一番単純な答えは「読み終わったら終わり」というものでしょうが (たとえば勝間さんは、「スピード最重視で、線を引いたり内容をまとめたりしない」ことを勧めています)、僕は本をただ読むだけではなく
「読んだ本を記録し、後からデータベースとして使える仕組み」
を作りたいと思っています。今まで
-要点をテキストファイルに箇条書きにしてプリント+ファイリング
-小さめのマインドマップ(文庫本1ページ程度)にまとめる
-情報カードに読了記録と簡単なメモを残す
-ブログに要点や心に残った部分をアップする
などを試してきましたが、いずれも手間がかかる割には再利用率が悪い気がします。
そこで、書籍・雑誌を皆さんがどのように扱っているか(とくに読み終わった後)を知りたいです。
よろしくお願いします。
「本」っていうと範囲広いなあと思うけど、基本的には「ただ読むだけ」で「読み終わった」と判断しています。
私の場合読む頻度からすると漫画、小説、技術書、その他という感じになります。
まず漫画と小説のようなものの場合、正真正銘読むだけです。読み方としても、「スピード最重視」で。読んだものがすばらしかったら余韻冷めないうちは反芻したり、語ったりすることもありますけど。そしてそのうちほとんど忘れます。質問者さんと違い、本を読むことはただ読みたいから読んでるだけのようです。再利用しようとか記憶しておこうとか、考えてみたこともありませんでした。むしろ忘れたら再読するときの楽しみが増えていいなあなどと思うことすらあります。
技術書のようなものは少し違います。読んで理解して、できればオンラインの外から見えるところにそれの記録などを残すべきだと考えています。(他人の記録になりますけど、id:higeponさんのhttp://d.hatena.ne.jp/higepon/20080320/1206022231 とか、すごくちゃんと「読み終えてる」なあと思いました)
こうすべきだと思ってるのは、どうせ忘れるんだから後から思いだすためですね。他人の文章の流れをトレースするより、過去の自分の考えをトレースする方が楽だと感じるからです。
質問者さんが欲している答えにはなっていないかもしれませんね。質問者さんの言う「本」に漫画とか小説とかって入ってるのか逆に聞きたいですね。
わたしの場合は、「読み返しそうな物は、本棚に入れる」です。
そうでない物は、何もせずに廃棄です。
また、年に2回ほど、大掃除してもう興味のない分野の本・雑誌は、
捨てます。
基本的に、読後、半年たってまた読むだろうなと思わないものは、
全て捨てる方針です。
本の背表紙を見てどんな内容か思い出せないような本も
自分にはすでに必要とない本としています。
ネットである程度検索したりできるので、特に不自由は感じてません。
あまり参考にならないかもしれませんが・・・。
なるほど、ネットにあるので手元に置かなくて良い、という考えは良いですね。
Amazonマーケットプレイスや古本屋に売る場合は書き込みできませんが、
廃棄ならいくら汚しても大丈夫ですね。勿体ない気がしますが。
小説などを除いて、勉強や情報収集のために読んだ本は、おもしろいと思った箇所と、全体の概要をメモしてきました。ブログにメモして、あとで検索可能にしておきます。メモが終われば本は売るか捨てるかします。そうしないと本は増え続けますので。
全体の概要を書くのは、どういうことが書いてあるか知っておいて、必要なときにまた買うためです。ただ、最近はいろんな本の解説や要約がウェブ上で見られるので、全体のサマリーは不要で、むしろ自分が興味を持った箇所だけ細かく書くようになりました。
> 必要なときにまた買う
本屋を図書館か書庫にするわけですか。学生なので経済的にちょっとキツイですね…
メジャーな本はフロー情報と見なしても良さそうですね。
僕は始めたばかりなので、ブログメモは役に立つのかまだ未知数です。もう少し続けてみます。
本の種類によって違いますが、啓蒙書や技術書などで私がよくやるのは
1.読んでいる最中に参考になる,重要だと思った部分に付箋をつける。
2.また読み返して、同じところが重要だと思えば今度は更に付箋に内容を要約して書いて、しおりのように本からはみ出すようにそのページに貼っておく。
こうすると、読みたい詳しい内容の部分のページがすぐに読み返せます。^^
基本的に本は手元に残すということでしょうか?
