【マニュアル・ホラー はてな目覚まし時計】


D菜「Sさんがまたホラーを・・・」
B美は肩をすくめた。
B美「もう簡単なのしかないの」
B美はさらさらと書いた。


私は新しい目覚まし時計を買った。マニュアルには次のようにあった。

「はてな目覚まし時計」をお買い上げ頂き、ありがとうございます。
時計の背面にあるつまみをまわして、アラーム時刻をセットしてください。
時計がアラーム時刻を示すと、アラームが鳴りはじめます。

アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、
アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。
5分後には、アラームは前回より大きな音で鳴ります。

アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに
アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

私はアラーム時刻を明日の07:00にセットすると、床についた。


D菜は尋ねた。
D菜「これがホラーなの?」
B美はうなずいた。
B美「そう。続きはあなたが書くのよ」
(※回答オープンは10件もしくは11/18 23:59以降)

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  • 終了:2007/11/16 23:15:12
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ベストアンサー

id:Kumappus No.3

回答回数3784ベストアンサー獲得回数185

ポイント90pt

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:00になってアラームがなった。「むにゃ」

「うるさいにゃー」わたしはアラーム停止ボタンを押してアラームを止めた。

「二度寝が楽しいんだよね」そしてまた夢の中に…

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:05分。またアラームがなった。「うー」さっきよりかなり音が大きい…。

「うーん、うるさいにゃー」わたしはアラーム停止ボタンを押してアラームを止めた。

「まだもうちょっと寝てられるしー」そしてまた夢の中に…

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:10分。またアラームがなった。「わっ!?」なんかいきなり大音響なんですけど…

「うー、さすがにそろそろ起きるか…」

こうやって押しつづければいいんだよね・・・

私は起き上がって、しばらくぼーっとして…まず顔をあらいはじめた。そのとき

「ぴぴぴぴぴぴ」

部屋中に鳴り響く目覚まし時計の音!

「なんだよ止まってないじゃん!」

私はまたボタンを、今度は念を入れて10秒ぐらい押してみた。音は止まった。でも何となく嫌な予感が…。

歯を磨いているとまたしても

「ぴぴぴぴぴぴ」

うわーなんだよ これじゃ隣から苦情がくるよ!隣の部屋、ちょっとヤバそうなお兄さんなんだよなー。

耳をふさぎながら近づいてまたボタンを押す。そのとき、はっと気づいたのだ。

そして説明書を探し出して読み直してみた。

アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止

ってことは「アラームが鳴っているときに3秒間ボタンを押す」ってことは絶対不可能じゃん!

やべ、電池抜かなきゃ…と思っているうちに

「ぴぴぴぴぴぴ」

鼓膜がやぶれそうだー!

そして玄関のドアを激しく叩いて「朝っぱらから何でかい音出しとんじゃわれええええ!!」という声が…

もうだめだころされるー

id:lionfan

Kumappus様、ありがとうございます。

今回は問題自体は単純なので、

いかにホラーとしてまとめるか、というところに主眼があります。

で、おみごとでした。これはコミカルなのに怖いー!!

2007/11/16 22:53:19

その他の回答9件)

id:kumaimizuki No.1

回答回数614ベストアンサー獲得回数31

ポイント70pt

次の日の朝、時刻は07:00になった。

設定したとおり、アラームが鳴った。

私は、アラーム停止ボタンを押した。

すると、アラームが止まった。

起きようと思ったが、知らず知らずのうちに眠りについてしまった。


5分後、アラームが鳴った。

私は思い出した。

この『はてな目覚まし時計』は、アラーム停止ボタンを3秒以上押し続けないと、アラームが止まらないということを。

私は説明書の通り、3秒間押し続けた。


さらに5分後、またアラームが鳴った。

おかしいな。とも思ったけど、さっきは3秒間押し続けてなかったのかもしれない。

今度は、時計の針を見ながら、きっちり3秒間押し続けた。


その5分後、またアラームが鳴った。

マニュアルの通り、アラームの音はかなり大きくなっていた。

私は少々うんざりしながらも、再びボタンを押し続けた。

今度は5秒間押し続けた。さすがに、これで鳴らないだろう。


しかし……


アラームは再び鳴った。

故障でもしたのか?

