ミスが許されないからですか?長時間集中する体力と知力が必要だからですか?
(最近、東大医学部は偏差値エリートに辟易して入学後、適正のないものは転部をすすめているそうです。)
メディカルスクールが設置されている米国などはどうなっているのでしょうか?また、戦前はナンバースクールから案外すんなり入れる仕組みだったのでしょうか?
よろしくお願いします。
医学部経営の立場から考えると、学校の評価と言うものが非常に大切です。
そして、医学部を評価する重要な要素の一つが、医師国家試験の合格率です。
当然合格率が高い学校は、人気が出ますし、合格率が低ければ敬遠されます。
偏差値的な成績の上位の人を入学させた場合と、偏差値的なものを排除して性格テストで選抜した人を入学させた場合とでは、前者の方が医師国家試験の合格率を高くなることが期待されます。(性格テストで選抜ということ自体が差別ということで非難される可能性もあります。)
これは、超有名校には当てはまりませんが・・・。
また、偏差値的な評価というのは、個人の能力及び目的に対する努力に対して、一定の評価を下せるものですので、入学後の教育についていける人間を選抜するためには非常に有効です。また、一度に低コストで大量の選抜を行なうにもよい方法です。
上記の点から選抜法として偏差値的評価を取り入れていることと、医師という職業の人気が高さがあいまって、必然的に偏差値的な評価の重要性がアップしているだけという考え方も出来ます。
(偏差値的評価以外に、低コストで大量の選抜を行なえる方法が出てくれば、今後は変わっていく可能性があると思います。)
国家試験予備校化してて、臨床の技術なし、患者との対話力なし、仕事の段取り力なし、リーダーシップ、運営力なしとないないつくしのようですね…。
数学と物理、化学は基礎重視にして、もう少しバランスの取れた科目配分すれば
いいのではと思います。チームワークを必要とする部活経験必須など。
あとは、器用さを見る実技試験取り入れてほしいですね。歯科医は特に。。
少年犯罪事件も医系受験者が多かったように思います。。
アメリカのような形もなかなかいいと思います。
個人的な考えですが、
そんなわけで、少ない定員に対して人が殺到して、必然的に偏差値が上がってしまうということだと思います。おまけに、医学部以外の学部もある国立大学では医学部だけのために新たに問題を作るのが面倒なのでたいてい他学部と同じ問題を使い、しかも狭き門となってしまうため点数が異常なまでに必要とされてしまいます。改善策としては、入学試験→卒業試験→国家試験という両端だけでなく、中間でももっとチェックをかけていって、生徒をふるいにかけていくことが考えられます。
これは余談ですが、医師としての適正を見るために面接を行う大学もあり、実際点数はあったのに面接で落ちた人の話も耳にしています。
短い時間の面接で、人格がばれるとは相当ひどかったですかね。
東大は入学後にふるいにかけるようにしたため、面接をなくしたようです。
アメリカの大学院に入るときに推薦状を何通か必要とするというのは
いい仕組みだと思います。
昔、医師になろうという人は小さいころからなぜか明確なビジョンがあって、あらかじめ強い意志を持ってその道を決めている「天職系の人」が多かったような気がします。
最近は、なぜか間違って入る人多いかと。大学入学人口が増えすぎた結果ですね。
お金だけでよくがんばれるなあとも感心しますが。やはりおいしい所あるんでしょうね。
昔: 医師になりたい+本人の素質あり→一生懸命勉強する(先生や地域、周りの協力、貧しさの中で精神的な糧も得る)→普通にしっかりした医師
今: 偏差値届きそう+他学部よりお金儲かる→素質ないけど予備校いけばなんとかなる(塾、予備校は生徒をお客扱いかつ、ビデオあるいは人間関係のない講義)→よくわからない医師(元々、才能なく容量オーバーで無理して入るので勉強の過程で人格が犠牲になる場合もあり。)
といった感じですか。偉そうに書いてしまいましたが。
昔は昔で、いいかげんなこともしていたと思いますが。
すでに出ている回答で、現在も医学部の偏差値が高いと思われる理由は出尽くしていると思いますが...
京都大学の学生数を見ると、1年104人(4人が留年?)、2年105人(9人が留年?)と留年も多いようですね。
実際、基礎の解剖学・生理学・生化学あたりで覚える知識量や、正常解剖で精神的な重圧のため、ついてけない学生がいるといった話を聞いたことはあります。
なので、高い基礎学力とモチベーションがないと医学の勉強は続けられないのが現実ではないでしょうか。
医師国家試験に特化した予備校や授業(特に私立)もあるようですが、それはそれで偏差値重視より違和感を感じます。
偏差値偏重といわれながら、昔と変わっているところ
これで、少しでも幅広い人材が医学部に入学できるようになっていくのではないでしょうか。
最近は成績を本人が開示請求できるので、面接で落ちたというのはわかるかもしれないですね。
参考サイト
すでに調べられていると思いますが、アメリカも医師になるのは難しいようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A...
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2003dir/n2519dir/n2519_14.h...
いろんなブログありますね。寄付金で入る2世は、生徒の通学用に外車がたくさん並んでる大学もあったりして、平民には理解できない面も多々ありますが、試験で人格を壊してない点、ある意味バランスのとれた子も時々いるかも?
アメリカ事情詳しく見てみます。ありがとうございます。
平均的な医療はこちらが日本が普及してるかもですが
野球選手が手術のために渡米するのは、何か違いがあるからでしょうね。本来、細かい仕事は日本人の専売特許のような気もしますが…。
医者になる方法
のサイトの医学会の裏の面や文系出身者の編入可能な話など
たいへんためになりました。じっくり読んでみます。
医師=すばらしい人という甘い幻想は捨てないとだめかもですね。
まあ、もう少ししっかりとゆっくりと他のこともしながらなって入学してほしいですね。あれだけの学習を早期教育とは言え、10代に詰め込むとなるとどこかに弊害が出てくることもあるでしょうね。入学後もさらにハードで、ますますペーパーテストマシーン化するのですから。
病院に試験技術のある人ばかり集めてもしかたないかと。学校ではないのですから。