付箋は僕も小さめのを使っていますが、要約を書くとなるとそこそこ幅が要りそうですね。
1冊20付箋くらいまでなら使えそうです。
私も上の方が言われているように、どちらかというと「本を読むために読む」タイプなので、あまり後に何かを残そうと考えていません。
むしろメモをしなければ残らないものは、自分には必要がなかったのだ、という考え方です。
興味のある分野に関しては、興味があるからいくつも同じジャンルの本を読みますし、そうすればメモをしたりしなくてもある程度の知識は身につきますから。
ただ、最近はそれでは少しもったいないかなとも思うようになり、学術形の本などは気になった部分をメモするようにはなりました。
本ごとにまとめるかたちではなく、一冊のノートに適当に書いていくので、何冊か同時進行している時などは、複数の本の引用が入り混じったりしますが、趣味で読んでいるだけなので、あとから簡単に探せる、という必要はないので、これで別に困っていません。
それでも、手で書くと案外覚えていますし、そういう意識で読んでいると、メモをしていない箇所でもけっこう覚えていたりします。
うーん、あんまり質問者さんの意図に沿った答えにならなかったかもしれませんね…。
そうそう、読んだ本そのものは、基本的に手元に置いておきたい、溜め込んでおきたいタイプなので、よほどのはずれ以外は本棚に入っています。
読み返さないようなものは処分した方はいい、というのは分かっているんですけどね。
全部の本のメモを一冊のノートにまとめる、
というのは超整理法かアイディアマラソンみたいでおもしろいですね。
ため込んでおきたい気持ち、よくわかります><
http://q.hatena.ne.jp/1177635930#a710797
なんとなく既視感があったので過去回答を繰っていたら、
↑のような回答を書いたことがありました。
主に読後アウトプットするための自分のルーティンをまとめているのでご参考まで。
といっても最近はほとんどアウトプットはしていません。
情報の蓄積として必要なものは大抵レポートなどにまとめて資料化していたり、
小説の資料にする時はプロットなどと一緒にアナログに整理してしまいます。
大学時代には娯楽より資料寄りの読書が多かったので、
情報カード型の資料作成をしたことがありました。
娯楽もテーマがかなり社会派寄りだったり、思考を掘り下げたりしたかったので、
読書ノートをつけたりしていました。
現在は八割は娯楽のために読んでいるので、
「何を」
「いつ」
「読んだか」
「ざっくりとした評価」
が基本的にはわかれば良いので、
Hashさんがブログ内で挙げられているブクログに
読んだ本の中で、読んだ記録を残しておきたいものだけ黙々と登録しています。
読みたい本の数に対してお金も場所もそんなにないので、
圧倒的に図書館でかりることが多く、
読み終わったら返してしまうので家には残りません。
逆に残しておきたい本を買っているとも言えるかもしません。
これは大きく分けて「読み返す可能性が高い」ものと「資料本」の二種類です。
前者は何度も読み返すことでより深く理解したいという思いが主で、
後者は必要な時に手元にあって欲しいからです。
そしてこのどちらにもあてはまるのが「読み終わる」ことがないということです。
というのは、再読や辞書引き的な目的の本はワンタイムでないので、
明確な読み終わりを定義できないからです。
質問者さん的には読み終わった本をアウトプットすることで「読み終えた」と定義したいのではないかと感じるのですが、
私は気に入った本を何度も読み返すきらいがあって、
そういう本に限ってはほとんど内容を覚えた段階を「読み終えた」と定義しています。
以上ご参考まで。
> 読み終わった本をアウトプットすることで「読み終えた」と定義したい
その通りです。形に残さないと何か不安なのです。一種の強迫観念かもしれませんが…
図書館もよく活用しますが、新しい本がまず手に入らないのがネックですね。
rikuzaiさんの昨年の回答も参考にさせていただきます。
今は娯楽読書メインとのことですが、昔実行されていたアウトプットも面白そうですね。
私はノンフィクションの本しか読みません。
大抵、5年程で本の価値は無くなります。
ほとんどは時間の経過とともに捨てていきます。
本は消えても、頭の中に残る内容もあります。
最終的に残るのは100冊に1冊くらいです。
その基準は本によりけりで、一概にはいえません。
何か無情ですね…
質問1:何を以って書籍・雑誌を読み終わったと判断するか?
