100メートルはあろうかという巨人が現われるが、それは怪獣ではなく、言葉も通じるごく普通の市民だった―。
前代未聞の自体に揺れ後手後手にまわる行政、パニックから一転金儲けへと算段を始める人々、など巨人に対する人々の描写が非常にユニーク。
そうなった以上、巨人となった人間はどう生きていくかという点でかなり細かくリアルにかつユーモアっぽく書かれています。
『ガリバーパニック』と違って、町自体が白亜紀の世界へタイムスリップ。
こちらはどちらかというと、町の人々が非常事態に対してどういった顛末を辿るかが興味深いですね。ドラえもんと違って、いきなり人間が恐竜に襲わることは無いようです。
それから「まったく現実(史実)から離れているけれど、リアルな世界観の小説」というと、SF古典に多く見られるのではないですかね。当方あまり詳しくないけど、近年読んだことある中で、例えばフィリップ・K・ディック『高い城の男』、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
有名なので既読でしたらすいません。
たくさん紹介していただきありがとうございます。
どれもおもしろうそうです。一通り読んでみたいと思います。
質問されている作品は「日常のリアルに侵入してきた異世界」の話ばかりなので、そういうものを探せばいいんですよね。
「屍鬼」小野不由美
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8D%E9%AC%BC
過疎の村が、人々がきづかないうちに、だんだんと屍鬼に侵食されていくという、傑作ホラー。小野不由美の代表作。
「電脳コイル」磯光雄
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2007/animation/000830/
上記作品が大好きな私がはまった作品。もとはアニメですが、ノベライズの小説も出てます。でもアニメでみたほうがよい。
これは、侵食というより、はじめから二つの世界が同居している。しかし、その世界の成立には大きな秘密があって!という、教育テレビでやっていたとは考えられないくらい質の高い作品。文化庁メディア芸術祭でも受賞している。
「日常のリアルに侵入してきた異世界」の話
そ れ だ !
どちらともおもしろそうです。
だんだん僕が求めるモノに近づいてきた感じがします。
日本で内乱が起きて、戦争孤児になった子供の成長期
上巻と下巻で主人公が違ってて、同じ内戦に対する考え方の違いとかが浮き彫りになって逆に面白い
表紙がラノベっぽいのが私も気に入ってないのですが、描写はかなりアフガニスタン、イラク、カンボジア等内戦をしている(またはしていた)国を彷彿とさせる描写が多くて、かなり深いです
打海 文三 / / 角川書店
ISBN : 4043615035
打海 文三 / / 角川書店
いかがでしょう?
難しいですね。漫画だと(読んでいると思いますが)攻殻機動隊なんか面白いです。
小説の紹介です
MM8 山本弘
東京もちゃんとある現代世界と同じ世界なんだけど、怪獣が出現する。
怪獣は物理法則に合わないはずなんだけど、確実に被害を残していく。なぜだ?どう対処する?という話です。世界の成り立ちのような展開にもなって面白いですよ。
アイの物語 山本弘
同じ作者ですA.Iと人間のかかわりがリアルです。近未来なので、あまり、日常に潜む・・・と言う感じではないです。
バトルロワイアル 高見広春
読んでいるのではないかと思いますが念のため。学校の1クラスが級友と殺し合いを強いられる極限状態を描いています。
前の回答に書き加えたいこともあって、再回答失礼します。
質問文にあがっていた作品の中で私が既読なものに共通するのは、「突然ありえないような過酷な状況(他人に言っても信じられないような)に巻き込まれた人(集団)がどう生きていくか」をできるだけリアルな世界観を構築して描き、かつ読むものが共感をいだけるように書いてあるかという点ですね。
その点を考えると最初にあげたディックの2作品はちょっと外したかなと思いました(あれはあれで面白いけど)。むしろ『流れよわが涙、と警官は言った』が近いですね。
高度に発達した情報管理社会において、自身の情報が全て抹消されてしまった男(しかも世界的に有名なタレントだった)がどうやって当局の追及をかいくぐり、生き延びていくか。近未来の描写が斬新でユニークです。
それと、せっかくだから追加しますと、
恒川光太郎『夜市』
現実と異世界が交差する夜市に紛れ込んでしまった主人公たち。夜市とは無形のもの(才能や時間)も含めた非現実的なものまで売り買いされるところ。恐ろしく高額だが一度でも取引しないと永遠に元の世界に戻れない。
かつての夜市の取引によって人生が大いに変わってしまった二人の兄弟が、いかにして過去を清算するかというストーリー。
もう一編収録の『風の古道』も、古来より日本に存在する特殊な道に入ってしまった少年の話で、どちらもダーク・ファンタジー仕立てですが、私はどちらかというとこちらの話の方が世界観やストーリー的にも好きです。
参考までに私のレビュー。
それから、質問の趣旨に合うかどうかで迷ったのですが、もし未読ならば激しくお薦めなのが北村薫の時と人の3部作。なかでも『スキップ』『ターン』が趣旨に近いかと。
いずれも時のきまぐれなのかか悪戯(?)によってか、ありえない状況にたたされたヒロインが理不尽さと不可解さにとまどいながらも懸命に生きていく姿を描いている傑作。舞台となるのはごく普通の日常でありながら、一人過酷とも言える運命に晒されるヒロインの心理描写のきめこまやかさはさすがですね。
http://www.sf-fantasy.com/magazine/bookreview/010901.shtml
また、『屍鬼』が興味そそるのならば、そのオマージュ元のスティーブン・キング『呪われた町』を先でも後でもいいので、読んでみてはいかがでしょうか?
夜市
現実と異世界が交差する夜市に紛れ込んでしまった主人公たち。夜市とは無形のもの(才能や時間)も含めた非現実的なものまで売り買いされるところ。恐ろしく高額だが一度でも取引しないと永遠に元の世界に戻れない。
これはおもしろそうですね!
読んでみたいと思います。
北村薫の時と人の3部作。
これは積読状態なので早く読みたいと思います(^^;汁
クラインの壺がお好きならば、
クリス・クロス―混沌の魔王 高畑京一郎
バーチャルリアリティで参加できるのダンジョン攻略ゲームの試運転に参加した主人公が・・・。
また同じ作者の
タイム・リープ あしたはきのう
破綻しがちなタイムワープものなのに綿密に練られたストーリー展開はすばらしいです。
タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))
「日常のリアルに侵入してきた異世界」で探してみました。
「クリムゾンの迷宮」が好きならば、同筆者の「天使の囀り」をお薦めします。
ある作家がアマゾン調査隊に参加してから、人が変わったように「死」に魅せられ、自殺してしまいます。
その作家の恋人でホスピスの北島早苗が、不可解に思い調べていくうちに、恐ろしい真実が明らかになっていきます。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、テーマ通りの作品だと思います。
あと、筒井康隆「パプリカ」はいかがでしょう。
主人公が他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカという点で「日常のリアル」とははずれるかもしれませんが、物語中の日常に異世界が侵入するという点を見れば、文句なしにお薦めできます。
高見広春「バトル・ロワイアル」と高畑京一郎「タイム・リープ あしたはきのう」は私もお薦めです。
「日常のリアルに侵入してきた異世界」の話
そ れ だ !
どちらともおもしろそうです。
だんだん僕が求めるモノに近づいてきた感じがします。