と思ったのだが、念のためマニュアルを読み返してみる。

アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、

アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。

5分後には、アラームは前回より大きな音で鳴ります。

ここまでは合っている。

そして、次に止め方が書いてある。

アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

確かに、この通りにやった。

アラームが鳴っているときに、アラーム停止ボタンを3秒間押し続け……


私は、はっとした。

そして、恐る恐るもう一度だけ試してみた。

アラーム停止ボタンを押す。すると、アラームが鳴り止んだ。

わたしは気付いてしまったのだ。


アラームが鳴っているときに、アラーム停止ボタンを3秒間押し続けることは不可能だということを。



(完)




こんな感じでしょうか。

アラームが鳴っている間=アラームが鳴り続けている間

とすると、鳴り続けている間に3秒間押さないと完全に止まらない。

しかし、押した瞬間にアラームは止まってしまう。

結果、鳴り続けている間に3秒以上押すことは出来ない。

つまり、アラームを止めることが出来ない。


ちなみに、これを書いている時点で、ふと思ったのですが。

『3秒間押し続ける』という点からもホラーができるような気が。

3秒間押し続けたつもりが、3.001秒間押していて、3秒間ではないので止まらない。とか。

一寸の狂いも許さない。となると、止めるのはほぼ不可能ですよね。

逆に、毎日使い続けると、3秒きっちり測るプロになれそうですが(笑)

id:lionfan

kumaimizuki様、完全な正解、ありがとうございます。

もうこちらが正解を示すまでもないという感じでした。

脱帽です。このままコピペして正解にしたいくらいです。

2007/11/16 22:50:15
id:nagakura_eil No.2

回答回数6ベストアンサー獲得回数0

ポイント20pt

押してしまった時点でアラームが止まってしまうため、

アラームが鳴っているあいだに3秒間押し続けることが不可能だからですかね?

id:lionfan

nagakura_eil様、正解です。そのとおり!!

2007/11/16 22:51:25
id:Kumappus No.3

回答回数3784ベストアンサー獲得回数185ここでベストアンサー

ポイント90pt

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:00になってアラームがなった。「むにゃ」

「うるさいにゃー」わたしはアラーム停止ボタンを押してアラームを止めた。

「二度寝が楽しいんだよね」そしてまた夢の中に…

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:05分。またアラームがなった。「うー」さっきよりかなり音が大きい…。

「うーん、うるさいにゃー」わたしはアラーム停止ボタンを押してアラームを止めた。

「まだもうちょっと寝てられるしー」そしてまた夢の中に…

「ぴぴぴぴぴぴ」

7:10分。またアラームがなった。「わっ!?」なんかいきなり大音響なんですけど…

「うー、さすがにそろそろ起きるか…」

こうやって押しつづければいいんだよね・・・

私は起き上がって、しばらくぼーっとして…まず顔をあらいはじめた。そのとき

「ぴぴぴぴぴぴ」

部屋中に鳴り響く目覚まし時計の音!

「なんだよ止まってないじゃん!」

私はまたボタンを、今度は念を入れて10秒ぐらい押してみた。音は止まった。でも何となく嫌な予感が…。

歯を磨いているとまたしても

「ぴぴぴぴぴぴ」

うわーなんだよ これじゃ隣から苦情がくるよ!隣の部屋、ちょっとヤバそうなお兄さんなんだよなー。

耳をふさぎながら近づいてまたボタンを押す。そのとき、はっと気づいたのだ。

そして説明書を探し出して読み直してみた。

アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止

ってことは「アラームが鳴っているときに3秒間ボタンを押す」ってことは絶対不可能じゃん!

やべ、電池抜かなきゃ…と思っているうちに

「ぴぴぴぴぴぴ」

鼓膜がやぶれそうだー!

そして玄関のドアを激しく叩いて「朝っぱらから何でかい音出しとんじゃわれええええ!!」という声が…

もうだめだころされるー

id:lionfan

Kumappus様、ありがとうございます。

今回は問題自体は単純なので、

いかにホラーとしてまとめるか、というところに主眼があります。

で、おみごとでした。これはコミカルなのに怖いー!!

2007/11/16 22:53:19
id:kappagold No.4

回答回数2710ベストアンサー獲得回数249

ポイント40pt

翌朝、07:00に目覚ましがなった。

寝ぼけながら、アラーム停止ボタンを押すと、即座にアラームは止まり、私は再度眠りについた。

5分後、さっきより大きい音でアラームが鳴った。私はまたしても、アラーム停止ボタンを押して寝てしまった。

5分後、耐え難いほど大きな音でアラームが鳴り、ついに私は起きて、アラーム停止ボタンを3秒押し、目覚ましを止めた。

着替えをしていると、5分後に近所に響き渡るような音で、アラームが鳴った。

私は、壊れたのではないかと疑いながら、アラーム停止ボタンを3秒押し、目覚ましを止めた。

着替えが終わり、朝食の準備に取り掛かろうと思う私の横で、部屋がビリビリするような大音響でアラームが鳴った。あわてて止めて、メーカーに電話をかけることにしたが時間が早くまだ電話が通じない。どうしようかと考えていると、いつの間にか5分が経過し、大音響のアラームが鳴り、あまりのことに私は気が遠くなっていった。

