シームレス鋼管について質問です。ミルシート(検査証明書)に「製造番号」と「ヒートNo.」というのがありますが、何を意味しているのでしょうか。一つの発注に対して一つの製造番号になっているようですが、複数のヒートNo.が記載されていたりします。逆に製造番号は違うのに、ヒートNo.は同じというものもあります。どなたか宜しくお願いします。

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  • 終了:2008/03/09 20:20:02
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回答2件)

id:miharaseihyou No.1

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ポイント35pt

http://www.jisw.com/

http://is.jisw.com/

http://is.jisw.com/01140/post_12.html#more

鉄鋼の高周波焼入焼戻加工で引用されているJIS規格は以下です。

 

JIS B 6912

鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工

この規格では、鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工、又は高周波焼入れ加工について規定されているJIS規格です。

高周波焼入焼戻し加工、又は高周波焼入れ加工の種類とその記号としては、以下のように規定されています。

(加工の種類) ⇒ (記号)

高周波焼入焼戻し ⇒ HQI-HT

高周波焼入れ・高周波焼戻し ⇒ HQI-HTI

高周波焼入れ ⇒ HQI


などとあるので、焼入れ処理の工程が列記されているのではないでしょうか。

コメント欄が開いてなかったので、正確な情報ではないのですがご参考までに。

「製造番号」と「ヒートNo.」というように日本語なのでJIS規格の用語だとは思います。

id:m-innocent

複数のメーカーのミルシート(検査証明書)を見てみると、「製造番号」が「Work No.」「Mfg.No」「検査証明書番号」のように書かれ、「Heat No.」を「溶鋼番号」というように書くメーカーもあるようです。JIS規格、ASTM規格に関係なく、これらの用語は使われているようです。JIS規格の用語ではないと思います。質問の仕方が悪くてすみません。

2008/03/03 23:49:14
id:kappagold No.2

回答回数2710ベストアンサー獲得回数249

ポイント35pt

いわゆるロット番号のたぐいです。

トレーサビリティという言葉は、軍需産業や航空機産業などで装着されている部品が何らかの原因で壊れた場合に、その部品の製造ロットは勿論、その材料のヒートロット(材料の溶解と圧延ロット)まで遡ることを目的に、製造工程を確実にトレース(追跡)することを指していました。(例えばISO9100に規定されています)

http://ec.tea-nifty.com/blog/2008/02/578_aede.html

http://www.j-tokkyo.com/2006/B23K/JP2006-192449.shtml

id:m-innocent

素人なりに勉強してみたのですが、シームレス鋼管はビレットに穴を開けて伸ばして作るようです。ビレット毎にHeat No.が決まってしまうんでしょうか。一つの製造番号に複数のHeat No.がある場合、圧延ロットが違うと違うというのは、どのような製造過程または処理があるから起こるのでしょうか。

2008/03/04 00:01:57
  • id:miharaseihyou
    そうか。ヒートとは熱加工のナンバリングされたそれぞれの工程ですね。メーカーサイドでは作業日報は保存されていて、その日の気温や湿度、気圧から工程の開始時間、その時の状態、素材、炉の温度の変遷や掛かった時間その他諸々まで記録して、不具合が起きた場合に原因の特定を行い、品質の改良や製造工程の改良に結びつけようというわけですね。
    これだと経年劣化で壊れた部品からもデータがフィードバックできる。それに、定期的な部品交換で廃棄される部品をサンプリング調査するだけでフィードバックが可能ですね。

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