【ファウスト】<質問1>新潮文庫222ページ。メフィストーフェレス「それからある直感とやらをーー (ある卑猥な身振りをし) 口に出しては言いにくいがーーで締めくくろうというのでしょう」2カ所の「ーー」に伏せられているのは何ですか? あと「ある卑猥な身振り」ってどういう身振りですか? <質問2>241ページ。リースヒェン「あたしたちは玄関に切藁を撒いてやるわ」玄関に切藁を撒くとはどういう意味を持った行為なのでしょう? 風習かなにか?
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No.1
60pt
回答1 2カ所の「――」は括弧みたいに挿入句を示すもので、別に何かがそこに伏せられているわけではありません。岩波文庫版では、
やがて気高い直観というやつを――
(一種の身振をして見せて)
口ではちょっと申しにくいが――こんなことして結びをつけるんでしょう。
と訳されてます。
身振りについてはゲーテが何も書いていないので想像するしかないのですが、おそらくオナニーの身振りでしょう。「気高い哲学的思索も結局は肉欲に負ける」といった意味だと思います。
回答2 岩波文庫版の注釈には、「刻み藁 結婚前子供を産んだ娘が結婚するときにはこんな風に迫害される習慣があった」とあります。
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ありがとうございます。岩波のほうがわかりやすくてよさそうですね。