意識が遠のく中、私は気がついた、アラーム停止ボタンを押すとアラームが即座に止まることに・・・・。

「アラームが鳴っているときにアラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。」

id:lionfan

kappagold様、おみごと、正解です。

小説の方も、自分が書いたらだいたいこうなるのでは、という自然な文体でした。

(実はまだ書いていません)

ありがとうございます。

2007/11/16 22:55:15
id:masashi33 No.5

回答回数144ベストアンサー獲得回数1

ポイント30pt

アラームが鳴っている時にアラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止してしまう。

アラームが鳴っている状態でアラーム停止ボタンを3秒間押し続けることはできないので

アラームを完全にとめることができない。

つまり、5分おきにアラーム停止ボタンを押すことを続けなければならない。

しかも、アラーム音は際限なく大きくなっていく。


http://q.hatena.ne.jp/1195187298

id:lionfan

masashi33様、そのとおりです。ありがとうございます。

こんな商品が現実にあったらめっちゃ怖いですよね。

2007/11/16 22:56:37
id:lilybells No.6

回答回数25ベストアンサー獲得回数0

ポイント50pt

その1。

次の日、私は2度目のアラームで目が覚めた。

その次の日も、2度目のアラームで目が覚めた。

1度目のアラームは音が小さく、私には2度目にならないと目が覚めないのだ。

そこで、私はアラーム時刻を06:55にセットしなおして、床についた。

そしてその3日後の朝。2度目のアラームで目が覚めたとき、時計の表示は07:10。

さらに次の朝。2度目のアラームで目が覚めたとき、時計の表示は07:15。

どうやら1度目のアラームの後で時刻が再セットされて、アラームを完全に止めた後、自動的に時刻セットの修正をする機能がないためにセット時間がずれていってしまうのだ。

セットするたびにいちいち時刻を修正する必要があるため、私は面倒くさくなって別の新しい目覚まし時計を買いなおすことにしたのだった。


その2。

次の日の朝。目がさめた私は、アラームの停止ボタンを押し続けても完全に停止できないことに気づいた。

マニュアルを読み直してみた結果、恐ろしいことに気づいた。

「アラームが鳴っているときにアラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。」

これは鳴り続けている3秒間の間押し続けなければ完全に停止することはできないということなのではないか、と。

そして、「アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止する」ため、アラームを完全に止める事は不可能なのだということも。

大音量で鳴り続ける目覚まし時計を前に、私は途方にくれたのだった。

追記

結局、私は時計の電池を取り外して止めた。もうこの時計に電池を入れることはないだろう。

id:lionfan

lilybells様、ありがとうございます。

こちらの想定は「その2」のほうでした。

これは淡々としたタイプの書き方でしたね。

2007/11/16 22:58:45
id:ugi1010 No.7

回答回数39ベストアンサー獲得回数3

ポイント30pt

>>アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、

>>アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。

この仕様でいくと、「そのボタン」を押した時点で5分後に設定されるので、

いつまでも止まらず、しかも、だんだん音が大きくなることですね。

 

仕様書どおりだと次の文はスキップされる

>>アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

>>アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

 


これは、恐いと思います。

 

私は実は昔はプロのプログラマでして(OOPが理解できない古いプログラマ)

こういうプログラミングは結構やった経験があります。

 

とは言っても答えが合っているかどうかは分りませんが...

id:lionfan

ugi1010様、ありがとうございます。これで正解です。


今回のクイズは、今朝、そばをゆでたときの

キッチンタイマーの音からおもいついたのですが、

(時間が来ても放置していたら、止まると思っていたらなかなか止まらなかった)

