(今度は理由とともに述べてください)
あるところに「集中大学」という4年生大学ができたと仮定します。
卒業に必要な単位は一般的な大学と同じ、たとえば124単位なのですが、
大きな違いは、すべての授業が「集中講義」で行われる、ということです。
たとえば、半期・週1時限の授業で2単位ではなく、
月~木まで4日間、2時限~5時限(10:30~18:00、ただし12:00~13:00は昼休み)授業に出て2単位です。
だいたいどのくらい授業に出る必要があるか、ということですが、
3年生までに卒業研究以外のすべての単位を取りきると仮定し、
また4、8、9、2、3月に授業はない(授業期間は7か月)とした場合、
授業のある月は、おおよそ1か月に3週、月~木まで集中講義がある、という計算になります。
(残りの1週はまるまる休みです)
さてここで質問。
教育内容・カリキュラムはほぼ等しい大学で、
「普通大学」と「集中大学」どちらかを選べるなら、あなたはどちらを選びますか?
取得する学位や資格、大学自体のスペックによって条件がかなり変わってくると思いますが、
とりあえず私は「四年通う」なら普通大学の方がいいです。
と、思いつくまま書き出してみました。
結局のところ、四年間通うのであれば、
半期単位の講義と集中講義の両方が選択できる環境が必要十分だと思います。
実際190単位ほどとって卒業しましたが、
それでも集中講義などをうまく組み合わせてとっていたので、
四年時でも一日バイトに入れるくらいの時間的余裕はありました。
以上ご参考まで。
今は社会人ですが、昔を思い返しても普通がよいですね。
建前wとして、学習の効果も一定の期間をおいたほうが上がりそうですし、友達付き合いとかでも色んなイベントを挟みながらの学生生活のほうが楽しいと思いますしね。^^
smilydogs様、最初の回答、ありがとうございます。
もしかしたら集中のほうが効果が上がる、という人もいるかもー、と思いましたので、質問してみました。
友達付き合いについては考えていませんでした・・・。なるほどー。
普通に「大学」としての機能を考えるのなら集中大学ではわからないところを勉強する前に授業が進んでしまい
わからないまま1週間が終わってしまうことになってしまう。
聞いているだけで単位がもらえるような授業ならいいけれども「考える」授業は無理。
確か大学の単位は授業時間の2倍の自習を含めて単位を認定される。
もちろん私だってそこまで勉強した記憶はないがそれでもある程度勉強しなければ授業についていけなかった。
a2gi様、ありがとうございます。了解です。まじめな方ですね。
自分は大学では、ダラダラすごしちゃったなあ、という感じでしたので、
集中講義のほうがもしかしたら学習効果が上がったかもー、と思いました。
ですが似たような人は少なさそうですね・・・。
今なら、休暇の時間をある程度有意義に使えそうなので、
集中大学を選ぶかもしれません。
(例えば、休みの一週を自分独自の勉強に充てる、とか。
もっとも、そのテーマを独力で見いだすのは難しいと思われるので、教官のサポートが
必要になり、結果教官の負担が増すかもしれません。)
逆に言うと、休暇を有効に使えないのなら、集中の意義はあまりないでしょうね。
takahiro_kihara様、ありがとうございます。
「休暇を有効に使えないのなら、集中の意義はあまりない」というのはまったく同感です。
なお教官の負担についても、おおよそ普通大学と同様、と思ってください。
たとえばある先生は、Xという授業を年に1回しかやりません。
ですから学生にとっては、その集中講義を逃したら、翌年まで待つ必要がある、と思ってください。
Lionfanさん、こんにちは。
必修しか勉強できない普通大学なら、集中大学に行って残りは他のことに使うかもしれませんね。
ただ、バイトに生きがいを感じることはなかったので、何に使うか。
クラブ活動は面白かったので、土日も含め週に20時間ぐらいやっていましたが、それを倍以上に力を入れるというのも・・・。集中大学では時間をもてあましてしまうかも。
何か、空いた時間を有効に使えることを思いついていたら、絶対、集中大学です。
理系で選択科目が豊富な学校だったので、時間一杯選択科目を履修していました。何回か受けてみて面白くない科目は時間の無駄なので当然途中で受けるのをやめましたが・・・。
実際のところは、空いた時間を選択科目の履修に使っていたという感じでしょうか。
履修していない科目でも、(心理学系の科目でしたが、)面白いと聞いて途中から参加していたこともありました。
(高校とは違った)大学ならではの授業が面白かったですね。高校の授業の延長のような面白みのない科目は単位が簡単に取れそうでも魅力は薄かったです。
最近は、大学が高校の延長になってきたと聞いています。
そのような大学であれば、やはり他に楽しみを見つけるしかないですね。その場合もやはり集中大学が良いような・・・。
後、社会人としての今の立場なら、夜間の集中大学があれば心理学系の勉強もして見たいですね。大学は我慢して卒業するとして、大学院の勉強は面白そうなので。
kappagold様、こんにちは。
生涯学習が叫ばれる中、社会人にとっては集中大学のほうがいいかも、とも思います。
とにかく自分は集中のほうが向いているタイプだと思ったので、似たような考えの人が多いかどうかは、ちょっと興味がありました。
そういう大学、試しに作ってみればいいのに。
取得する学位や資格、大学自体のスペックによって条件がかなり変わってくると思いますが、
とりあえず私は「四年通う」なら普通大学の方がいいです。
と、思いつくまま書き出してみました。
結局のところ、四年間通うのであれば、
半期単位の講義と集中講義の両方が選択できる環境が必要十分だと思います。
実際190単位ほどとって卒業しましたが、
それでも集中講義などをうまく組み合わせてとっていたので、
四年時でも一日バイトに入れるくらいの時間的余裕はありました。
以上ご参考まで。
rikuzai様、考え抜かれた回答ありがとうございました。
たしかにこう指摘されてみると、けっこうキツいですね・・・。
休講については、完全にそのとおりでした。
(ただ教授は、あらかじめ学会の日以外に集中講義を設定すれば、むしろ学会には行きやすいと思います)
ところで実際190単位ほどとって卒業しましたがにはびっくり!! すごい!!
