(○○は文学。というような表現をした時の意味)
昔はこの言葉はこういう定義で使われてました、ではなく、現在みんなが使っている時の意味はこんな感じですよーという答えが欲しいです(デファクトスタンダード的な答え)。
辞書的な答えではなくて、中学生が読んでもわかるくらいの内容で答えて欲しいです。
辞書には『無駄を排し、芸術性を追及した物』とかよく載ってますが『じゃあ芸術性って何?』となってしまいますので。
とりあえず今の所は以下のような理解をしています。何か今まで読んできた本から適当に想像してでっちあげてます。
文学。物語を通して人生について語ったもの。読者の人生に影響を与えるような作品。
純文学は、文学が作品中で近親相姦を行いクラスチェンジしたもの。最近はやたらと暗い作品が多い。
「表面的な意味だけではなく、深い意味が隠された作品」
「よく意味が分からないけど、何か深い意味がありそうな作品」
「言葉の使い方、表現方法などがよく考えられている作品」
などいろいろな意味で使われていると思います。
文学とは、「文字の羅列で意味を成すもので、独自性を認められるもの」をさします。
独自性とは、万人に意味がわかりながらも万人が思いつかないような表現方法です。
純文学とは、娯楽性の低い倫理観とかが複雑に入っているものです。
文学とは、言葉を用いて巧みに小世界を創りあげたもの、様々な人間の生き様をエピソードを列ねて書き上げたもの、読み手を想像の世界へと誘い、異空間旅行をさせたり、地底探検をさせたり、主人公とともに虚構空間を、あたかもその場に居合わせたようにしてプロセスをともにするもの、書かれている主人公の失敗に涙したり、成功に喜んだりして、ときに悲しんだり、ときに幸せになったりと、人間にしか味わえない、言葉によって築かれた虚構世界、である。中でも純文学は、言葉の技(わざ)を用いて高度で、かつ抽象的な世界を築きあげ、そこに読者を引き込んでしまうものである。常人にはマネのできない筆遣いをする。それを文章芸術とも呼ぶものである。
凄いってことですね。
ここらへんの文芸誌に掲載されている作品を文学と一般的にさすと思います。
それ以外の媒体で発表されている作品に対して「○○は文学。」という場合は、発言者がここらへんの雑誌にのっていてもおかしくない、もしくは載っているべき、あるいは深み・芸術性において匹敵する作品であると考えているということでしょう。
もっとも、皮肉で使われていることも多い気がしますが。
つまりそこに載っている作品の共通項は何なんでしょうね。
こんにちは。
言語を媒介とした芸術の総称。文学と同義であることが多いが、範囲が広く、無文字文化でのものも含まれる。口承文芸、伝承文芸、歌謡文芸など。
「文芸」と置き換えるとわかりやすいかなと思いました。
言うに言えない何かを音で表現したら、音楽になりますよね。これ、芸術の一つだと思います。
言うに言えない何かを絵で表現したら、絵画になりますよね。これも、芸術かと思います。
言うに言えない何かを言葉で表現したら、文芸/文学になるのではないでしょうか。
「言うに言えない何か」を言葉で表現するという部分は矛盾していますよね。
でも、俳句でも短歌でも小説でも、あるいはその他の読みものでも、一言では言えず、それだけの文字数を使ってやっと表現できた何かを「文芸/文学」と呼ぶと補うと、矛盾は解消すると私は考えています。
もう一つ、「尊称」というか「褒め言葉」としても使われるかもしれません。読んで感銘を浮けたのだけど、ただ褒めるだけでは満足できなくて、他に言葉が見付からなくて「○○は文学!」みたいに使う場合もあるように思います。
以上二点、参考になれば幸いです。
うーむ。文芸には大衆文学と文学があるわけですけど、その場合の文学は何になるんでしょう?
皆さんの意見をまとめると、『なんかよくわからんが文章で書いたすげーもの』ってことかな。
言葉的には中学生にも伝わりますけど、それってまりどういうこと? って訊かれるともう答えようがないなあ。
そして大衆文学は、多分『面白いもの』になるのかな。
僕が欲しかった答えはhttp://q.hatena.ne.jp/1191728859にあるような気がします。
質問の仕方が悪かったかな……。
じゃあ最初のミステリ小説なんかは純文学になってしまうんですかね?
日本語は矛盾しちゃってますけど。
倫理が踏み込んでくるのは分かり易い考えですね。
しかし、それなら戦争小説(娯楽小説)やら殺人(ミステリ小説)も純文学になるのでしょうか。そういう倫理は純文学と見なされず、何故、近近親相姦とかが純文学になるんでしょう。暗くてエロいものがいいんですかね。澁澤龍彦は純文学でしょうか?(少なくとも哲学的ではありますが)