プログラミングでの失敗(無限ループ等や予期しない出来事への対処の失敗)に似ている、と思ったので、

すぐ出題してしまいました。


ugi1010様も、ぜひ出題側にまわって頂ければと思います。

2007/11/16 23:02:40
id:sayonarasankaku No.8

回答回数940ベストアンサー獲得回数67

ポイント50pt

翌朝7時に私はアラームの音で目覚めた。


「はいはい・・・」

目覚ましに手を伸ばし、停止ボタンを押すとカチッという音とともに、アラームが止まった。


「あれ?これで止まったのかな?」

「違う。アラームがなっている間に3秒間押さなくちゃいけないんだ。」


5分後に先ほどよりも大きな音で鳴り出した目覚ましを手に取り、

「3秒間ね・・・」

とつぶやきながら、停止ボタンを長押ししようとした。

けれど、長押ししようとボタンを押したとたんに、また5分後にアラームがセットされてしまった。


そこで、私はやっと気がついた。

この目覚ましはアラームを完全に止める事ができない。

停止ボタンを長押ししようにも、押した瞬間にまた、アラームがセットされてしまうのだから・・・


5分後にはさっきよりも、もっと大きな音でアラームが鳴り出すだろう。

そして、その5分後にもまた・・・・

私は、目覚まし時計を握りながら途方にくれていた。

id:lionfan

sayonarasankaku様、その通り、正解です。

しかしみなさん小説が上手いですね。

みんなの文章を読んでいるほうが楽しんでます。

2007/11/16 23:05:12
id:FLOW_GAMA No.9

回答回数82ベストアンサー獲得回数10

ポイント60pt

私はアラーム時刻を明日の07:00にセットすると、床についた。




翌朝の07:00、私は枕もとに置いた目覚まし時計のアラーム音で目が覚めた。停止ボタンを押し、

しばらく布団の中でぐずぐずしていたら、再度アラームが鳴り始めた。ああそうだ、アラームは

5分おきに鳴るんだっけ。私はアラームを停め、停止ボタンを3秒間押し続けた。


そして台所へ行って朝食の準備を始めたとき、またもアラームが鳴り始めた。あれ、さっきは

停止ボタンを押す時間が短かったかな?今度は念のため停止ボタンを10秒くらい押し続けた。




台所へ戻って朝食を食べようとした時、またアラームが鳴り出した。初めの頃よりかなり大きな

音で鳴っていて、いい加減うるさい。アラーム音は、前回より大きな音で鳴るからだ。

しかしなぜ停止ボタンを押し続けたのに、アラームは止まらないんだろう?私はマニュアルを

確認してみた。そして、恐ろしいことに気がついた。




>アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

 アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください


この説明の通りだと、アラームが鳴っているときに停止ボタンを押し続けなければいけないが、




>アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、

 アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。


この説明の通りだと、停止ボタンを押した瞬間にアラームは即座に停止してしまうので、

アラームが鳴っているときに停止ボタンを3秒間押し続けるのは不可能ではないか!




アラームはもはや殺人的な音量で鳴り続けている。時計を布団で包んでみたが、

まったく効果は無く爆音を周囲に響かせている。停止ボタンを押しても、5分後にはさらに

大音量のアラームが鳴り始める。誰か助けてくれ!





以上が回答ですが、この回答ですと、ホラーなのにあまり怖くないですね。徐々に

大きくなっていくアラーム音を止められない恐怖!をうまく文章にするのは難しいです。

「アラームが鳴っているときに停止ボタンを3秒間押し続けるのは不可能」という

結論だけ書いて、あとは読者にストーリーを想像させたほうが良かったかも知れません。

id:lionfan

FLOW_GAMA様、いえいえ、じゅうぶん怖さは伝わってますよ。


また、この問題はどちらかと言うと

「ホラーとしての怖さをうまく小説で表現する」ことに重点がある点を

理解して頂いているのも、出題者としてはすごくうれしいです。

2007/11/16 23:07:30
id:chaxkin No.10

回答回数37ベストアンサー獲得回数4

ポイント30pt

アラームが鳴る。

>アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

>アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

アラーム停止ボタンを3秒間押し続ける。

>アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、

>アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。

3秒間押し続ける前にこの機能が作動し、5分後に再設定される。

>5分後には、アラームは前回より大きな音で鳴ります。

5分後、より大きな音でアラームが鳴る。

>アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに

>アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

アラーム停止ボタンを3秒間押し続ける。



止めようとすればするほど音が大きくなる目覚まし時計、という点がホラーなのではないでしょうか。



最終的には電池を抜くしかなくなるんでしょうね。

id:lionfan

chaxkin様、ありがとうございます。そのとおりです!!

(トリビア・・・むげん地獄は、一瞬の間もなく苦痛が来るという意味なので、無間地獄が正しいとか)

ではでは、回答を締め切ります・・・。

これだけ名回答がそろうと、こちらの正解を示すのも気がすすみませんが。

2007/11/16 23:10:45
  • id:FLOW_GAMA
    もう回答10件来てしまいそうなので、あまりまとまってないんですが回答してみました。
  • id:lionfan
    FLOW_GAMA様、ありがとうございました。
    今回はこちらもあまり考えず出題したのでお気軽にどうぞ。
    むしろ「このようなタイプの問題をみなさんも作ってみてください」
    と、お願いするほうが主ですので。
  • id:dungeon-master
    残念、長文書いている間に、締め切られちゃった。



    『ぴぴぴぴ ぴぴぴぴ ぴぴぴぴ…』
    遠くで鳥の声がする…
    「いや、もう朝か。」
    私はもったりした動きで手をアラーム停止ボタンに伸ばした。「あと、5分…」

    悪夢の始まりであった。


    『ぴぴぴぴっ ぴぴぴぴっ ぴぴぴぴっ…』</span>
    「ああ、もう5分たってしまったか。」
    寝ぼけ眼で07:05の表示を確認。「もう5分、OKだよね」
    アラームを止めて布団にもぐりこむ。
    まあ、こんな性格だから新しい目覚ましを買ったのだ。
    完全停止をしない限り、5分毎に繰り返しアラーム設定してくれる。
    いいぞ、これなら二度寝のまま寝過ごしたりなんかしない。

