夏も終わり、一時のブームも去ってしまった都市伝説ですが、新しい自作の都市伝説を募集したいと思います。
以下の点に注意して、創作してみて下さい。
①オチは大事です。ちゃんと「話のオチ」をつけて下さい。最後に笑えたり、感心したり、怖え~と思えたりする展開がオチです。
②読み物として面白い文章を心掛けて下さい。
③既にある都市伝説は書かないでね。自作のものだけを募集します。
④怪談話でもOK(むしろ好き)
悪い例;カ○ビーのポテチにハート型のものがあるらしい。
【以下はNigitamaによる創作ですべてフィクションです】
えー、みなさん回答しないようなので、私が先陣をきってみたいと思います。あまりデキが良くないですが多めに見てやってください。
さて、あまり知られていないことなんですが、「携帯電話の通話記録はすべて管理されている」というのをご存知でしょうか?
まさか!と思う人もいるかもしれませんが、これは人間の歴史で長いこと行われ続けてきた情報統制のひとつに過ぎません。驚くことではないでしょう。
私たちが携帯電話で通話をすると、その声は暗号化された波となって飛んで行きます。暗号化されたものがあるということは、当然符号化(暗号を解く)できるものがあるということです。
この暗号化のしくみ(ナントカCDMAとか言う名前をきいたことがあるでしょう?)はアメリカやヨーロッパ、日本などがみんなで考えた暗号方式です。そこには各国の「情報統制」への思惑をベースとした研究開発が行われてしかるべきです。研究者たちも研究をするにはお金が必要です。スポンサーの意向には勝てないのはどの時代、どの国でも共通していますね。ここまで普及した便利な携帯電話ですが、国家の情報統制の思惑を背景にしていたということは意外に知られていないようです。
さて、私たちは毎日そうした暗号方式で通話をしているわけですが、国民の通話は、各都道府県の都道府県庁の地下に設置された情報管理部ですべて符号化されているんです。(東京や大阪などの大都市は情報管理部が特別に複数あるところもあります。)
もちろんすべての通話を人間が聴いているわけではありません。すべての通話内容はコンピュータで処理されているのですが、NTTと共同開発した音声フィルタリング機能を使って、国家犯罪や凶悪テロと関連の深いワードが検出されるとただちにスタッフの生の耳に届く仕組みになっています。たとえば「○×■(宗教団体名)」というワードが検知されるとすぐにその通話内容がスタッフのもとへリアルタイムで転送されるというわけです。
国の安全はこうしたカタチでも守られているんですね。ただ、社会保険庁同様に、従業員には不埒なやからもおりまして芸能人の通話記録や片思いの異性の通話記録を調べる人もかなりいるそうなんです。
これを知ってしまったら、おちおち変な電話はできなくなりますよね。え?私の話、信じていないんですか?証拠がない?
困りましたね。証拠というほどのものではないんですが、情報管理部のスタッフも緒戦は人間、ミスも犯すんですね。
たとえば、あなたが過激な内容の通話をした日の次の日、携帯に変な時間帯の非通知着信がはいっていたことはありませんか?
情報管理部の人が誤ってあなたの携帯に接続した証拠です。もし彼らとコンタクトをとりたいなら、過激な内容の通話を繰り返し、さらに24時間体制で携帯を監視して非通知着信が来るのを待ち続けるんです。
非通知が来たら「もしもし?情報管理部ですか?」と電話に出てみるもの良いかもしれません。その先の保障はできませんが・・・・。
信じるか信じないかはあなたしだいです。
回答有り難うございます。このまま誰からも返答がなければどうしようと思っていました。
さて、お話の評価ですが・・・・
面白いですね。オチもあるし、イイと思います。攻殻機動隊っぽくて好みです。
ただ、共感できるかといわれれば難しいでしょうか。30年ほど前ならば、謎のGメンが暗躍してるなんて話もありそうでしたが、今の役人を見ていると、するべきことすらやってない感じですものね。
よろしければ、再投稿もお願いします。(3回まで可能です)