【鎧】鎧における弦走は「弓の弦がひっかからないように」つけられたそうですが、どういうときに、どうひっかかるということでしょうか。射る際には当たらないし、ちょっとわかりません。

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  • 終了:2008/08/23 18:50:18
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ベストアンサー

id:heilig_zwei No.2

回答回数119ベストアンサー獲得回数13

ポイント40pt

一般的に大鎧と呼ばれるタイプの鎧は、小札と呼ばれる金属片を糸で編み合わせて作られています。

きっちり糸で動かないように固定してしまうと素早い動きが出来ないので、

金属片と金属片の間にはある程度ゆるみを持たせてあります。


[http://images.google.co.jp/images?q=%E5%B0%8F%E6%9C%AD%E9%A0%AD


実際に和弓を引いてみると分かるのですが、弓を引く際に思いっきり左右に胸を開くので

初心者は結構弦が胸のところに当たります(女子弓道で胸当て着用が必須なのはそのためです)。


鎧を着て弓を引くと、胸の部分のジャラジャラ動く金属片のカドの部分(小札頭)に引っかかり、

鎧を痛めたり怪我をしたりするので、その上に弦走という布をかけて引っかからないようにするのです。

id:neyorawa

ありがとうございます。よくわかりました。

2008/08/23 18:50:01

その他の回答1件)

id:onlyserious No.1

回答回数104ベストアンサー獲得回数3

ポイント30pt

弓をひいたときに弦が小札頭(こざねがしら)に引っかかるのを防ぐ意味があるそうです

http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/kikaku/yoroi/turubasiri.htm

小札頭(こざねがしら=金具の頭の部分)

id:heilig_zwei No.2

回答回数119ベストアンサー獲得回数13ここでベストアンサー

ポイント40pt

一般的に大鎧と呼ばれるタイプの鎧は、小札と呼ばれる金属片を糸で編み合わせて作られています。

きっちり糸で動かないように固定してしまうと素早い動きが出来ないので、

金属片と金属片の間にはある程度ゆるみを持たせてあります。


[http://images.google.co.jp/images?q=%E5%B0%8F%E6%9C%AD%E9%A0%AD


実際に和弓を引いてみると分かるのですが、弓を引く際に思いっきり左右に胸を開くので

初心者は結構弦が胸のところに当たります(女子弓道で胸当て着用が必須なのはそのためです)。


鎧を着て弓を引くと、胸の部分のジャラジャラ動く金属片のカドの部分(小札頭)に引っかかり、

鎧を痛めたり怪我をしたりするので、その上に弦走という布をかけて引っかからないようにするのです。

id:neyorawa

ありがとうございます。よくわかりました。

2008/08/23 18:50:01
  • id:sakurahouse6
    弓道の観点から。(鎧については不勉強です。すみません)

    日本の弓は引き尺が大きく、両手を広げて右手の肘だけ追った状態まで、最大には引き込みます。
    それなので、矢を放つと弦は胴の前を通過します。
    弓道着や着物では平気ですが、鎧だと射る時にあたる(すれる)可能性はあるかもしれません。

    関係ないかも知れませんが、
    現代の弓道でも、失敗すると、弓を持つ左手の前腕を弦で打つことがありますし、
    女性はたいてい胸当てを使用します。

    下記の両者の右手の位置を比べるとわかりやすいと思います。

    流鏑馬の場合
    http://blog.goo.ne.jp/ryou-ei/e/2a6873e1c35dfcc3061e15f0d33417f1
    アーチェリーの場合
    http://www.archery.or.jp/ranking-no1.html

    また、弦も麻なので、摩擦が少ない方がよいのでしょう。
  • id:neyorawa
    とてもわかりやすいご説明、ありがとうございます。
    おかげさまで、だいたいわかりました。

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