    『ぴぴぴーっ! ぴぴぴーっ! ぴぴぴーっ!…』
    「おおう?」
    マニュアルに有るとおり5分前より確実に大きくなった音に、すこし驚きつつ、
    アラーム停止ボタンを押す。
    『ぴ』。瞬時にとまる。
    「さすがに、もう起きないとやばいかっ」
    ぺしぺしと頬に活をいれながら、洗面所に移動。

    「効果抜群だね。」顔を洗いながら、時計の箱に書いてあった能書きを思い出す。
    たしか、『バッテリーは5年間保証で交換不要』。いいねえ、電池交換は面倒だし。
    『象が踏んでも壊れない』。いつぞやのは、ベッドから落としただけで壊れたけど、
    投げ飛ばしたり踏んだりしてもOK。ちょっとやそっとの衝撃でも壊れないというのは
    安心だね。そんでもって、時刻は電波で自動的にあわせられる。いい買い物をした。
    いい気分で顔を洗い終わって、歯ブラシに手を伸ばしたとき。
    『びびびーっ!!! びびびーっ!!! びびびーっ!!!…』
    おやしまった、完全停止にするのを忘れていたようだ。寝室に飛んで戻る。
    「えっと、完全停止はアラーム停止ボタンを3秒間おす、と。」
    昨日斜め読みしたフレーズを思い出して、ボタンを押した。
    『び』。瞬時に鳴り止む。
    なんか違和感があったが、そのまま3秒間ボタンを押し続けた。
    ちょっと、あわてて走ったせいか、お腹が動き出してきた。「トイレ、トイレ」

    そして、一息ついたときだった。
    『びっびっびー!!! びっびっびー!!! びっびっびー!!!』
    またあのアラームが更にパワーを増して聞こえてきた。
    「あれー?、ちゃんと止めたよな?」とりあえず寝室に戻る

    うるさく鳴り響く目覚ましのアラーム停止ボタンを押し、アラームが止まっても
    押し続けたまま、夕べから出しっぱなしのマニュアルを目の端で見つける。
    肘で目的のページを押さえつけ、完全停止のくだりを読み返す。
    「えーと『アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときにアラーム
    停止ボタンを3秒間、押し続けてください。』だよな。確かに3秒は押していたぞ?。
    押したらアラームがとまって、そして3秒だろ?」
    ここで先ほどの違和感がよみがえり、ちょっと考えた。
    「まてよ、『アラームが鳴って時に』だって?まさか『鳴っている間に』って
    ことなのか。いや、そんなはずはないよな。押したら瞬時に鳴り止むって…」
    『びきびきびー!!! びきびきびー!!! びきびきびー!!!…』
    「うわぁ!」
    アラーム停止ボタンが押されたままで、悪魔のマシンが雄叫びを上げた。


    困った、どうやら、一度押しなおさないと鳴り止まないらしい。
    放ったまま出かけるわけにもいかない。
    電池を外そうにも、5年保証のバッテリー交換なしを謳っているだけあって、蓋らしき
    ものはどこにもない。それどころか、ネジ穴一つ見付からないのだ。
    アラームが止まっている間にアラーム設定時刻を変更しようとしても、つまみは時刻を
    さかのぼる方向にしか動かない。つまり、直ぐに現在時刻に合ってしまい、アラームが
    鳴り出し、止めると5分後の時刻に再設定される。
    そして、つまみはアラームがなっている間は動かない。

    金槌を持ち出して思い切り叩いてみたが、かすり傷も付かない。なんて頑丈なんだ。
    風呂の残り湯につけてみたが、防水も完璧らしい。
    音は殆ど小さくならないのに、アラームの振動で水面が波打ってすかり水浸しだ。
    もう、アラーム音がかなり大きくなっている。
    「あかん、最悪だ。なんて買い物をしてしまったんだ。」
    鳴りっぱなしのまま、冷蔵庫に突っ込む。ああ、非常ベル程度には音がましになった。

    1つはっきりした。
    これ以上の状況悪化を防ぐには、このアラームを止めてはならないのだということが。

  • id:lionfan
    dungeon-master様、ありがとうございます。
    で、悔しいことに申し訳ないことに、
    ホラーとしては、dungeon-master様の文章が、僕にはいちばん怖さが伝わりました。
    ポイントの送信と「投げいるか」(投げキッスみたいなもの)をさせて頂きます。
  • id:lionfan
    ---------- 謎解き・マニュアル・ホラー「はてな目覚まし時計」解答編 ----------


    D菜はしばらく考えた。

    D菜「たぶんオチはわかる・・・だんだんアラーム音が大きくなる、っていうんでしょ?」
    B美はうなずいた。
    B美「どうして?」
    D菜は文章をじっくり読み返した。

