技術的には全くおっしゃるとおりですが、通信の秘密の保持は単に電気通信事業法で要求されているのみならず憲法に規定されていることであり、憲法の規定に反する法律はこれを制定し得ないことから憲法改正でもされない限りはご指摘の状況は生まれないと思われます。
付記すると憲法改正においても現行憲法で認められた人権を後退させるような改正は認められないとする学説が有力ですのでますますご指摘の状況が生まれる余地は少ないと思われます。
技術的な懸念事項を示すと、極めて微妙な時間帯(書き込みlogが**分10秒、ISP側の当該接続記録が11秒まで)のようなlogであれば彼我のサーバの時計が完全に一致しているのか(標準時に対して完全に正しく校正されているのか)などの検討事項があるように思います。
logから当該接続記録を検索するには、その時刻が正しいことが要求されます。
電気通信事業法(第4条)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S59/S59HO086.html
憲法(第21条2項)
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s3
憲法改正限界説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A...
間違っていません。
ユーザのダイアルアップ(PPPoE等を含む)時には認証処理を行うので、認証サーバのログである程度の情報をえられるでしょう。
現在も、犯罪捜査などの場合、プロバイダより接続者を特定する情報を得ています。
また、先般、犯罪対策の観点から、法律により、プロバイダはこのようなログを保存することが義務づけられたハズです。
ありがとうございます。プロバイダ側の「IPアドレス貸し出し記録」が盤石になれば、書き込みを受ける側がアクセスログを個別に持つことで、(発言ごとに)"プロバイダ契約者" 単位での追跡は可能になるわけですね。
あっています。
ただ、秘密を守る義務が無くなることはありえないでしょうね。
ちなみに、私は現段階ではまだまだネットの規制はあまいと思っています。だって、個人を特定するの難しいですもん。
所詮、これらは「どこのパソコン」から書き込みがされたかを特定できるだけですからね。
ネットだけで完結するような犯罪なら絶対ばれずに行うことは可能です。
ありがとうございます。外から分かるのは、「あの家の誰か」「あの会社の誰か」くらいですもんね。でもまぁ、ナンバーのついた車で外を走るのと同じくらいの識別は出来る「場合もある」って所でしょうか。
3つの質問、すべて間違ってないと思います
しかし、将来的にもログが万人に対しオープンになることはないと思います
ありがとうございます。万人にオープン…というのは、もう、国家がひっくり返るくらいの事がないと、とは思っています。
技術的には全くおっしゃるとおりですが、通信の秘密の保持は単に電気通信事業法で要求されているのみならず憲法に規定されていることであり、憲法の規定に反する法律はこれを制定し得ないことから憲法改正でもされない限りはご指摘の状況は生まれないと思われます。
付記すると憲法改正においても現行憲法で認められた人権を後退させるような改正は認められないとする学説が有力ですのでますますご指摘の状況が生まれる余地は少ないと思われます。
技術的な懸念事項を示すと、極めて微妙な時間帯(書き込みlogが**分10秒、ISP側の当該接続記録が11秒まで)のようなlogであれば彼我のサーバの時計が完全に一致しているのか(標準時に対して完全に正しく校正されているのか)などの検討事項があるように思います。
logから当該接続記録を検索するには、その時刻が正しいことが要求されます。
電気通信事業法(第4条)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S59/S59HO086.html
憲法(第21条2項)
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s3
憲法改正限界説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A...
電気通信事業法と憲法の該当箇所、ありがとうございます。誰か教えてくれないかなと思ってました(笑)。勉強します。私自身、危険な思想の持ち主ではないのですが、憲法が根本的に崩壊するのは例えば、どういう状況でしょう?例えば、まんが「太陽の黙示録」のように、国家が崩壊するほどの天災に見舞われた後、どこかの国家の支配下に入るなどの状況でしょうか。
認識は間違ってないですけど、
アメリカとかでプロキシーサーバーサービスが提供されたり
して(^^;
http://blog.arasitaisaku.com/2006/11/post_82.html
そうすれば、追跡が難しくなります。
プロバイダ責任制限法、個人情報保護法、プロバイダとの契約事項
があるわけですが、「個人情報保護法」があるために守られている
らしいという認識です。
>大規模にIPアドレスの付与歴等のログ
を公開されても、IPと契約者を結びつける情報がありません。
契約者情報も公開されている状況ということは、個人の預金残高や
その他もろもろの情報がお手軽に手に入る社会になってると
思われるので、インターネットだけそういう状況になりえないと
思います。
契約者情報を無条件に公開しなくても良いというのが
その時代で違法でなければ、需要がありますから、
契約者非公開サービスを提供してくる企業が現れるでしょう。
ありがとうございます。最後の1行の視点、確かにそうですね。NSI なんかだと、ドメインの所有者情報を伏せるような有料オプションがあったりするので、発想的には近いですよね。
電気通信事業法と憲法の該当箇所、ありがとうございます。誰か教えてくれないかなと思ってました(笑)。勉強します。私自身、危険な思想の持ち主ではないのですが、憲法が根本的に崩壊するのは例えば、どういう状況でしょう?例えば、まんが「太陽の黙示録」のように、国家が崩壊するほどの天災に見舞われた後、どこかの国家の支配下に入るなどの状況でしょうか。