以前、2ヶ月の夏期講習で司書の資格を取りました。
司書資格取得に必要な20単位を、7月末から9月末までの2ヶ月間、
月曜から金曜は9時から5時(昼休み1時間)、土曜は9時から3時、
同じ授業を連続して受け、場合によっては最後にテスト、
単位によってはレポート提出、という講習でした。
2ヶ月という期間限定ですが、lionfanさんが仮定された「集中大学」と似ていると思います。
で、その司書講習を受けた経験から申し上げると、
集中大学ではなく普通の大学がいいです。
理由は、まず、1日熱を出して休んだら単位がパア、というシビアさです。
他の方も書いてらっしゃいましたが、
司書講習では、授業の三分の一を休んだら単位がもらえない、と明記されていたのですが、
週一の授業ならなんということのない規定でも、
集中授業だと1日休んだらもう規定を超えてしまうため、体調管理が大変でした。
テスト準備やレポート作成もあったので、
受講後にバイトやコンパなんて、正直とんでもない、という感じでした。
次に、やはり他の方も書いてらっしゃいましたが、
週一なら、次の授業までに疑問点を解決しておいたり、
関連資料を読んで理解を深めたりできるところが、集中ではできない、という点です。
これでは、大学に行く意味が半減してしまうのではないか、と思います。
個人的には、2ヶ月の司書講習は大変充実し得る物の多い経験でしたが、
期間限定、資格限定だったから良かったと思います。
maris3様、ありがとうございます。
集中講義で立派に成果を出している人でさえ、
普通大学のほうがいい、というのは、すごく勉強になりました。
ありがとうございます。
私は普通大学を選びます。
私は外国語大学出身ですが、専門言語や第二外国語の授業は、
同一教官に週2時間、講義を受けていました。
積み重ねという意味合いでは、特に初習言語などは、
予習や復習に余裕が持てるほうがいいです。
ちなみに、夏季などの集中講義で単位を取った教職科目などは、
詰め込みすぎで何にも頭に残っておりません。
amai_melon様、ありがとうございます。
ここで興味深いのは、アンケートでは集中大学のほうが人気なのにもかかわらず、
人力検索では普通大学のほうが分がありそう、ということです。
じっくり考えると、集中大学のデメリットに目が行くようになるのかもしれません。
「普通大学」を選びますし、「集中大学」では、教えられる内容が限られてしまうと思います。
<理由や、集中大学のデメリットと思われること(思いつく限り)>
・予習する時間が足りない。語学系や、文献を読んでの授業だったら、予習がかなり必要。
・演習形式(ゼミのようなもの)の授業だと、授業にならないものが多数でてくる。誰もろくに文献を読まずに、何時間も話し合うのは不毛な授業になる。
・実習形式(例えば医療系や理学・農学系)の授業だと、倒れる人続出では?まるで詰め込み合宿。
・健康管理にかなり気を遣わなければならない。
・アルバイトなどをしている苦学生は、普通週2~3日くらい、といった感じなので、アルバイトを選ぶのに苦労するのでは。集中アルバイトというのはいつの時期も需要があるわけではない。
集中大学というわけではないのですが、そのようにしか単位をとることしかできない形態は、何となく、社会人の生涯学習向けかな、と思います。「ある資格をとりたいのだが、それにはちょっと単位が足りない」という人が、若干の休暇をとって授業を受けるといった感じです。
私も教員免許を、2単位落として逃してしまったことがあるので、この仕組みがあったら取りたかったな(実際あとから取得した友達もいましたが、田舎ではちょっと無理でした)。今はもう法律がかわって、2単位ではとてもじゃないけど足りないそうですし、年とってしまったので、取りませんが。
アンケートでは集中大学のほうが人気だったのですか。やはり、アンケートは短時間で考えるからなのかな。
bluepanda様、ありがとうございます。すごく説得力がありますね!!
rikuzai様、考え抜かれた回答ありがとうございました。
たしかにこう指摘されてみると、けっこうキツいですね・・・。
休講については、完全にそのとおりでした。
(ただ教授は、あらかじめ学会の日以外に集中講義を設定すれば、むしろ学会には行きやすいと思います)
ところで実際190単位ほどとって卒業しましたがにはびっくり!! すごい!!