ちなみにA4用紙10枚程度のものが書ける内容で結構です。
参考程度に。
「会社法の概要」を見ますと、その目的に
最近の社会経済情勢の変化への対応等の観点から,最低資本金制度,機関設計,合併等の組織再編行為等,会社に係る各種の制度の在り方について,体系的かつ抜本的な見直しを行っています
とあります。
・この場合、「社会経済情勢の変化」とは、具体的にどのような事態を指示しているのか?会社法は、それに対してどのような観点から法整備を行っているのか?
・或いは「内部統制とコーポレートガバナンス(会社法の意義)」という論文を見ますと、
株式会社は、社会的な存在であるので、利益を追求する前提として、社会のルールを守らなければならない。ルールは、自ら定めたものであることもあれば、社会通念から要求される道徳・倫理であることもあり、また法律であることもある。いずれにしろ企業はこれらの守るべきことを守らなければならない。これをコンプライアンスという。(中略)
企業の中にはさまざまな人がいて、それらの人によりさまざまな仕事が遂行されていく。コンプライアンスを実践しつつ効率的な経営を実現するためには、会社内の一人一人の仕事がコンプライアンスに適っておりかつ効率的なければならない。コンプライアンスと効率性とを確保するためのプロセスが内部統制である。
と指摘した上で、
最近の法整備を見ながら、「ガバナンスとマネジメントの分離」という観点から内部統制の本質および内部統制とコーポレートガバナンスとの関係について検討した。そのような混同の背景にはわが国における内部統制に対する認識の不足があるように思われる。
と会社法の意義を指摘しています。
コンプライアンスと「内部統制に対する認識不足」との齟齬が、
・どのような社会的問題を引き起こしたかを「社会経済情勢の変化」と絡めて分析し、
・会社法がどのような新たなルールを提起しているか、
・その有効性はどうか
などを分析する、というテーマは如何でしょうか??
他に参考サイトは
会社法であそぼ。
http://kaishahou.cocolog-nifty.com/
有名どころですが、
法務省で会社法の立案を担当されていた葉玉元検事(現弁護士)のブログはどうでしょうか?
サイトの閲覧者とのQ&A形式での興味深いやりとりが施行当初から数多くありますので、
深く研究するとっかかりには事欠かないと思います。
ありがとうございます。
是非参考にさせていただきます!
ふつうの法学部は卒論ないですけどね。作文の練習のかわりなのかな。
抽象的なテーマ、純粋な法律論で知識のない素人が書いても意味がないので、具体的な事例をくみあわせては。たとえば、ホリエモンの会社のつくり方と会社法。専門家による解説はネット上にいくらでもあるし。事件は証券法だったですけどね。
ありがとうございます。
私の大学はゼミに入ると自動的に(先生にもよりますが)卒論を出す仕組みになっているんです。
丁寧にありがとうございます。
是非参考にさせていただきます!