    D菜「アラームを完全に止めたいときは、
       『アラームが鳴っているときに』
       アラーム停止ボタンを3秒間、押し続ける」必要がある。

       でもアラーム停止ボタンを押すと、アラームは「即座に停止」しちゃう。
       だから『アラームが鳴っている』ときに、
       『アラーム停止ボタンを3秒間、押し続ける』ことは不可能よ。

       ボタンを押さなければ、アラームは鳴り続ける。

       アラームを止めるにはボタンを押すしかないんだけど、
       ボタンを押しても、5分間、先延ばしができるだけ。
       しかもどんどん音は大きくなっていくんだから・・・これはすごく嫌な時計ね」

    B美はうなずいた。
    B美「うん。あとはそれが上手く伝わるような小説をかいてくれればいいわけ」

    D菜はうへぇ、という顔をした。
    D菜「わたしにとっては、B美の言葉こそホラーなんだけど」

    D菜はぶつぶついいながらも小説を書いた。


    ■D菜の答え

    意識の奥で、かすかにピピピ・・・という音が聞こえた。
    ・・・ん・・・何の音だっけ・・・
    あ、そうだ、昨日、新しい目覚ましを買ったんだっけ・・・。

    私はねぼけまなこでベッドから起きると、目覚ましのボタンを押した。
    これであと5分、延長されるはず。今日はもう少し寝ていたいの。

    幸せな気分でうとうとしていると・・・ピピピピピ。
    今度はすこし大きな音だった。うん、マニュアル通り。

    私は意を決して、起きることにした。気持ちの良い朝だ。
    ボタンを3秒押して・・・と、これでいい。
    すてきな目覚まし時計だ。私は良い買い物をしたことを誇らしく思った。

    鼻歌を歌いながら、洗面所で歯を磨いていると・・・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ。
    私は驚いた。あれ? さっき止めたんじゃなかったっけ?

    私は目覚まし時計に戻ると、ボタンをしっかり押した・・・10秒ほど。これでいい。
    そして私は口をゆすぎ、寝間着から着替えていると・・・

    ビ・ビ・ビ・ビ・ビ・ビー・・・・

    かなり大きな音だった。私はあわてて目覚ましのボタンをしっかり長押しした。
    止め方、これでいいんだよね?

    私はマニュアルを探した。あれ、どこにやったっけ・・・。
    探しているうちに目覚ましが鳴る。

    ビーッ・ビーッ・ビーッ・ビーッ・ビーッ・・・・

    わたしはあわてて時計に戻ってボタンを長押しする。
    電池を抜きたいのだが、電池蓋が見あたらない。なんなの? この時計。

    ようやくマニュアルを見つけた。あわててめくる。

     アラーム停止ボタンを押すとアラームは即座に停止し、
     アラーム時刻は自動的に5分後に再設定されます。
     5分後には、アラームは前回より大きな音で鳴ります。

    そんなのわかってる。

     アラームを完全に止めたいときは、アラームが鳴っているときに
     アラーム停止ボタンを3秒間、押し続けてください。

    うん、だから、これでいいんだよね。なのにどうして止まらないの?

    ビビーっ、ビビーっ、ビビビーっ・・・・

    目覚ましは、もうシャレにならないくらい大きな音になっている。
    もう完全に、隣の部屋にも聞こえてるレベル。

    マニュアルを読み返し・・・そして気づいた。

     アラームを完全に止めたいときは、
     『アラームが鳴っているときに』
     アラーム停止ボタンを3秒間、押し続ける」必要がある。

     でも、アラーム停止ボタンを押すと、アラームは「即座に停止」しちゃう。
     だから『アラームが鳴っている』ときに、
     『アラーム停止ボタンを3秒間、押し続ける』ことは不可能なのだ!

    私は青くなった。この時計、あと2分でまた鳴り出してしまう。
    しかも、前より大きな音で。

    ボタンを押さなければ、騒音を出し続けるだろう。
    かといって、ボタンをおしても5分しか止められない。
    しかも、次はもっと大きな音で鳴り続けるのだ。

    ドアの外でノックの音がドンドンと聞こえる。
    すごくイライラしているようだった。
    ああ、どうしよう。次に鳴り出すまであと30秒・・・。

                            (おしまい)

    ---------- 謎解き・マニュアル・ホラー「はてな目覚まし時計」終わり ----------
  • id:FLOW_GAMA
    lionfanさん、出題おつかれさまです。
    「アラームが鳴っているときに停止ボタンを3秒間押し続けるのは不可能」というのは
    すぐにわかりましたが、ホラー小説にするのは難しかったです。

    他の回答にもあるように、現実にこんな時計があったとしても、時計の電池を抜いて
    しまえばアラームはすぐに止められるんじゃないか?と私も思っていました。
    電池のことを文章に書いてしまうと怖くなくなると思い、考えましたが結局
    解決できず、迷いましたが電池のことはまったく書きませんでしたが、


