では、「目覚め」では無く、
実際の睡眠による休息効果(身体&脳)を考えた時には、
1.少々短くなってもレム睡眠時に起きる
2.ノンレム睡眠時に起きることになっても実際の総睡眠時間が長い方が有利
のどちらなんでしょうか?
「目覚め自体は悪くてもいいんだけど、少しでも疲れ等を取っておきたい」
と考える時に、果たしてどのくらいで起きようかいつも迷っています。
ソースは昔読んだ日経サイエンスという雑誌です。
睡眠のリズムは
で構成されると言われています。
ノンレム睡眠から急に起こされると筋肉が弛緩した状態のため、
寝起きも悪くなりますし、脳も意識が無い状態から一気に起こされるので
頭が働かないだけでなく、「良く寝た」感も薄れるそうです。
肉体的な睡眠は最初の2時間だけで良いという意見もあるそうで、
後はいかにおきやすいタイミング(レム睡眠のタイミング)でおきるかが重要、と言うことになります。
と言うことでご質問の回答としては
「1.少々短くなってもレム睡眠時に起きる」が良いかと思います。
レム睡眠の周期や深い眠りの時間などは個人差があると言うことなので、
「6時間ちょうどで起きにくい」というのなら別のタイミングを試すなどするのが良いようです。
参考リンク
こんばんは。
私は医療関係者ではないので、参考程度に読んで下さると嬉しいです。
個体差があると思いますので「寝足りた」と感じるかどうかを重視されてはいかがでしょうか? 疲労の回復には、睡眠だけでなく栄養や運動なども関係してきますよね。
また、極端な例かもしれませんが、「過眠症 http://www009.upp.so-net.ne.jp/SLEEP/Narcolepsy1.0.html」などのケースもありますので、必要な睡眠時間を越えて長時間寝た場合、体にとってプラスなのかはむずかしいと思います。
>少しでも疲れ等を取っておきたい
上記がご質問のポイントだと感じましたので、よろしければ下記を目安にされてはいかがでしょうか。
疲労感、注意力散漫、集中力低下、記憶障害、昼間の眠気、やる気がおきない
上記は不眠症の方に日中現れる症状です。「疲労感」が含まれてしまうため難しいのですが、その他の症状が出ないのであれば、8時間前後を目安にされてはいかがでしょうか。(個体差で、6時間で気持ちよく起きられる方もいれば、もっと長く必要な方もいると思いますので、目安にならなかったらすみません)
次に、「すっきりした目覚め」に関しては、下記コンテンツが印象深かったです。
http://allabout.co.jp/gs/goodsleep/closeup/CU20080115A/index3.ht... 左記より引用
目覚めがスッキリだと、良いスタートダッシュがきれます。グッスリ眠った後は、日中の覚醒度を高く保てるので、仕事がはかどります。体温もメリハリが利いて日中は高めなので、エンジンも全開です。
もちろん、朝型人間にも弱点はあります。朝型の人は生活習慣がとても規則的です。しかしそれが仇となって、夜更かししてもいつもの時刻に目が覚めてしまい、睡眠不足に陥りやすくなります。
9時から5時までの定時の仕事をしているときは問題ありませんが、日勤と夜勤が入り混じる勤務だと、能率が極端に低下してしまうのです。この点、夜型人間は元々生活習慣が不規則なので、不規則勤務に対する適応性が十分あります。
朝型と夜型のメリット・デメリットが書かれています。朝型から夜型への変え方、夜型から朝型への変え方も紹介されていますので、よろしければご覧下さい。
また上記ガイドさんは医師でもあるのですが、Q&Aに対応してくださっています。
EX 朝から1日に何度も眠くなります。 - 坪田 聡 : 精神科系 [All About プロファイル]
もしご興味があれば、上記を利用されてみてもよろしいかもしれません。
以上、何かしら参考になれば幸いです。
うーむ、熱心にありがとうございます。
ただ、僕が知りたいのは、要するに、
「レム睡眠で起きるけど目覚めはいいと聞くけれど、
それでは、完全に目覚めた後に残る睡眠の効果としては、
やはりレム睡眠で起きた方が良いのか、あるいは、
目覚めは悪くなっても構わないとしたら少しでも長く寝た方がよいのか」
ということです。
手塚治虫が生前よく「眠りにはリズムがあるので、リズムの切れ目で起きたほうが疲れが取れる」という意味のことをあちこちで言及していましたよ。つまりレム睡眠のときに起きれば短時間の睡眠で足りるというのです。
手塚の場合は経験から45分刻みだったようで、仕事中に仮眠を取るときも45分たったら起こしてください、というように頼んでたようです。起きたらすぐに仕事をするための工夫です。無意味に長く寝るよりは、45分きざみでパッと起きてしまったほうが調子が良いみたいなこと言ってました。
手塚はたしか45分と言ってましたが(確認しようとおもったんですが適当なサイトはみつかりませんでした)、一般にはレム睡眠とノンレム睡眠の周期は約90分であると言われています。
http://www.natural-sleep.com/nlb2.html
ただ、彼はわりと早死にしてますし(死因は癌でしたが)、数十年単位の長い目で見たら体にいいかどうかはビミョーですけどね。
手塚先生は確かに医者だけど、でも、本当なんですかね?