主に二つあり、ジャンルにより分かれます。
・自分が必要と感じた情報を得られた時点で読んだと判断する。
・全頁に目を通してはじめて読んだと判断する。
前者は見たと判断するときもあります。主に教訓本、技術本、社会・経済・歴史等。
後者は内容を完全に理解していなくとも読んだと判断します。主に小説、物語等。
質問2:どのように(読み終わった)書籍・雑誌を扱っているか?
・読了前
常に携帯するか、本棚ではなく手の届く範囲に置いておく(机の上等)。
・読了後
本棚へ収納、本棚には基本的に読み終わった本を置くようにしている。
本棚へ収納する際に、他の書籍の内容との関連性を考えて置いたりもする。
時折眺めて内容を思い出したり、読み直したりする。
読み直している間は、読了前と同じ扱い。
置く場所がなくなれば、不要と判断したものから処分。
自分にとって不要でも他人に読ませたいと思うものがあれば、なるべく手元に置いておく。
こんな感じでしょうか。
本屋などで立ち読みをする場合は、半分くらい読了すれば読んだと判断することもあります。
「読み終えた」だけなら、一読しただけで「読み終えた」と思っています。
「最後まで読み終えたけど、理解できなかった」というのも含めて。
幸い、印象的な本や、覚えておくべき本は、意図して読書日記などつけなくとも、言及したりすることが多くなるので、忘れずにいられます。
忘れた本は、それまでの物で、自分には大して必要なかったのだと考えています。
5年ほど前から、僕は「待っても図書館で借りられない本」を除いて、ほとんど本を購入していません。
今では簡単に、「どの図書館に探している本があるか」も調べられますし、漫画以外の本は図書館で賄っています。
本を買う金額どうこうよりも、本を置くスペースが足りなくなったのと、一度引っ越しを経験したら、荷物は少なければ少ない程良いと思うようになったので。
買い出すと際限なく買ってしまうので、今では本を一冊買ったら、一冊本を処分するようにしています。
その際、どうしても捨てられない物や、覚えておきたい物だけ、メモをしておくくらいですね。
「題名・著者名・一言コメント」という形でメモしておきます。
自分としては、この程度の情報が残っていれば、再読したい場合は図書館に行けば良いし、内容をちょっと思い出したい時にはネットで検索すれば、概要や表紙程度はすぐ見つかるので、問題ありません。
図書館を利用してなるべく身軽に、という考えですね。
複数の図書館を検索してしかも借りに行けるということは、たぶん都心でしょうか。
ここまでいろいろ回答を聞いて、もう少し身軽に構えてみようかなと考えています。
意識的にアウトプットをしている人の意見がもう少し欲しいので、まだ回答可能にしておきます。
もしかしたら一度締め切って、少し表現を変えて再質問するかもしれません
本は基本的に読み終わったら終わりですね。
すごく面白いと感じたら回りに勧めて、その感想を聞いて終わりとする方法もたまにあります。
でも自分の中でかなりいいものと判断された場合、ずっと読み終わらない状態になります。
読み流し派ですね。
結局は自分がどのレベルで満足するかなので、割り切りは大切かもしれません。
技術書の扱いは参考になります。