    コメント欄のdungeon-masterさんの回答で、
    『バッテリーは5年間保証で交換不要』
    『象が踏んでも壊れない』
    『完全防水』など、

    私にはこのような発想は出てきませんでした。これならどうがんばってもアラーム音を
    止められない恐怖が伝わります。すごい発想力だと思いました。
  • id:kuro-yo
    プログラマーのはしくれなのに、わからなかった…(汗)(正常性バイアス?)
    なんか、保険の約款(時代遅れの治療方法でないと治療費が出ないとか)とか詐欺の手口(振り込め詐欺とか)にも似てますね…

    〜〜〜

    朝。私はアラームの音に目が覚めた。

    アラームをとめてから3秒後、私はある事に気付いた。
    さらに2秒後には脳内シミュレーションを完了していた。
    そのさらに1秒後、私の手は時計のアラームを昨日の日付にセットしていた。

    …そういえば、昔、飲み屋にこんな張り紙があった:「今日はつけ払いをしておりません。明日はしております。」

    〜〜〜

    朝。私はアラームの音に目が覚めた。

    どうやら、アラームを止めてからそのまま眠ってしまったようだった。
    私がお昼にやっと目をさますと、枕元には時計の部品と思われるものが、粉々になって飛び散っていた。
    ボタンを押したつもりが、どうやら、たたき壊してしまったらしい。

    〜〜〜

    朝。私はアラームの音に目が覚めた。

    …目覚まし時計は、まだ5時だった。アラームは5分おきに隣の家から聞こえていた…。
  • id:kuro-yo
    朝。B美はI穂からもらった目覚まし時計のアラームで目を覚ました。

    アラームをとめるためにボタンを押したその手を持ち上げようとした瞬間、
    B美の脳裏をあるものがよぎった…

    その日の午後、学校でI穂がB美に声をかけた。

    I穂「どうだった?私があげたはてな目覚まし時計。」
    B美「アラームが二度鳴っただけだったから、おかげですっかり目が覚めたわ。」

    この会話を聞きつけたD菜が不思議に思って聞き返した。

    D菜「え、5分おきになるんじゃないの?」
    B美「寝起きとはいえ、私がそんなヘマをするわけないじゃない。」

    D菜が、わからないわ、というそぶりをすると、B美は言った。

    B美「ただね、5分と3秒間、トイレに行くのを我慢させられたけどね。」

    〜〜〜
    誤字と勘違いを修正しました(笑)
  • id:lionfan
    kuro-yo様、すごい!!
    完全に想定外でしたが、言われてみれば確かに!!
    少なくとも試す価値は大いにありそうです。
    よく思いつきましたね。最高のプログラマです!!
  • id:takejin
    マニュアルといえば・・・
    某有名光学メーカのカメラの保証書に、
    「末永くお使いください。」
    との記述があったそうな。
    その製品は、はるか半世紀ほど前に発売されましたが、まだ部品を捨てることができないそうです。
    製造業としては、最大のホラーかと・・・
  • id:takejin
    知らぬ間に始まって、終わってしまったので、日記にサンプルを書いてみましたよー。ホラーになってませんが、どうでしょうか。
    もう、誰も読んでないかな。
  • id:kuro-yo
    ↑いやもう、めっちゃ怖いです…。

    〜〜〜
    B美は、厳重な包みをとくと、丈夫なタッパーに入った目覚まし時計を取り出し、それをI穂に差し出した。

    B美「せっかくもらったけど、悪いけど返すわ。」
    I穂「そう。どうやらそのタッパーは開けちゃいけないようね。」

    D菜はその会話をききつけ、I穂に聞いた。

    D菜「どうして開けちゃいけないの?というより、どうしてタッパーに入ってるの?」
    I穂「それはね、…ほら、食品を保存するのに、容れ物の空気を抜くってのがあるでしょう?」

    I穂の言葉を聞きながら、B美はだまって、鞄からポンプを取り出した。
  • id:takejin
    「真田技術主任、なんですか、その丸い物は?」
    と、ヤマトの第三艦橋で、古代は真田に尋ねた。真田の手には、透明な球体が乗っている。中には、旧式な目覚まし時計が浮いている。
    「いやー、昨日プレゼントに目覚まし時計をもらったんだがね、音が止まらなくて難儀したよ。」
    「で、なんで、そんなものを?」
    真田は頭を掻きながら、
    「うるさいもんだから、音が伝わらないように、これに入れて真空にしたんだ。しかし、接触する部分があって、やっぱりうるさい。」
    「これが、うるさいんですか。」と古代。
    真田は続ける。
    「そこで、こんなこともあろうかと、『振動体空間位置固定装置』を用意しておいたから、この球体に取り付けて、振動を完璧に遮断したんだ。」
    「へええ。」
    とわかったのか、判らないようなあいまいな返事を古代はした。と、そのとき、壁際のドアが開き、アナライザーが飛び出してきた。そのアンテナの先に球体が引っかかり、ヤマト特有の強い引力に従って落ちた。
    球体が破壊された。
    真田が「ま、まずい・・」といい終わらないうちに、信じられない大音響が響き始めた。