「リズムの切れ目で起きた方が目覚めが良い」
というのは確かですが、疲れ取れ効果も高いのかな??
chinjuhさんの最後の二行の内容が疑われます……
これも目覚めがすっきり、という効果についてですね。
ソースは昔読んだ日経サイエンスという雑誌です。
睡眠のリズムは
で構成されると言われています。
ノンレム睡眠から急に起こされると筋肉が弛緩した状態のため、
寝起きも悪くなりますし、脳も意識が無い状態から一気に起こされるので
頭が働かないだけでなく、「良く寝た」感も薄れるそうです。
肉体的な睡眠は最初の2時間だけで良いという意見もあるそうで、
後はいかにおきやすいタイミング(レム睡眠のタイミング)でおきるかが重要、と言うことになります。
と言うことでご質問の回答としては
「1.少々短くなってもレム睡眠時に起きる」が良いかと思います。
レム睡眠の周期や深い眠りの時間などは個人差があると言うことなので、
「6時間ちょうどで起きにくい」というのなら別のタイミングを試すなどするのが良いようです。
参考リンク
おおお、質問の内容に真っ向から向き合ってくれた本格的な回答。
へえ、身体に必要な睡眠はそんなに短いという説もあるんですねえ。
それが本当なら、レム睡眠の時に起きることを重視すべきなんですかねえ。
自分の回答を見直して追記です。
「短時間」の基準をとにかく短く、と考えたときの基準も少々。
よく言われることですが「仮眠」については「45分」と言ったような1時間を着る短い時間での睡眠が良いと言われています。
これは先のリンクを参考にしていただきたいのですが、
最初の「深い睡眠」に本格的に入ると筋肉が弛緩するので結果寝起きが悪くなります。
(これは肉体的にも感覚的にもそう)
寝起きが悪い = 反応速度が遅れる
ということで運転には非常に危険なため、この仮眠時間についてはよく運転教習で教えられます。
また短時間睡眠を実践していた人としてはナポレオンが有名です。
F.E.R.C Research Data - 2003/04/27
ナポレオンの睡眠時間は3時間だったと言われています。
普通の真似できるもんじゃありませんが「肉体的に必要なのは2~3時間」という一つの実例かもしれません。
ということで私としては結局「いかにすっきり起きられるか」を重視するのが良いと思います。
参考までに「すっきり起きられる」かどうかは
目の前の黒点を動かして目が何秒で反応するか、という実験で確認できるちゃんとした数字です。
それをベースにした実験があればよかったのですが見つかりませんでした。すいません。
うーん、本当に睡眠は短い時間で済むんですかねえ……
その辺がイマイチしっくりきませんが、一つの意見として捉えさせて頂きます。
ありがとうございました。
おおお、質問の内容に真っ向から向き合ってくれた本格的な回答。
へえ、身体に必要な睡眠はそんなに短いという説もあるんですねえ。
それが本当なら、レム睡眠の時に起きることを重視すべきなんですかねえ。