蚊は血管をうまく見つけて血を吸いますが、どんな方法で血管をみつけているのでしょうか。
あてが外れて留まり直す蚊をみたことがないのですが。
色々なセンサーを総動員して血管を見つけるそうです。
http://townweb.e-okayamacity.jp/nakai/satou/bd_satou060728.htm
蚊の能力
蚊が、人間を探し、吸血する能力は、すごいものです。まさに、マイクロコンピューターを満載したステルス戦闘機です。
人を探すために
①炭酸ガスセンサー ②動物の匂いセンサー ③体温センサー ④湿度センサー ⑤複眼(紫外線もみえます) などを、総動員しています。
離れている時は、炭酸ガスや匂いの濃度勾配にそって、近づいてきます。近づくと、体温、湿度、動きなどを感じ、目標にそっと取り付き、吸血します。
蚊の針は、1本のように見えますが、実際には、6本の管が集合したものです。のこぎりの刃のような、皮膚を切る(正確には、刺すのではなく、切るのです)のが4本、皮膚を麻酔し、血液がかたまらないような唾液を注入する管が1本、そして血を吸う管が1本です。
皮膚の内の血管を探す能力にもすぐれており、ほぼ確実に、血管内に針を刺します。真皮内で、血管の割合は、1~2%程度しかありませんが、血液中の赤血球に含まれるATP(エネルギー物質)を目安に血管を探りあてます。
吸血後、唾液の影響で、皮膚は赤く腫れ、つよいかゆみが生じますが、もうすでに終わった後です。唾液注入開始から、人間がかゆみを感じるまでの時間は、通常3分です。
お裁縫中に針で指を突くとき、血管を狙ってつきますか?
そんな人はいないと思いますが、たいてい流血しますよね。
体には毛細血管というのがあって、
注射針なんかは通らないような細い血管が張り巡らされています。
蚊が適当に食らいついて、あの細い口で傷口をぐりぐりやっていれば
毛細血管にあたって血が出るのだと思いますよ。
もしお嫌いでなければウィキペディアもどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB
全てのカはオスもメスも長い口吻を持つ。この口吻は円筒状に巻いた上唇が食物を吸収する管となり、その下面には唾液を送り込む管となっている下咽頭、左右には針状の大顎、小顎が添えられている。そしてその全体を樋状になった下唇が鞘となって保護している。吸血に際しては下唇以外の部分が、大顎先端の鋸歯で切り開かれた傷に侵入していき、毛細血管を探り当てる。
ありがとうございました。
色々なセンサーを総動員して血管を見つけるそうです。
http://townweb.e-okayamacity.jp/nakai/satou/bd_satou060728.htm
蚊の能力
蚊が、人間を探し、吸血する能力は、すごいものです。まさに、マイクロコンピューターを満載したステルス戦闘機です。
人を探すために
①炭酸ガスセンサー ②動物の匂いセンサー ③体温センサー ④湿度センサー ⑤複眼(紫外線もみえます) などを、総動員しています。
離れている時は、炭酸ガスや匂いの濃度勾配にそって、近づいてきます。近づくと、体温、湿度、動きなどを感じ、目標にそっと取り付き、吸血します。
蚊の針は、1本のように見えますが、実際には、6本の管が集合したものです。のこぎりの刃のような、皮膚を切る(正確には、刺すのではなく、切るのです)のが4本、皮膚を麻酔し、血液がかたまらないような唾液を注入する管が1本、そして血を吸う管が1本です。
皮膚の内の血管を探す能力にもすぐれており、ほぼ確実に、血管内に針を刺します。真皮内で、血管の割合は、1~2%程度しかありませんが、血液中の赤血球に含まれるATP(エネルギー物質)を目安に血管を探りあてます。
吸血後、唾液の影響で、皮膚は赤く腫れ、つよいかゆみが生じますが、もうすでに終わった後です。唾液注入開始から、人間がかゆみを感じるまでの時間は、通常3分です。
なるほどすごいことをやっていたんですね。これを利用して自動的に血管を探して注射がうてるようになると
看護士は楽なのだが、と嫁がいっていました。
蚊といえばキンチョウというわけではないですが、下記にキンチョウのサイトのリンクを掲載します。
http://www.kincho.co.jp/gaichu/column/sasare.html
http://www.kincho.co.jp/gaichu/ka.html
ここに書かれていますが、蚊が血液を吸うのは大きな動脈や静脈ではなく毛細血管からです。毛細血管は
皮膚の浅い部分にも網の目のように広がっていますので、どこでも適当にさせば血が吸えるということです。
蛇足ですが、先のリンクにもありますが蚊が血を吸うのはメスの産卵期だけで、通常は花の蜜等を常食にして
いるようです。
2番目の人の説明とは違っていますが、まだ定説はないということでしょうか。
えーと、まず人間なんかだと、どこを刺しても蚊に必要な分くらいの血は吸えますよね。
針でどっか適当にチョンと刺してみても血は出るので。
つまりそんなに太い血管をわざわざ見つけて刺さなくても大丈夫だということです。
ていうのは、きっと質問者様も少しお考えになったら気づかれるのではないのかなーと思いますので、
ちょっと違う別のくだらない情報なのですが、
カメムシの仲間に「オオサシガメ」という種類のものがいます。
オオサシガメも蚊のように血を吸う生き物なのですが、こいつは蚊よりもたくさん血を吸うみたいで、
質問者様のおっしゃるように血管を見つける必要があります。
その方法は、私たち人間にはあまり想像がつきにくいのですが「温度」によって血管の位置を見つけるみたいです。
触覚が温度センサーのようになっていて、本当に微々たる温度の違いを見極めきっちり血管の通っている部分に口を刺し吸血するのだそうです。
http://www.sciencedaily.com/releases/2004/09/040930121239.htm
↑こいつです。
http://ghop.exblog.jp/6536652/
↑ここに分かりやすく説明がありました。
以上、質問とはちょっと関係ない無駄情報でしたので不愉快でしたらポイントは不要です。
ありがとうございました。
なるほどすごいことをやっていたんですね。これを利用して自動的に血管を探して注射がうてるようになると
看護士は楽なのだが、と嫁がいっていました。