    近くの宇宙空間でヤマトの様子を伺っていたデスラー総統は、首をかしげていた。
    「ヤマトめ、何をしている」
    艦橋のモニターには、第三艦橋を自分で切り離し、遠ざかっていくヤマトの姿が映っていた。
  • id:lionfan
    takejin様の答えを読んで、
    ようやくkuro-yo様の「タッパー&ポンプ」の意味がわかった次第。
    まだまだ修行が足りませんでした・・・。
  • id:takejin
    D菜「ねぇ。どうすればいいの。」
    D菜の前には、目覚まし時計が置いてある。
    D菜「あと40秒で鳴っちゃうよ。かなり大きな音になっちゃう。どうしよう。」
    B美は軽く微笑むと、D菜に言った。
    「いいわよ、止めてあげる。私が押してって言ったら、三秒間だけ停止ボタンを押して。」
    D菜は半信半疑ながら、停止ボタンに手をかけた。
    B美「いい?」
    D菜「まだ20秒ああるわ。もう押しちゃうの?
    B美「3、2、1、押して。」
    D菜は首をかしげながら、停止ボタンを押した。と同時に、B美の手には携帯が握られ、タイマーのアラーム音が発せられていた。
    B美「もういいわ。3秒経ったから。」
    D菜「どうゆうこと?あと10秒あるけど。」
    B美「すぐわかるわよ。あと、5、4、3、2、1」
    目覚まし時計は鳴らなかった。

    B美「いい?『アラームが鳴っているときに3秒間押し続ける』のよね。」
    D菜「ええ、そうだわ。」
    B美「でも、このマニュアルには、この目覚まし時計のアラームが、とは書いていないわ。」
    D菜「え?」
    B美「だから、携帯のアラームでもいいわけ。わかった?」

    -----------------------------------
    こんな「インテリジェンス」を組み込むほうが大変ですけど。
  • id:lionfan
    takejin様、そう来たか!!
    まったく出題者の想定もしなかった別解があるというのは、
    すごくうれしいもんですね。
  • id:takejin
    結構、面白いです。
    こういう「揚げ足取り」って、好きですね。
  • id:kuro-yo
    この話をアナライザーから聞いた佐渡は、おちょこの酒を飲み干すと、言った。
    「宇宙空間に捨てりゃ済む話じゃろて。」
  • id:kuro-yo
    朝。私は3度目のアラームを聞いた。
    まずい、なんとかしなければ。

    …そうだ!はてなで聞こう!

    質問を書いている間にも1回アラームが鳴った。
    最初の回答が届くまでに、さらに2回のアラームが鳴った。
    あーあ、こんなに丁寧に書かなくたっていいのに!
    読んでいる間にさらに1回アラームが鳴った。

    なるほど、次のアラームが鳴ってから5分3秒の間、押し続ければいいのか。
    それなら、テープでボタンを固定するだけでもいいな。
    よし、こうしてこうして…。できた。

    時計のアラームはやっと鳴り終えた。

    しかし、5分後、なぜかラジオからアラームが聞こえてきた。
    なんとか同じ方法で止める事ができた。

    次は、テレビだった。その次はパソコン。その次はピアノ。その次は玄関のベル。その次は電話。
    とにかく、音が出るものはみな、はてな目覚まし時計に変化してしまっているようだ。
    そうこうしているうちに、電子レンジや炊飯器、はてはガス漏れ検知器や火災報知機まで鳴りだした。

    …ようやく、家の中にある全てのアラーム(?)を止めた頃には、もう夕方になっていた。
    椅子に腰掛け、さんざんな目にあったな、とため息をついた:「ピピピピピ。ピピピピピ。」

    思わず口を両手で覆った。はたして、5分間、息を止め続ける事ができるだろうか…。
  • id:takejin
    うはは、だんだんシュールになってきてる。


    なんだか、周りがさわがしいなぁ。上の部屋からは、坂本竜馬の「小さいことにくよくよしてはいかんぜよ」という大声が聞こえるし、隣の家からは「おい、起きろよ!」というバイキンマンの声が聞こえる。壁の向こうからは、「ねぇ、起きてよ」って艶っぽい女性の声が漂ってくる。
    と、耳元では、「シュワッチ!」と叫んでるウルトラマンがいる。

    あーあ、しかたないか。日本中の目覚まし時計が「同じマニュアル」だからな。
    しかし、日本の電池は高性能だなぁ。

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